キンプリ高橋海人『姉ちゃんの恋人』の「理想の弟」で役者に開花か

日刊大衆

高橋海人(King & Prince)
高橋海人(King & Prince)

 有村架純(27)主演のドラマ『姉ちゃんの恋人』(TBS系)で、主人公の弟を演じるKing & Prince高橋海人(21)が「理想の弟すぎる」と視聴者の間で話題のようだ。

 このドラマは、27歳、両親・彼氏ナシ。明るく前向きで、ちょっとガサツな“肝っ玉姉ちゃん”こと安達桃子(有村架純)が、同じホームセンターの配送部で働く吉岡真人(林遣都/29)と恋に落ちてしまうというラブ&ホームコメディ。

 桃子は高校3年生のときに両親を事故で亡くし、大学進学を断念。それ以来、3人の弟たちを養うために働き始めて9年目の27歳。それぞれ20歳、17歳、14歳となった弟たちと暮らしているが、高橋は大学生の長男・和輝を演じている。

 和輝は姉が職場の飲み会で帰りが遅くなると、弟たちのために好物のカルボナーラを作ってやるなど、姉弟のサポートができる優秀な真ん中っ子だ。また、姉の職場の同僚にもかわいがられていて、姉の上司の市原(小池栄子/39)もメロメロらしい。

 10月27日放送の第1話では、姉をさりげなく気づかうシーンで多くの視聴者を胸キュンさせたようだ。それは、安達家の朝食シーンで、和輝が炊事を手伝っているカットに続き、コルクボードいっぱいに貼られた、幸せそうな両親と子どもたちの写真が映し出される。

■有村架純を見事にサポート

 そして、4人が食卓に揃ったとき、テレビのニュース番組が「30代夫婦が車にはねられ死亡する事故が発生」と報じた。すると、和輝は桃子を見つめ(ニュースに対する桃子の反応は映されない)、無言でテレビを消した。桃子は一瞬、とまどったような表情を見せたが、笑顔に戻ると「ありがとう」と和輝に感謝。その言葉に和輝はうなずくだけだったが、両親の事故死で受けた心の傷が癒えていない、姉への気遣いが十分に伝わるシーンだった。

 そのあとは、末っ子のサッカーの応援に姉弟で行って盛り上がるのだが、和輝は「応援は良いんだけどさ、あんまり過激にならないで」と、興奮すると言動が乱暴になってしまう桃子にダメ出し。一転してコメディタッチな会話劇になり、和輝が家族の雰囲気作りも担っていることを匂わせた。

 そんな高橋の演技を見ていた視聴者は、ツイッター上で「幸せそうな姉弟に見えて、いろいろ抱えているんだろうなって、この一瞬の演技だけで分かるね〜!」「夢みたいな理想の弟」「高橋海人のあたたかい空気をまとった演技が、もうっ!」などと、称賛の声を寄せていた。

■年上女性との恋も楽しみ

 第2話の予告編では、和輝が、桃子の幼なじみである浜野みゆき(奈緒/25)に「みゆきさんは、俺の初恋の人なんです」と告白。みゆきの頬についたクリームを指でぬぐって食べて驚かせるシーンがあり、姉だけでなく弟の7歳差の恋も描かれるようだ。

 初回の平均世帯視聴率は9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、微妙な数字でスタート。メインの有村と林はもちろん、高橋の活躍にも期待したいところだ。

「ドラマでは長男役の高橋ですが、実際は姉を持つ末っ子であり、キンプリの中でも最年少の末っ子的存在です。メンバーに甘えつつも空気を読むことが得意技で、まわりを笑顔にするとファンの間では評判です。今回の役はそんな高橋のキャラにハマっているので、注目したいですね」(ドラマライター)

 10月29日放送の『VS嵐』(フジテレビ系)で、二宮和也(37)から指導を受けたと語っていた高橋海人。役者としての成長が楽しみだ。

「キンプリ高橋海人『姉ちゃんの恋人』の「理想の弟」で役者に開花か」のページです。デイリーニュースオンラインは、姉ちゃんの恋人奈緒King&Prince高橋海人小池栄子エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る