嵐「全員の主演ドラマ」の“NGチョイス”に「コレじゃない…」残念の声

日刊大衆

嵐

 今年の年末をもって活動を休止する。メンバー全員がそれぞれドラマでも活躍しており、フジテレビ系のドラマでは、過去に全員主演を張っている。

 10月26日に放送された特番『FNSドラマ対抗 お宝映像アワード』では、そんな嵐5人の出演ドラマからNGシーンがそれぞれ紹介されたのだが、一部では「コレじゃない…」と不満の声が出ているという。

大野智(39)は12年の『鍵のかかった部屋』、櫻井翔(38)は11年の『謎解きはディナーのあとで』、二宮和也(37)は『フリーター、家を買う。スペシャル』、松本潤(37)は12年の『ラッキーセブン』、相葉雅紀(37)は15年の『ようこそ、わが家へ』の順でNGシーンがそれぞれ紹介されました。

 ちなみに、NGシーンが紹介されたのは嵐ではなく、全部ほかの共演者たちでした」(女性誌記者)

『鍵のかかった部屋』で紹介されたNGは2つ。1つは、大野が立体模型を用いて事件を整理しようとした際に、新人弁護士役の戸田恵梨香(32)が「すごい! ちゃんと鍵もついてる」と話す場面。セリフは間違えていないが、兵庫出身の戸田がモロに関西のイントネーションで発音してしまいNGに。もう1つは、哀川翔(59)が訪れるシーンで戸田が演技中に思わずくしゃみをしてしまった、というものだった。

■二宮はNGっぽくないNG!?

「“お嬢様の目は、節穴でございますか?”のように、口調は丁寧だが口が悪い執事の櫻井が優雅に謎を解く『謎解きはディナーのあとで』は、執事の櫻井が“旦那様もたいそう心配しておいでです”と令嬢で刑事の北川景子(34)ジッと見つめながら話す場面で、北川が思わず笑ってしまう、という内容でした。笑われたことに対して“なんでだよぉ”と、素の口調になる櫻井はキュートでしたね(笑)」(前出の女性誌記者)

 母の病気をきっかけに主人公が成長し、家庭が再生する様子を描いた二宮の『フリーター、家を買う。』では父親役の竹中直人(64)がNGを出した。二宮、ヒロイン(香里奈)、父(竹中)、母(浅野温子)の4人で食卓を囲む場面だった。

「香里奈が、夫婦のなれそめを聞こうとするシーンだったんですが、香里奈の“社内恋愛ですか?”という問いに竹中は“いや、寿美子(浅野)は取引先の……”と続けるはずだった。ところが、竹中は“いや”のあとビールを飲んでそのまま無言。しかし、竹中の雰囲気が絶妙だったせいか全員アドリブと勘違いしてしまい、しばらく演技は続いていました」(前同)

 雰囲気そのものはよかったものの、次のセリフに移った際に、竹中が「あっ! いや、ちょっと、そうか。俺、飛ばしたよな……」と気付いたことで全員が笑い、結局NGとなった。

■松本と相葉は?

 次は、松本含めて7人の探偵が主役の『ラッキーセブン』。NGを出したのは、松本の先輩でベテラン探偵役の大泉洋(47)だった。

 大泉が「そもそもの依頼はこうだ(中略)だからその男の顔写真“が欲しいから、料亭の前で写真”を撮ってくれ」と、松本らに解説する場面だったが、大泉は“が欲しいから~”の部分を飛ばしてしまい、「その男の顔写真を撮ってくれ」としてしまったのだ。「あっ、間違えたっ!」とおどけたものの、松本に「そんな、なんかチャーミングにしてもダメですよ!」と背中をポンポンと叩かれ、NGになったのである。

「相葉の『ようこそ、わが家へ』でNGを出したのは、有村架純(27)でした。有村の場合、10月27日から始まった新ドラマ『姉ちゃんの恋人』の番宣も兼ねて番組に出演していたこともありNG紹介も長めでしたね」(専門誌記者)

『ようこそ、わが家へ』は突然謎の不審者にストーキングされてしまった家族を描いたサスペンスドラマ。原作は、『半沢直樹』(TBS系)でお馴染みの池井戸潤である。

■有村が目立った構成だった

 母親役の南果歩(56)と有村が受験の合格祝いを先に用意している件について、

「ガンかつぎ」(南)→「ゲンかつぎ!」(有村)→「ガンかけ」(南)→「そっち?」(有村)

 と、短いワードで言葉遊びをする掛け合いがあったのだが……。

「有村は“ゲンかつぎ”の言葉が出てこなかったため、一瞬無言になってしまいNGに。“何かわかんなくなっちゃった!”とかわいく謝る姿は好評でした。『姉ちゃんの恋人』で共演しているKing&Prince高橋海人(21)は、“有村さんのNGは毎回可愛らしくて、現場の雰囲気をメイクされている”と評したほか、番組のラストでは『可愛くごまかしたで賞』のトロフィーをもらっていました」(前出の女性誌記者)

 こうして嵐5人のドラマがそれぞれ紹介されたわけだが、一部では今回のドラマのチョイスに不満の声が出ているという。

「二宮の『フリーター~』は言うまでもなく出世作。フジテレビで大野の代表作は『鍵のかかった部屋』だし、相葉も有村が番宣に出演していたことから『ようこそ、わが家へ』は納得のチョイスです。しかし、櫻井と松本はそれぞれ、もっと話題になったフジテレビの作品があったはずなんですよね……」(前同)

■松本と櫻井はこの作品を放送すべきだった!

 松本は14年の『失恋ショコラティエ』、櫻井は13年の『家族ゲーム』のほうが、知名度的にも、NGの面白さ的にもいいのではないか、という声があるのだ。有村架純は『失恋ショコラティエ』で松本の妹役で出演していたこともあるので、なおさらだ。

「今年『失恋ショコラティエ』は6月、『家族ゲーム』は8月に、それぞれ再放送していました。どちらも当時、NG特集をやっていたので今回は避けたのかもしれませんが、久しぶりに見てみたかったですね」(制作会社関係)

 ちなみに、当時紹介されたNGは、『失恋ショコラティエ』は水川あさみ(37)がセリフを吹き出してしまったり、思わず笑ってしまったりする場面が中心で、松本のNGシーンは流れず。

「『家族ゲーム』は、家庭教師の櫻井と、教え子の父・板尾創路(57)がサウナで裸の付き合いをする場面のNGが放送されたことがあります。板尾がサウナに備え付けの石に水をかけて蒸気をおこすんですが、その結果石がガタガタと異音を立ててしまい、セリフが収録できない、という役者に非はないアクシデントでした。上半身裸で汗をかいた櫻井がセクシーだっただけに、こちらのNGを見たかった視聴者も多いのではないでしょうか」(前同)

 代表作のNGが見られなかったのは残念だったかもしれないが、グループ全員のドラマが放送されたNG特集。嵐の面々の飾らないNGシーンも、いつか放送してほしいーー。

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