パチンコ「遊タイム狙い」終焉の今、見極めたい打ち方とは【ギャンブルライター・浜田正則コラム】

日刊大衆

(イラスト/玉三郎)
(イラスト/玉三郎)

 今回のマンガを見ていただけましたでしょうか。こちらに描いてあるパチンコ収支は、前回の当コラムの締め切りから今回までの2週間ですが、スコアを叩き出したのは実質1週間です。マジ出来過ぎでした。

 出来過ぎというのは、今回は座るたんびに入れ食いで当たってくれて、しかもそれがほぼ全て確変直撃か、通常当たりでも時短中に確変当たりを引いて、むりやり「状態」に持って行ったり。

 こっちは天井遊タイム狙いで座ってんのに、これはハッキリ言って、私の作戦勝ちと言うよりも、単に事故りで台が実力以上に出まくっただけですね。だって、この勝ちって、私は天井到達なんてほとんどのときにしてないのだから、結局従来のCR機や遊タイムなしP機を打ってても起こり得たってことになります。

 なので、勝った台が、たまたま遊タイム付きのP機だった……って、だけです。まあ、天井があるという「担保」は、打ってて気持ちが楽でしたけどね。オーバー表現でミスリードしないように、念押ししときますので、こちらくれぐれも注意してください。

 私の推奨してきた遊タイム狙いの立ち回りを実践した場合、ときおり噴くこともありますが、大抵は、天井前に通常当たりを引いたり、せっかく確変に有り付いても駆け抜けスルーしたりなど、空振りの連打が多々あります。それでも長い目で見てトータルで浮きになる、これが正味のところです。

■攻略の糸口は……

 私も実践してても体感では8割ぐらいが裏目って感じで、それでも家に帰ってデータをまとめたら「ああ、これで浮いてるんだ……」みたいな感覚ですんで、くれぐれもお間違えないようにお願いします。
 
 そんな遊タイム狙いも、今や広く知れ渡り、一般プレイヤーのヤメぎわも拾いぎわも洗練されてきました。というわけで、お宝台がゴロゴロあった“ゴールドラッシュ”は終わりって感じっすね。終焉を物語るように、実際にホールの空き台を眺めても、遊タイム付きハイミドル機に関してはシビアな回転数の台しか落ちてないことのほうが多いです。

 ただ、お客のレベルは上がっても、店側の情けは継続中のようで、閉店して回転数リセットなどはなさそう。あと、イベ日の甘クギで粘った台が、時間ぎれ閉店で翌日にキャリーオーバーされる現象は、引き続き頻繁に起きそうなので、ここいらに攻略の糸口はあります。

 というわけで結論。依然、イベ日翌日の宵越し狙いは有効といえますが、もう普段の立ち回りでは美味しい台は滅多に落ちていないので、妥協して条件の悪い台に座ることのないように注意してください。

■ミリオンゴッドの消える週

 2020年11月9日をもって、長きに渡りホールを活気に包んだ、『ミリオンゴッド-神々の凱旋』が、とうとう外される運びとなりました。私はあまりにギャンブル性の高いこの台は、かなり敬遠していたのですが、熱烈なユーザーは多かった台ですので、悔いのないように打ちおさめしてください。もちろん、こうした功労者(台)の去り際というのは、ホールの思い入れが設定に加わりますので大チャンスです。

 また、「ゴッド、ロス」となってしまったホールは、寂れた6号機が大半となります。なので、これまで以上に『ジャグラー』の客つきが店の稼働を左右するようになるでしょうから、これは自然と甘い設定が期待できます。この秋一番の狙い目と言えるかもしれません。

 ゴッドの入れ替わりで導入される新台6号機に関しましては、正直まだ期待薄。この先、いずれ来るであろう規制が緩和されるまでは、ちょっと引いて構えるのが得策でしょう。

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