マイクロブラッドサイエンス、独自開発の「MBSキャピラリー」がシンガポールでの特許登録取得

バリュープレス

株式会社マイクロブラッドサイエンスのプレスリリース画像
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株式会社マイクロブラッドサイエンス(本社:東京都千代田区、代表取締役:大竹 圭)は、独自の技術により開発された微量採血器具「MBSキャピラリー」(日本国内特許取得済み)が、2020年10月にシンガポールにおいての特許登録を取得した事をお知らせいたします。 
「MBSキャピラリー」はすでに日本、米国、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、シンガポール、中国の世界8カ国で特許取得をしており、シンガポールでは、既に特許を取得しておりますが、当該製品の新たなる特許を取得いたしました。アジア地域においても、シンガポールをハブとした、遠隔医療及び健康向上に寄与する活動を協力企業と合わせ邁進してまいります。



[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NTYwOCMyNTc0ODkjNjU2MDhfeGxtS2NybGZDZy5qcGc.jpg ]

【MBSキャピラリーとは】
弊社が独自の最新技術によって開発した微量採血器具「MBSキャピラリー」によって、良質な検査検体を指先から迅速かつ簡単に採取することが可能になりました。

従来の血液検査では、腕静脈から注射器で5ml(ペットボトキャップ1杯分)以上の血液採取が必要でしたが、本採血具の使用により0.06ml(目薬1滴)の血液で医療検査レベルの精度を実現しました。

特徴
【取り扱いの簡便性】
・通常時は採血チップを微量血液採取容器に格納。使用時には組み立て方式で持ちやすい形状にすることで誰でも迅速かつ容易に指先採血を行う事ができます。
・検査目的に応じた必要採血量は採血チップの目盛線を目安にすればOK。シンプルながら確実に定量化が図れます。
・採血チップは形状や構造に特殊加工がほどこされ、血液成分を壊すことなく吸引します。

【様々な検査ニーズに応じた汎用性】
・血液量、検査項目に応じて、添加剤の種類や濃度をコントロール出来る特殊な塗布技術によって採血チップ内に、検査目的に応じた適量の添加剤をコーティングします。
・生化学検査、免疫検査、CBC検査などの試料として血清、EDTA血漿、ヘパリン血漿、EDTA全血などの検体を幅広く作成できます。
・血液採取後のチップを遠心分離容器に差込むだけで分離剤が充填され、採血から分離、保管までを分注無しに行い、血清/血漿を長時間保存することが可能です。

【一般の血液分析機器への汎用性】
・汎用ポータブル遠心装置で、適量の血清/血漿を即時分離ができます。
・微量検体を高精度で測定する測定法により、一般的な微量血液分析機器に対応しています。
・デバイス全体の径をPCRチューブにマッチさせているので、分注無しに作業出来ます。
・「I-STAT」や「PICCOLO EXPRESS」といった迅速検査器にも対応しています。採血チップの先端を接触させる事により、採血チップから血液を吐出することができます。

【事業内容】
国立東京医科歯科大学との共同研究の成果として確立した微量検査技術を実用化し、微量血液検査専門の分析センターとしてMBS研究所(2016年10月に臨床検査所として認可)を設立しました。MBS研究所は、その専門化された高い検査技術とICT技術によって、信頼性の高い検査を実現するとともに、検体管理、検査結果通知などにも新しいサービスを提供しています。

いつでもどこでも簡単に採血できる微量採血デバイス「MBSキャピラリー」、健康状態の数値をスマートフォンで簡単に確認できるシステム、ネットワークでのシステムデータ管理で、連携・運用を支援するラボ展開の仕組みなどを開発しており、2018年より微量採血検査をベースとした次世代ヘルスケアシステム事業を本格的にスタートさせております。


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