かまいたちが第7世代を食った!年末年始特番「完全ジャック」のワケ!!

日刊大衆

※画像は山内健司の公式インスタグラム『@sneakerkenji0117』より
※画像は山内健司の公式インスタグラム『@sneakerkenji0117』より

「この年末年始の特番は、例年以上に漫才やコントなど、お笑いのネタ番組が増えることになります」(制作会社関係者)

 年末年始の特番といえば、毎年の風物詩となっている『NHK紅白歌合戦』や『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)といった音楽番組のほか、『絶対に笑ってはいけない』シリーズや『ぐるぐるナインティナイン ~おもしろ荘 大晦日SP~』(ともに日本テレビ系)、『新春!爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)などのお笑い番組が目白押しだ。

 その中で、この年末年始にさらにネタ番組が増える理由について、前出の制作会社関係者は続ける。

「新型コロナウイルス感染拡大防止のためです。冬になったことで“第2波襲来”という報道もあるように、テレビ各局もコロナにはかなり敏感になっています。そのような状況で、大人数のタレントを1つのスタジオに集めて放送するような従来の大型のお笑い番組だと、クラスターが発生する危険性が高まりますよね。

 上層部からの通達もあり、制作現場は縛りが増えて例年のような番組作りはできない。ただ、いつも共に行動しているお笑いのコンビやトリオはそこは不問で、“コロナへの感染拡大リスク基準はクリアしている”という判断となるんです。

 そうなると必然的に、ピン芸人、コンビやトリオ芸人がそれぞれ漫才やコントを披露するネタ番組を作ろう、となる。そのため、テレビ各局で例年以上にネタ番組が増えることになる、というわけなんです」

■第7世代は若者には人気だが

 2020年は、霜降り明星ミキEXITハナコ宮下草薙納言ぺこぱなど、「お笑い第7世代」と呼ばれる若い世代の芸人が大活躍した1年でもあった。

 民放キー局ディレクターは話す。

「そんな中、各局・各番組の争奪戦になっているのが第7世代より少し上の中堅コンビ、かまいたちチョコレートプラネットなんです。テレビ各局からは、2組へのオファーが殺到しているんです。もちろん、第7世代も若い世代には大人気で、『THE突破ファイル』(日本テレビ系)や深夜番組などでは引っ張りだこ。年末年始のお笑い特番にも出ずっぱりでしょう。

 ただ、年末年始は老若男女がテレビの前に集まるので、テレビ各局も幅広い層に見てもらえるような番組作りを目指します。関係者の間では、若年層だけではなく幅広い世代に確実に笑いを届けられるのは第7世代よりもかまいたちとチョコプラだ、という評価になっていて、2組が大争奪戦になっているんです」

■かまいたちもチョコプラも絶対に笑いを取ってくれる

 かまいたちは2017年の『キングオブコント』(TBS系)で優勝を果たし、2019年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)では準優勝と、近年の賞レースでは常にトップクラスの活躍をしている。さらに、今年10月からは冠番組『かまいガチ』(テレビ朝日系)も始まった。

 チョコレートプラネットは、松尾駿(38)のIKKO(58)や長田庄平(40)の和泉元彌(46)のモノマネのほか、『有吉の壁』(日本テレビ系)から誕生した「Mr.パーカーJr.」のようなキャラネタでも高い人気を誇っている。

「かまいたちは漫才もコントも面白く、トークにおいても山内健司(39)のキワどいボケが光りますし、濱家隆一(36)は的確なツッコミだけでなく。イジられて笑いを取ることもできる。最近ではMCの仕事も増えてきていて、まさにオールマイティなコンビです。

 それだけでなく山内は今年、頭金ゼロで億近いマイホームを購入するなど、芸人らしい破天荒さもある。それでいて2人とも清潔感もあるため、年末年始は特に“彼らをMCに起用したい”というテレビマンは少なくありません。

 チョコレートプラネットは、コントやキャラだけでなくひな壇でのトークもこなせて、振れば確実に笑いを生み出してくれる。子ども向け、コアなお笑いファン向け、全世代向けなどいろんな笑いに対応もできますから、まさに年末年始にはぴったりですよね。

 また2組ともギャラが、まだそれほど高くない。そのため、かまいたちとチョコプラの需要が高まっているんです。年末年始は、2組をテレビで見ない日はないのではないでしょうか」(前出の民放キー局ディレクター)

 年末年始の大量露出をきっかけに、かまいたちとチョコレートプラネットの2組がさらなる大ブレイクを果たすことになる!?

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