夜這い対策にはコレが一番?男性のアレを××してしまう「今昔物語集」の秘術【上】 (2/4ページ)
「むはーっ、もう我慢できない!」
あまりの色香に理性をかなぐり捨ててしまった道範が一心不乱に夜這いをかけたところ、妻は拒絶も抵抗もしないどころか、声一つ上げず、その表情はむしろ誘っているかのような艶かしさ。
「うひひ……『据え膳喰わぬは男の恥』と言うからのぅ。それでは、いただきまーっす!」
……と、事に及ぼうとした道範ですが、ふと臍(へそ)の下に強烈な違和感を覚えました。
「ん?」
道範が自分の腹を見ると、臍の下にあって然るべきもの、要するに男性器がなくなっているではありませんか。
「えぇっ!?」
これは何かの間違いだ、といくら撫でてもさすっても、叩いてもつねって引っ張っても、本来あるべきものは見つかりません。すっかり狼狽えてしまった道範は、慌てて妻の寝室から逃げ帰ったのでした。
ない!ない!家来たちのアレも次々と……「一体どうしてこんな事に……」
布団の中でツルツルになってしまった股座(またぐら)をさすりながら、道範は途方に暮れます。