山瀬まみブチギレ!?『火曜サプライズ』も…レギュラー次々消滅のワケ!

日刊大衆

ウエンツ瑛士
ウエンツ瑛士

「制作費の削減が厳しくなってきていて、各局ともに出演者のリストラに着手し始めています」

 こう話すのは、制作会社関係者。新型コロナウイルスの流行もあって、テレビの民放各局がピンチに陥っているという。

「テレビ不況に加え、コロナ不況が直撃。広告出稿が激減していて非常に厳しい状態です。この影響で全局が10月から番組制作費の見直しと削減を行いました。もちろん、6年連続で年間視聴率三冠王の座をキープしている日本テレビも例外ではありません」(前同)

 制作費削減の中で、真っ先に睨まれる対象が、長期間にわたって続いている「息の長い番組」だという。

「息の長い番組の中でも、特に2008年より前に放送が始まった番組は制作コストがかなり高い。この年にはリーマンショックがあり、不景気で制作費の見直しがあり、その前後では制作コストがかなり違うんです。そのため、局が制作費を削るとなったときは、真っ先に古い番組に手を付けようとするんです」(同)

■『メレンゲ』、『志村どうぶつ園』も削減の波に飲まれる

 その典型的な例ともいえるのが、1996年に放送開始されたご長寿番組『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)の打ち切りだろう。同番組が2021年3月で終了することが、10月15日付の『スポニチアネックス』で報じられている。横並びでほぼ毎週トップの数字を記録している優等生だったが、「新鮮さを求めて」番組終了を決断したと伝えた。

「10月20日付の 『デイリー新潮』でも関連記事が出ていますが、本当の理由は制作費の削減。今よりもテレビに活気があった1996年放送開始とあって、制作費は1回で約2000万円、1年で50回本とすれば、約10億円です。これを削れるのは非常に大きいところですよね」(前出の制作会社関係者)

  ただ『メレンゲの気持ち』だけではなく、

「9月で終了した『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)もそうですよ。公には3月に亡くなった志村けんさんなしに名前を冠した番組を作り続けるのは、辛く難しいという発表がありましたが、これも制作費削減が本来の目的です。放送開始は2004年4月、しかも、ロケなどでお金のかかる動物番組とあって、志村さんの生前から打ち切りの話が持ち上がっていたんです」(放送作家)

■リニューアルでリストラしていた

 10月から、後継番組となる相葉雅紀(37)がMCを務める『I LOVE みんなのどうぶつ園』(日本テレビ系)がスタートしたが、

「後継番組とはいっても、相葉さん以外のレギュラー陣は総入れ替えしています。番組のリニューアルで、タカアンドトシ山瀬まみさん(51)を上手くカットできたのが大きいですね。もちろん、ギャラの面で、ですよ」(前出の放送作家)

 11月5日発売の『女性セブン』(小学館)では、9月に『志村どうぶつ園』が終了した際に行われたお別れ会のことを報じている。

「番組幹部がそこで、“志村さんの一周忌に合わせて特番を作りたいのでまた集まりましょう”とスピーチしたそうです。ただ場には白けた空気が流れたと。なぜならタカトシや山瀬は“リストラ”されているわけですからね。山瀬は早々にその場を去ったと『女性セブン』は報じています。その理由は定かではありませんが、無神経なスピーチに怒った可能性はあるでしょうね」(芸能記者)

 山瀬は『志村どうぶつ園』の秘書として、番組開始当初から出演。話題の動物ニュースを伝える「速報!どうぶつニュース」やスタジオパートでの進行を担当し、番組を支えていた。

「山瀬さんは、スタジオの雰囲気を柔らかくして、癒やしを与えるような存在。進行側に女性がいるだけで、空気が大分違いますからね。ただ、自社の女子アナでもまかなえるポジションなので、かっこうの首切り対象になってしまう。他局でも2016年に、21年間出演してきた『ためしてガッテン』が『ガッテン!』(いずれもNHK)にリニューアルする際に、山瀬さんが降板。また、彼女は何も悪くはないですが、レギュラーで出ていた『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)も、3月で終了しました」(前出の放送作家)

■『火サプ』も終了危機!?

 山瀬に関しては『火曜サプライズ』でのレギュラーの座も危険にさらされているという。

「『火サプ』は、2009年4月からの放送ですが、最近始まった番組よりも制作費が高いんです。そのため、上層部のチェックリストに載っている番組の1つで、日テレ内では、来春の打ち切り候補番組として、数字が低迷する『幸せ!ボンビーガール』と、制作費の高い『火サプ』が俎上に上がっているといいます。

 なんとか打ち切りは逃れても、少なくとも数人は出演者は切られることになるようですよ。そこで、リストラ候補として名前が挙がってくるのが、またしても山瀬さんです。山瀬さんは『火サプ』で過去にロケコーナーを持っていたほか、4月14日のウエンツさん復帰回にもロケに出るなど、サブMCとして活躍するものの、他の出演者に比べると稼働が少なく、正直言って代わりがきく。

 ただ、山瀬さんだけでなく、ホンジャマカ石塚英彦さん(58)、10月からフリーに転身した青木源太アナウンサー(37)も残留ラインのギリギリでは、とささやかれています」(前出の放送作家)

■ベテランと抜群の相性

 番組降板の話が続いて出ている印象の山瀬だが、

「山瀬さんは、1997年7月から現在まで『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)で桂文枝さん(77)の片腕として番組を支えているほか、1991年から2008年までTBSで放送されていた、福留功男さん(78)がMCの情報番組『ブロードキャスター』で『お父さんのためのワイドショー講座』というコーナーを長きに渡って担当していました。

 志村さんもそうですが、芸歴が長いベテランMCの番組との相性は非常に良い。今は山瀬さんのような人材を番組におけるほどの余裕がテレビ局にないだけで、彼女の魅力は変わらないですよね。山瀬さん特有の堅苦しすぎない品の良さと、優しいひだまりのような対応ができる才能は、必要とされるときがまた来るのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

 山瀬がテレビで見られる日が、いつまでも続いてほしい!

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