長瀬智也“Jラスト”クドカン作品、最終ピースは『半沢直樹』の無双女優!!

日刊大衆

長瀬智也(TOKIO)
長瀬智也(TOKIO)

 2021年3月31日をもってジャニーズ事務所を退所するTOKIO長瀬智也(42)。

 その長瀬が主演を務め、宮藤官九郎(50)が脚本を担当する連続ドラマ『俺の家の話』が2021年1月クールにTBSで放送される。

 長瀬と宮藤といえば、これまでTBSの『池袋ウエストゲートパーク』、『タイガー&ドラゴン』、『うぬぼれ刑事』でタッグを組んできた。

 長瀬は今回のドラマにあたって「宮藤さんと11年ぶりにタッグが組めて幸せに思います。演じる気持ちは『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』の頃と何も変わりません。42歳の思い出にさせていただきます」と語っている。

■長瀬&宮藤に縁ある役者がズラリ

『俺の家の話』は、プロレスラーが長年疎遠になっていた人間国宝の能楽師の父親の介護と遺産相続争いに巻き込まれるホームドラマ。長瀬が演じるのは、かつてはメジャー団体に所属した「ブリザード寿」というリングネームで活躍する現役プロレスラーの観山寿一(みやまじゅいち)。

 宮藤は、10月29日発売の『週刊文春』(文藝春秋)の連載コラム「いまなんつった?」でドラマについて、父親が親子ほども年齢の離れたヘルパーと老いらくの恋に落ち、遺産のすべてを彼女に譲渡すると言い出し、長瀬はそんな父親との長年の空白を埋めようと奮闘する息子を演じることになるとつづっている。

「キャストには、戸田恵梨香さん(32)、西田敏行さん(73)、桐谷健太さん(40)、柄本佑さん(33)など、ドラマや映画でこれまで長瀬と共演してきた俳優の名前が挙がっています。

 さらに新たなキャストとして、『トップナイフ―天才脳外科医の条件―』(日本テレビ系)に出演した永山絢斗さん(31)、宮藤と同じ大人計画に所属し『木更津キャッツアイ』(TBS系)など、宮藤作品の常連として知られ、現在放送中の『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に出演中の平岩紙さん(41)も出演するようです。

 また、今年の話題をさらった『半沢直樹』(TBS系)での怪演で一気に注目を集め、今をときめく女優・江口のりこさん(40)が出演するという話ですよ」(ドラマ制作会社関係者)

■『半沢直樹』で演じた白井亜希子で一気に注目

 柄本明(72)の劇団東京乾電池に所属し、『わたし定時で帰ります。』や『キワどい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木』(ともにTBS系)、『これは経費で落ちません!』(NHK)、現在放送中の『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』(日本テレビ系)など、数々のドラマや映画で名バイプレーヤーぶりを発揮してきた江口。

 その江口は今年7月から9月にかけて放送された『半沢直樹』で、国土交通大臣・白井亜希子を演じた。

 8月9日放送の第4話終盤、江口演じる白井が白スーツで登場し、会見中に人差し指を顔のそばに出して「い・ま・じゃ・ない」と微笑んでスピーチを繰り広げるシーンに惹きつけられた人も少なくないだろう。

■長瀬の“卒業作品”として相応しいドラマに

「『半沢』出演以降は、ドラマや映画だけではなく情報番組などにも出演するようになりました。11月5日には『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演しましたが、初めての生放送ということで“ちょっとね、なんかイヤですね”と気恥ずかしそうにしていました(笑)。

 クールで何事にも動じないタイプに見られがちな江口ですが、MCの加藤浩次(51)について、“好きです。加藤さん好きです”と話すなど、可愛らしい一面も垣間見えましたね」(芸能記者)

 民放キー局ディレクターは話す。

「戸田さん、西田さん、桐谷さん、柄本さんらに加え、永山さんや平岩さん、そして今をときめく実力派女優の江口さんが出演が脇を固めるということで、『俺の家の話』のスタートがますます楽しみになりましたよね。

 同作が長瀬さんにとってジャニーズタレントとして出演する最後のドラマになるのは間違いない。情報はさまざまあり、実際のところはどうなるかわかりませんが、今年7月にあったジャニーズ事務所からの退所発表では、今後、長瀬さんは裏方に回るとありました。役者を続けるとなっても、地上波ドラマには当分は出ないのかもしれない。だからこそ、宮藤さんもTBSも『俺の家の話』を最高の作品にしたいと考えているのではないでしょうか」

 2021年の始まりから大きな話題になるのは必至の連続ドラマ、『俺の家の話』のスタートを楽しみに待ちたい!

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