NVMeの市場規模、2025年に1153億5000万米ドル到達予測 2021年は健全な成長率によるCOVID-19からの回復に期待 (2/3ページ)
COVID-19が不揮発性メモリーエクスプレス市場に与える影響
世界のNVMe市場は、健全な成長が続くと予想されます。しかし、2020年は、COVID-19パンデミックの影響により、エンドユーザーからのNVMeストレージデバイスの購入が遅れ、制限されるため、NVMe市場の成長は鈍化すると予想されています。また、必需品関連業界では、基本的な生産目標を掲げて操業しているため、目標としていた売上や事業に大きな影響が出ており、事業所内での先端技術の導入が遅れています。また、NVMeストレージ機器のサプライヤーは、世界的なサプライチェーンの変動により、ハードウエアの部品不足に悩まされています。NVMeメモリデバイスの組み立てや設置が減少しています。NVMe市場の成長は2020年の第3四半期中に徐々に回復し始め、2021年からは健全な成長率で復活すると予想されています。運用活動がロックダウン前の状況に戻れば、企業組織はこの技術によりメモリデバイスに保存されたデータに遠隔地から高速でアクセスできるようになります。
地域市場のダイナミクス
NVMe市場は、北米、欧州、アジア太平洋・日本、中東・アフリカの各国で高いシェアを誇っています。北米は世界のNVMe市場の先頭を走っており、米国、カナダなどの市場浸透率が高く、今後5年間は堅調な市場成長が見込まれています。
アジア太平洋地域と日本地域は、NVMeにとって最も有利な市場の1つとして繁栄すると予想されています。アジア太平洋および日本は、日本、韓国、インドなどの国々で工業化が進み、組織全体でNVMeの採用が増加していることから、NVMeにとっての大きな成長機会になると予想されています。この地域の国々は、都市人口の増加、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)などの先端技術の市場浸透率の高まり、Industry 4.0標準の適応に対する政府の有利な投資、すべての事業組織における製造および運用設備の強化を目的とした政策などにより、市場発展の可能性が大きく広がっています。