山下智久、Jをポイ捨て!?「200億円作品出演」は海外プロの桁違いゴリ押し?

日刊大衆

山下智久
山下智久

 俳優で歌手の山下智久(35)が、10月31日付でジャニーズ事務所を退所していたことが明らかになった。

 11月10日、ジャニーズ事務所は公式サイトで「この度、弊社所属タレント山下智久は、2020年10月31日をもちまして退所いたしました」と報告。

 退所の理由は、山下が本格的に活動拠点を海外に移したいという意向があったためだ。また、公式サイトでは「現在オファーがある海外作品に参加するため、契約満了前の退所を希望する旨、申し出がございました」と説明している。

「8月に女子高生モデルとの飲酒騒動が報じられ、活動自粛期間中でしたが、その時期にハリウッド映画の出演オファーが舞い込んだそうです。しかし、自粛期間中に撮影に参加することはできません。

 そのため、当初の予定よりも早くジャニーズ事務所を退所して撮影地のカナダに飛んだと、11月10日の『文春オンライン』では伝えています」(芸能記者)

■ウィル・スミスの“コネ”でハリウッド映画に出演!?

 11月12日の『スポニチアネックス』では、山下が退所を決断するきっかけとなったハリウッド映画は、製作費200億円の超大作だと報じている。

 山下が出演する映画は、ハリウッド俳優のケヴィン・ハート(41)やウディ・ハレルソン(59)らが出演するアクションコメディで、10月中旬にカナダでクランクイン。年内に撮影を終えて、2021年9月に全米で公開される予定だという。

「今年8月、1987年公開のロードトリップコメディ『大災難P.T.A.』(原題:Planes,Trains and Automobiles)のリメイク製作が発表されましたが、リメイク版で主演と製作を務めるのがウィル・スミス(52)とケヴィン・ハートなんです。山下といえば、ジャニーズ事務所に所属していた2019年の段階で、以前からプライベートで親交を深めているウィル・スミスが経営するマネジメント会社と契約しています。

『スポニチアネックス』によると山下の映画出演は、オーディションで勝ち取ったものではなく、山下指名での出演オファーだったといいます。以上のことから考えると、山下は十中八九、ウィル・スミスとのつながりで『大災難P.T.A.』のリメイク版に出演することになるのではないでしょうか。

 同作でウィル・スミスは主演と製作も兼ねているわけですから、キャスティングにも影響力はあるでしょう。ただ、そう考えると山下は相当、ウィル・スミスに気に入られているということですね。山下の“今回のオファーを逃すわけにはいかない”という気持ちもよく分かる。製作費200億円ですから、邦画とは比べ物にならない規模のスケールの大きい作品になるはずです」(芸能プロ関係者)

■ハリウッドは邦画とは比べ物にならない規模

 邦画の製作費の相場は数千万円から5億円程度とされ、10億円を超えると超大作映画と言われる。

 また、山下が主要キャストとして出演した、世界30か国で配信されているHuluオリジナルドラマ『THE HEAD』の製作費は1話数億円とも言われている。

「やはり日本の映画やドラマに比べると、世界市場を相手にしているアメリカのコンテンツの規模はケタ違い。元SMAP木村拓哉(48)が主演を務めた映画『マスカレード・ホテル』の製作費だって、宣伝費なども含めて、どれだけ高く見積もっても10億円でしょう。それは、今回、山下が出演する映画と比べると20分の1なわけです。ジャニーズ事務所が日本のエンタメ業界に多大な影響力を持っているといっても、世界的ヒットメーカーのウィル・スミスのそれに比べたら遥かに小さい。

 11月12日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によると、山下は“自主退所”という形をとって撮影地のカナダに向かったといいます。公式発表を読むと“円満退所”だとも思えますが、ジャニーズ事務所は山下がやったことは“海外逃亡”だと憤っていると同誌では伝えています。

 ただ言葉は悪いですが、すでに世界的に活躍している山下からしたら、“もはや極東のイチ芸能事務所にごちゃごちゃ言われたところで関係ない”といったところではないでしょうか。ジャニーズ事務所にとどまっていたら、製作費200億円というスケールの作品に携わることはできなかった可能性が高い。今後の活躍の規模や収入面を考えても、山下がジャニーズ事務所との契約をぶっちぎってしまうのも納得できるような気がします」(前出の芸能プロ関係者)

■ファンクラブ運営に不信を募らせるファンも

 山下は退所にあたって、ファンクラブサイトで「ジャニーズ事務所は僕、山下智久を生み育ててくれた生家です。その事務所を出て、子供の頃からの夢に向かい新たな一歩を踏み出していきたいと思います」とメッセージを伝えている。

 しかし、山下の退所発表が事後報告になったこととあわせ、退所後の11月、来年1月末に有効期限を迎える会員に更新手続きの案内の知らせが届いていたこともあり、ジャニーズ事務所に不信感を募らせるファンも少なくはない。

「退所後もファンクラブの更新が続けられていたのは単純な引き継ぎミスなどではないかと思われます。ただ、ジャニーズ事務所は山下が来年3月まで残ってくれるものだと思っていたということでしょう。それが、急きょ10月末での退所になってしまった、と。それだけ、山下の“自主退所”はジャニーズ事務所にとって、寝耳に水の出来事だったのではないでしょうか」(前同)

 ジャニーズ事務所との合意をフイにしてまで臨むハリウッド映画。その作品で、山下とウィル・スミスの共演が見られるのだろうか!?

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