唐橋ユミ 自分の思いを話すラジオ番組がやりたい

アサ芸プラス

唐橋ユミ 自分の思いを話すラジオ番組がやりたい

テリー じゃあ、ますます仕事を頑張らなきゃいけないけど、今後やりたいことは?

唐橋 自分のラジオ番組をやりたいです。

テリー えっ、もうやってるじゃん。

唐橋 そうなんですけど、今はゲストをお招きしてお話を伺っているので、もう少し私の考えていることをお伝えしていければいいなって。

テリー 1人でしゃべりたいってこと?

唐橋 はい。AMでもFMでもいいんですけど、深夜で1時間ぐらいでやりたいです。

テリー もうゲストとしゃべるのが面倒なんだ。

唐橋 いやいや(笑)。最近、本を出させていただく機会がありまして、その時も感じたんですけど、「けっこう私っていろいろ言いたいことがあるんだな」って気づかされることが多いんです。

テリー あ、そうなんだ。

唐橋 例えば、女性ゲストをお招きしている「Color of Life」(TOKYO FM)という番組も、やっぱり数年前と比べると、かなり自分の思いを吐露していて。ゲストのお話がメインの番組ですから、あまり自分の思いを話している意識はなかったんですけど。

テリー 自然と漏れちゃってるんだね。まぁ、年齢を重ねた分だけ、言いたいことが増えるのは普通だと思うけど。

唐橋 ですから、だんだんその流れに沿っていければなと。

テリー 最近出した本って「会話は共感力が9割 気持ちが楽になるコミュニケーションの教科書」のことでしょう。例えば、この中ではどんなことが言いたかったの?

唐橋 コロナ禍の影響もあり、以前にも増して仕事もプライベートも、コミュニケーションの取り方が難しくなっていますよね。そんな時だからこそ「共感力」が大切だと思うんです。

テリー 共感力って?

唐橋 相手の話をただ聞くのではなく、相手の気持ちに寄り添うことを意識することを「共感力」と呼んでいます。リモートワークや、故郷の家族に会いに行けない状況ならば、なおさら共感力は必要だと思うんです。

テリー そうだよね。

唐橋 でも、その範囲が広すぎると自分を苦しめることにもなります。これは福島出身の私の周りのことなんですが、東日本大震災のあとで、「今、日本にはすごく苦しんでいる人がいるのに、私はこんなに笑ったり、楽しんだりしていいのかな」って、自分を見失って、生活がままならなくなってしまう人が、わりといたんです。

テリー 苦しんでる人に寄り添おうと、必要以上に共感しちゃってね。

唐橋 相手に感情移入してしまい、波長を合わせすぎると、それは共感ではなく「同調」になってしまう。そこを(文具の)コンパスを狭めるようなイメージで、調整することができれば、人の気持ちもわかるし、もっと人間関係もうまくいきますよと。そんなことを書かせていただいた本です。

テリー 確かに最近は「繊細」な人が多いからなぁ。

唐橋 ですから、人と接するのが苦手とか億劫とか、上司とうまく会話ができないとか。そういう方に読んでいただければ。きっと「あ、これなら俺にもできる」と思っていただける内容になってると思います。

テリー そうか。じゃあアサ芸の読者にもいっぱい買ってもらって、印税でポルシェ買わないとな。

唐橋 アハハハ。私の失敗談や感じたこともたくさん書きましたので、ぜひこの本で勇気をもらってください。

◆テリーからひと言

 車とかイタズラ好きとか今日は意外な一面が見られて楽しかったな。役者にもチャレンジしてみてよ。絶対いいと思うよ。

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