スポーツマッサージのプロが教える「マッサージで良くなる痛み・ならない痛み」 (2/2ページ)

新刊JP

骨折などによる痛みのような急性症状や腫瘍によるものはマッサージでは良くなりません。

――スポーツをやっていなくても、デスクワークなどで体が痛むこともあると思います。肩こりや腰痛、首の痛みなどは自分でも解消できるものなのでしょうか。

田渕:ストレッチで改善することは可能です。人それぞれ症状は違いますから「どうすればいい」ということは一概には言えないのですが、私が経営している「すずらん鍼灸接骨院」をはじめ、来院していただいた方の症状にあったセルフケアの方法を指導している施設がありますので、こうした専門家のアドバイスを仰ぎながらご自身でケアしていただくのが一つの方法だと思います。

――アスリート以外の方も来院されると思いますが、どういう症状の方が多いですか?

田渕:オフィス街にある店舗では、頭痛、肩こり、腰痛ですね。パソコンやスマホの操作で同じ姿勢を長時間続けることが増えているので、姿勢からくる痛みで来院される方が多いですね。

私はこの業界で30年ほど、体に痛みや不調を感じる方を見ているのですが、やはり以前とはいらっしゃる方の痛みの種類が変わってきたと感じます。

ただオフィスワークによる痛みを抱えている方も、通っていただくとほとんどの方は症状が改善しています。だいたい12回から24回の通院が1セットなのですが、多い方でも2セットやっていただければよくなるということが多いです。

――最後になりますが、スポーツトレーナーを目指す方々とアスリートの方々にメッセージをお願いします。

田渕:スポーツトレーナーを目指す方々は、ぜひ本書を読んでいただいて、手技についての理解を深めていただき、そして実践へと結びつけていただきたいです。

また、アスリートの方々は、くれぐれも体のケアを怠らないように、今の自分の状態が100%なのかどうなのか、もっとやれることがあるんじゃないかというのを考えていただきたいと思います。

プロスポーツ選手はともかく、アマチュアの方々を見ていると、やはりセルフケアが十分でない方が多いんですね。体の状態でパフォーマンスは変わってくるものなので、本書を通じて体のケアについての知識を持っていただければうれしいと思っています。

(新刊JP編集部)

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