ビートたけしの名言集「思わず口をついて出る『遊んじまうか!』」 (1/2ページ)

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ビートたけしの名言集「思わず口をついて出る『遊んじまうか!』」

 殿は「遊ぶ」といった言葉を実によく使います。

 以前、ある日のスケジュールが〈ホテルで取材を受けたのち、移動してレギュラー番組収録のためテレビ局に入る〉といった流れだったのですが、ホテルでの取材がことのほか早く終了し、局への入り時間まで、まるまる2時間程空いてしまったことがありました。この時、マネージャーが「殿、いったん帰られますか? それとも、どこかで時間を潰しますか?」と確認すると、「2時間か? こりゃまた、見事に半端だな。まーいいや、めんどくせ~から今から入って、楽屋で遊んでるわ」と返していました。

 で、殿の口から出た「遊び」の中でも、ある意味、究極パターンは“まぼろしのラスベガス旅行”です。

 説明します。15年程前、浅草「ロック座」の斎藤ママが「今年の正月は殿と弟子を連れて、みんなでラスベガスで過ごす!」と、大変豪快な宣言をされ、殿と弟子10名で、年末から正月明けまでの8日間、たっぷりとラスベガスへ行く計画が浮上したのです。その時、殿から「どうせなら、ロスまで飛行機で行って、ロスから、いかにもアメリカ映画に出てきそうな銀色のバスをチャーターして、みんなでワイワイ遊びながらラスベガスに入るか!」と提案がありました。

 ちなみに、この時のラスベガス旅行は、日本を旅立つ当日、飛行機に乗る4時間前に殿から「俺は行くのやめたから、お前らだけで楽しんでこい!」といった電話が入り、まさかの“当日ドタキャン”が勃発! その結果、殿を日本に残して、斎藤ママとまったく売れていない弟子10名とでラスベガスへ行くという、なかなかの非常事態になったのです。で、当然ですが、殿が言い出した「ロスからベガスまでの貸し切りバス旅行」も決行され、殿不在の車内はなんとも静かなものとなったのでした。

 ただし、ベガスへ入ってからは博打とショー(シルク・ドゥ・ソレイユ他)を心行くまで堪能し、恐ろしいほど娯楽まみれの、最高の旅となりました。

 で、殿が使う「遊び」は、打ち合わせの時などにもよく発動されます。

 12年程前、「ニュースキャスター」立ち上げの打ち合わせの中で、殿は「あれだな。

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