竹内涼真に「第2の伊藤健太郎になるな!!」”車難ライダー”警告の声

日刊大衆

伊藤健太郎、竹内涼真
伊藤健太郎、竹内涼真

 10月28日夕方に東京都渋谷区の路上で、自身が運転する車と2人乗りバイクとの衝突事故を起こしながら、現場から離れたとして、翌29日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで警視庁に逮捕された俳優の伊藤健太郎(23)。

 逮捕前の9月14日に出演したドラマ『SUITS』(フジテレビ系)では、「パーティー帰りにひき逃げをしてしまい、母親と弁護士事務所に相談する」という、あまりに現実にシンクロした役だったことも話題を呼んだ。

「しかも、21年1月放送予定の木村拓哉(47)主演ドラマ『教場2』でも、“警察学校在学中に車で人をはねそうになる”という、シャレにならない役だったそうです。しかも、11月24日号の『女性自身』(光文社)によると、“あ。僕、大丈夫なんで”とスタントマンを断って自分で運転して撮影したとか」(女性誌記者)

 撮影は10月中旬にすでに終わっていたが、当然ながら伊藤の出番は全部撮り直しに。『女性セブン』(小学館)の11月26日号は、ジャニーズWESTの重岡大毅を代役として、11月中旬に撮り直すと報じている。

■ある意味伊藤以上に不安な俳優

 今回の交通事故、そして今年1月14日発売の『週刊FLASH』(光文社)での山本舞香(23)との熱愛報道。売れだした時期での車と女性についてのスキャンダルとは、歯止めの利かない若手イケメン俳優の陥りがちな落とし穴とも思えるが、他にもその危険性を感じられる俳優がいる。

竹内涼真(27)です。18年に女優の吉谷彩子(28)と交際が発覚しましたが、今年4月に破局し、元『Seventeen』(集英社)モデルで女優の三吉彩花(23)に乗り換えたことが報じられていましたね。車についても大事故こそ起こしていませんが、評判が悪いんですよ」(前出の女性誌記者)

 竹内は19年10月4日にタクシーと接触事故を起こしたことがあるほか、6月4日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で「見ていて心配してしまうほど荒々しく、スピードもかなり出すようで、ウインカーの出し方も粗雑」と“オラオラ運転”を報じられている。

「19年3月に車の発表会に出席した際は、“新東名を走りたい”としていました。カーブが多い“首都高”と違い、カーブが少なくてスピードを出しやすい新東名が好きということは、“スピードが出せるコースが好き”という意味かもしれません。さらに、竹内が過去に演じていた、出世作も問題なんですよね……」(前同)

■竹内は“車で戦うヒーロー”だった

 竹内は14年の『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)に主演し、スターの仲間入りを果たした。ただでさえ「ヒーロー俳優が不祥事」というのは最悪のスキャンダルとなるが、竹内が演じた『ドライブ』の場合、本当にシャレにならないのだ。

「『ドライブ』は、“バイクではなく車に乗って戦う仮面ライダー”として唯一無二の個性を放つ作品です。しかも、竹内が演じたのは“市民を守る警察官”。そんな俳優が交通事故なんて起こした日には目も当てられない。軽い交通違反でさえ、そうとうイメージは悪いですよね」(特撮ライター=以下同)

 劇中では愛車『トライドロン』を利用して敵を倒す場面もある。もちろん敵は怪人で『仮面ライダー』ではよくあるアクションだ。ファンは冗談交じりに「ひき逃げアタック」という呼称を使うこともあるが、もし竹内が大事故を起こしたら、週刊誌や新聞に似たような煽り文が掲載されることは、容易に想像できる。

「残念ながら実例もあるんです。01年の『アギト』で映画限定のライダー『G4』を演じた唐渡亮(55)は、09年に酔ったはずみで交番のドアガラスを蹴って器物損壊容疑で逮捕されてしまったんですが、当時の『日刊スポーツ』の見出しは『唐渡亮が交番に“ライダーキック”で御用』でした」

■現在の愛車を利用して戦ったことも

 映画限定の俳優でも世間は“ライダ-俳優”として扱う。竹内の場合は、主演でライダーを張っていたわけだから、注目の度合いは比較にならないだろう。

「しかも、『ドライブ』本編の竹内は、ホンダNSXがベースの『トライドロン』に乗っていたんですが、劇場版に登場した『ネクストトライドロン』は竹内の愛車と同じベンツAMGのGTという超高級スポーツカーがベースになっています。竹内本人が乗るシーンはありませんでしたが、終盤に『ネクストトライドロン』を利用したライダーキックをするシーンはありました」

 6月12日付の『日刊ゲンダイDIGITAL』では、「竹内が記者に4時間もドライブの様子を追跡されていたのに気づいていない」「渋谷区の花屋から東京郊外に首都高でドライブする様子も撮られていた」という観点から、「鈍感で脇が甘く、オラオラというより運転がヘタで、高級車に振り回されていたのでは」と推測していた。実際、19年にはケガ人こそいないが接触事故を起こしているのだ。

■レジェンド・“本郷猛”の金言がより突き刺さる

『ドライブ』放送当時の15年に、仮面ライダー1号であるレジェンド・藤岡弘、(74)と『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)で対談した際に竹内は、「(スタッフに)まず“(仮面ライダーに)なる前に素行だけは気をつけるように。自覚を持ってください”と口酸っぱく言われます」と話していた。放送終了後もたびたび『ドライブ』を誇りに思っている発言をしていることからも、いまだにその精神は残っていると信じたい。

 藤岡は11年に『ウルトラマンVS仮面ライダー』のDVD発売記念イベントで、

「子どもたちにはヒーローが必要。だから常に子どもたちの目を意識して、自分を律してきた。ヒーローを演じたからには一生それを背負っていかなければならない」

 としていた。

『ドライブ』終了からおよそ5年。竹内には、仮面ライダー俳優としての責任を持って、日々を過ごしてほしいーー。

「竹内涼真に「第2の伊藤健太郎になるな!!」”車難ライダー”警告の声」のページです。デイリーニュースオンラインは、伊藤健太郎SUITS吉谷彩子竹内涼真ライオンのごきげんようエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧