木村拓哉『教場2』で被害者・濱田岳が狙う「キムタクへの20年リベンジ」

日刊大衆

濱田岳、木村拓哉
濱田岳、木村拓哉

 2021年1月3、4日に2夜連続放送される木村拓哉(47)主演のドラマ『教場2』(フジテレビ系)に、濱田岳(32)が出演することが11月11日、明らかになった。『教場2』は、長岡弘樹の小説が原作。神奈川県警警察学校を舞台に、木村扮する冷徹な教官・風間公親が学生たちと向き合う姿を描いた作品で、今年1月に放送されたスペシャルドラマ『教場』の続編となる。

「濱田は、幼い頃から白バイ隊員になることを夢見ている警察学校200期生徒・鳥羽暢照(とば・のぶてる)を演じるようです。“聴覚が異常に優れている”という設定が、物語に大きくかかわりそうですね。ちなみに、生徒役で過去に木村と共演経験があるのは、濱田だけだということです」(女性誌記者)

 濱田は今回の共演について、

「共演経験が何度あっても、俳優として木村さんと密に共演するというのは、やはり緊張感があります。そんな中で、何度もお仕事ができるというのはとてもうれしく思っています。何作もご一緒させていただいている分、木村さんがその役柄に対してどのように臨んでいるかは、他の生徒の方々よりは知っていると自負しているので、生徒の中で僕が最年長にもなるわけですし、生徒と教官との間に入る“中間管理職”ではないですが、200期の教場をいい環境にできるようにとは思っています」(前同)

 と、コメントを寄せている。

■木村とは今回で6度目の共演となる

 濱田は子役出身で芸歴が長い。これまで木村と共演した機会も多く、ドラマは10年の『月の恋人~Moon Lovers~』、14年の『HERO』、14年のFNS27時間テレビのスペシャルドラマ『俺たちに明日はある』(いずれもフジテレビ系)の3本、映画は15年の劇場版『HERO』と、19年の『マスカレード・ホテル』の2本。計5本もの共演数を誇る。

「直近の『マスカレード・ホテル』は冒頭にちょっと出ただけで、劇中で木村と顔合わせすることはありませんでしたが、『HERO』では“お坊ちゃま育ちで社会経験も未熟なエリート検事”として、『月の恋人』ではインテリアデザイナーのヒロイン(篠原涼子)のアシスタント役で、それぞれ木村と共演していました」(前出の女性誌記者)

 今回は教官と生徒という立場もあり、頻繁に話すことはないそうだが、

「ふと二人きりになったときに、昔、一緒に遊びに行った時の話をしたりはしました。撮影現場では、徹底して風間教官としているので、そんな中で、僕もお芝居でご迷惑をかけず、少しでも負担を減らせる存在であれたらなと、そういう気持ちで臨んでいます」

 と、濱田はコメントしている。

■木村と濱田の間にある“因縁”

 実は、濱田は初共演作となった『月の恋人』で、木村との間に“因縁”があるという。

「濱田は“最終回まで蓮介(木村)に名前を覚えてもらえない”という損な役回りのキャラクターだったんですが、それだけでなく、木村と篠原によるドッキリの餌食になったんですよ。今年10月26日放送の特番『FNSドラマ対抗 お宝映像アワード』で改めて紹介されて、改めて話題になっていましたね」(専門誌記者)

 当時、濱田が22歳の誕生日をむかえる日のこと。撮影のリハーサルに遅刻してしまった濱田に「木村がめちゃくちゃ怒っている」という設定でドッキリを行い、「木村と篠原がもめて怒って現場を出る→ケーキと『ドッキリでした』の看板を持って戻る」という段取りだった。

「スタッフ全員で祝福してくれていたし、番組ではカットされていましたが、当時のDVDの映像特典では“木村と篠原がプレゼントを渡して、濱田が2人と握手する”という部分もしっかり映っていたんですが、木村の演技があまりにも真に迫っていて……」(前同)

■鬼気迫る演技に泣いてしまった濱田

 まず、木村が遅刻した濱田に対して「もう1回返す前(撮影する前)にお前言った? 一言ちゃんと全員に」と、注意。それを受けて「ご迷惑をおかけして、本当にすいませんでした! 僕がちょっと寝坊したせいで、本当に皆さんにご迷惑をおかけしました。すみませんでした!」と濱田が謝罪。

「それがいちばん最初にあるべきだろ」と、厳しい口調で木村が続けると、すでに泣きそうになっている濱田。そんな中、篠原が木村に対して「もうやめようよ! 空気悪くなるじゃん!」とキレぎみに告げると、木村がブツブツ言いながらスタジオを出ていってしまった。

 これに対して、篠原が「マジでできない! もういい! 中止! もうヤダ! 私、帰ります!」と怒って、同じくスタジオを出て、撮影をボイコットしてしまう……。という流れだった。

「スタジオの外で2人はドッキリを告げるパネルを用意し、一緒に戻ってネタばらし。濱田は安堵と感謝で涙を流し、現場もみんなで拍手やハイタッチをしていて、大盛り上がりでした。木村のガチ演技に、濱田は本当に怯えていました(笑)」(前出の女性誌記者)

 気がづけばドッキリから10年。原作通りなら、今回の『教場2』では、鳥羽には視聴者をゾッとさせる、戦慄の名シーンが用意されている。号泣ドッキリの屈辱を晴らすような、鬼気迫る演技を濱田には期待したいーー。

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