大杉漣さんも出演!?『バイプレーヤーズ』が連ドラ&映画で帰ってくる!!

日刊大衆

遠藤憲一、松重豊、光石研
遠藤憲一、松重豊、光石研

「テレビ東京のドラマ『バイプレイヤーズ』の3期が、2021年1月に放送されることが決まったそうです。放送時間は1期と同じ夜12時12分から。そして、映画版の製作も決まったといいますよ」(ドラマ制作会社関係者)

『バイプレイヤーズ』は、2017年1月期に1期、2018年2月に2期が放送された。タイトルにもあるように、主演は遠藤憲一(59)、田口トモロヲ(62)、寺島進(57)、松重豊(57)、光石研(59)、そし大杉漣さんという、6人の名脇役たちが務めた。

「この6人が本人役で出演し、1期ではシェアハウス、2期では無人島を舞台にストーリーが展開されていきました。ゲストにも本人役で竹中直人(64)や椎名桔平(56)ら、豪華俳優陣が登場していたんです」(芸能記者)

 主演クラスではなく、脇役が一斉に集結した“贅沢なドラマ”。しかし、まさかの出来事が起きてしまう。2期放送中の2018年2月21日に、大杉さんが、急性心不全でこの世を去ってしまったのだ。66歳だった。

■視聴者から続編期待の声も……

 大杉さん逝去当日の3話は予定通りに放送されたが、

「当時の報道によると、4話は3割、5話は3分の2の撮影を残していたそうです。しかし、脚本を一部変更する方向で収録を進め、亡くなった2日後の2018年2月23日には、4話と最終回5話を放することが番組公式サイトで発表されました」(前出の芸能記者)

 メインキャストの1人が不在となるという緊急事態を乗り越え、『バイプレーヤーズ』2期は完走。最終回のラストでは「ありがとうございました! また、会う日まで」とのテロップが表示され、遠藤、田口、松重、光石が海に向かって「漣さん、ありがとうー!」と思いの丈を叫んで締めくくった。

「ネット上でも“やっぱり難しいかなぁ”“続編見たかったけどもうそれは叶わないんだなぁ……”といった声があるように、続編はさすがに難しいともささやかれていました。大杉さんなしの『バイプレイヤーズ』は考えられないですからね……」(前同)

 2期で完結したと思われたが、大杉さんへの思いを胸に新たに歩み始めるという。

■大杉さんは寅さんふうに出演!?

 前出のドラマ制作会社関係者は言う。

「主要な役者たちはそのまま続投。そして2期ではスケジュールの都合で出演できなかった寺島さんも3期、さらに映画版では復帰するという話ですよ。寺島さんは、大杉さんの遺作となった2期に参加できなかったこともあって、続編には並々ならぬ情熱を持っているのではないでしょうか」

 寺島の復帰という嬉しい話もあるようだが、肝心の大杉さんはどうなるのか。

「大杉さんは不在というわけではなく、過去の出演シーンをうまく使いながら、今作にも登場するのではとささやかれています。映画『男はつらいよ』も渥美清さんの生前の映像を駆使しながら、新作を公開していましたが、それと似たようなものになるかもしれませんね」(前同)

 2018年4月14日、東京・青山葬儀所で営まれた大杉さんのお別れ会では、田口、松重、遠藤、光石が大杉さんの遺影の前に並び、田口が代表で弔辞を読んだ。そこで田口は、「突然の別れに今も気持ちの整理ができないまま、覚めない夢を見続けている感じです。まだ心のどこかで壮大に仕組まれたドッキリなんじゃないか」と突然の別れへの戸惑いを明かしている。

■「後輩であり続けたことを誇りに思います」

 さらに田口は、「俳優、そして人間の先輩として漣さんと同じ時代を生きることができて幸せでした」「後輩であり続けたことを誇りに思います」とも話した。

「今作はキャストやスタッフが一丸となって、大杉さん追悼作品にしたいという思いもあるのかもしれませんね。2期では突然の別れで、なおかつドラマを完結させることでで必死になっていたぶん、大杉さんへの思いをかみしめる時間がなかった。それに1期で一緒だった寺島さんも不在でしたからね。

 死去から3年経ったタイミングで放送され、役者が揃った新作だからこそ、大杉さんへの思いがつまった作品を作って、その功績を讃えたい、そんな思いもあるのではないでしょうか」(前出のドラマ制作会社関係者)

 大杉さんの、ダンディで優しい笑顔に再び会えるのかもしれない『バイプレーヤーズ』3期と劇場版。放送と公開が楽しみだ。

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