瑛人『紅白』で「ドルガバ歌詞」変更ナシの理由! 山口百恵、松本伊代は変更も…

まいじつ

瑛人『紅白』で「ドルガバ歌詞」変更ナシの理由! 山口百恵、松本伊代は変更も…

ヒット曲『香水』を引っさげ、この度めでたく『第71回NHK紅白歌合戦』初出場が決まった〝令和の三木道三〟こと瑛人。ネット上には祝福が吹き荒れる一方、ある〝都市伝説〟を心配する声も噴出していた。

〝心配〟とは、NHKが公共放送であるため、個人や企業・商品の宣伝を禁じ、商標名が〝放送禁止用語〟となっている方針だ。

「GWには渋滞のニュースが定番ですが、NHKのニュースは『ゴールデンウィーク』という名称は絶対に用いません。これは、この言葉が映画業界の宣伝目的に生まれたためで、同局では必ず『大型連休』と呼びます。同様に、商標名である『ウォークマン』は『ヘッドホンステレオ』、『aibo』は『犬型ロボット』と呼びます。これはニュース以外でも徹底していて、例え歌詞であっても例外ではない。『レッツゴーヤング』で『プレイバック Part2』を披露した山口百恵は、『真紅なポルシェ』を『真紅なクルマ』に変更。松本伊代が『センチメンタル・ジャーニー』を披露した際も、『伊代はまだ16だから』が『個人の宣伝にあたる』と見なされ、『私はまだ16だから』に変えられました」(週刊誌記者)

こうした過去の例により、歌詞に『ドルチェ&ガッバーナ』というブランド名が出てくる「香水」は、「変更を強いられるのでは?」と心配されてしまったというわけだ。しかし、この件について16日、NHK側がそのまま歌詞を歌うことは問題ないという見解を示した。

今や「都市伝説」化した運用

「NHKが厳格に言葉を取り締まっていたのは過去の話。〝お堅い公共放送〟のイメージから親しみやすくするためにも、年々運用は緩められていきました。2010年、当時の『ももいろクローバー』が『行くぜっ!怪盗少女』を披露しましたが、『レニ カナコ アカリ シオリ アヤカ モモカ』というメンバー名の歌詞はそのまま歌唱。2014年の『紅白』で『サザンオールスターズ』が『ピースとハイライト』を披露した際も、『ピース』『ハイライト』ともタバコの銘柄でしたが、何も手は加えられませんでした。そういえば以前、蜷川実花が人気ブランド『Supreme』のロゴTシャツを着て、NHKの番組へ出ていたこともありましたね」(前出記者)

しかし、いったいなぜ未だに「NHK=商標名NG」というイメージが定着しているのだろうか。

「世間の感覚からすれば過剰反応な〝商標名の言い換え〟にインパクトがありすぎて、未だにこの運用が取られていると思い込んでいる人が多いのでしょう。実際にはとうの昔に変わっており、警察署ではカツ丼が出るとか、ゆとりは円周率が3だったとかレベルの、もはや〝都市伝説〟と言っていい話なのですが…」(同記者)

今回の「ドルガバ解禁」で、NHKの都市伝説はついに解消されるかもしれない。

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Sandu Herta / Shutterstock

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