NHK紅白、ジャニーズ最多7組出場の舞台裏とは? (2/2ページ)

アサジョ

これはSexy Zone、関ジャニ∞、TOKIO、嵐、V6、SMAP、近藤真彦という7組が出場した15年の第66回と並んで最多タイなのですが、5年前の白組は全26組でしたからね。ジャニーズ密度でいったら今年が一番濃いのは間違いありません」(前出・テレビ誌ライター)

 では、なぜ今年の「紅白」はこのような“ジャニーズ過多”になってしまったのか。東京スポーツが17日に配信した記事は、NHKがジャニーズとの駆け引きに敗れた結果と報じている。

「嵐は今年の大晦日をもって活動を休止させます。そのためNHKとしては、今年の『紅白歌合戦』では嵐のメンバーの誰かに司会をやってもらい、大トリは嵐に締めてもらうという“嵐祭り”にしたいという青写真を描いていたようです」(芸能ライター)

 そのためNHKはジャニーズ側に最大限の譲歩を行い、昨年紅白に出場した5組は据え置きのまま、SixTONES、Snow Manの2組の初出場を認めたのというのだが、コロナ禍などの理由によってNHKの思惑は外れてしまったようだ。

「ジャニーズは毎年恒例のカウントダウンライブ(通称・カウコン)を今年は開催できない模様で、毎年生中継をしていたフジテレビは、今年はジャニーズ所属のタレントが出演する年越しバラエティ番組として放送するようです。また、嵐は単独で無観客の配信カウントダウンライブを開催することが発表されました。嵐は『紅白』には中継で出演することになりそうで、嵐のメンバーが『紅白』の司会を務めることも、“大トリ”として『紅白』のラストを飾ることも不可能になったと、東スポは報じています」(前出・芸能ライター)

 その結果、「紅白歌合戦の“ジャニーズ枠が7に増加」という事実だけが残ったということか。

 ジャニーズ事務所やジャニーズファンにとっては大勝利の結果であるが、一般の「紅白」ファンは何を思いながら大みそかを過ごすのだろうか。

(石見剣)

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