腰、ひざ、股関節の痛みに悩まされないために気をつけるべきポイント (3/3ページ)

新刊JP

傾向として女性は内臓が強いので長生きします。体重が少ないと軟骨の減り方も少なく、ですから健康で長生きしている人は小柄で華奢な女性に多いと思いますよ。

――スポーツでひざの軟骨が摩耗するということは、健康維持のためにやっている運動も控えめにした方がいいのでしょうか?私は今37歳で週に2回10キロずつジョギングをしているのですが、これはやりすぎですか?

三輪:ジョギングくらいなら大丈夫です。あまり運動しないとそれはそれで健康に悪いの で、多少の運動はした方が良いでしょう。ひざが痛い人が散歩するのはよくないのかというと、そんなことはありません。

ひざの軟骨はスポンジのようなもので、血流がなく関節液から栄養をもらっています。ですから適度な運動であれば、負荷がかかった時に軟骨に関節液が染み込み栄養が行きわたるのです。つまり多少の運動やストレッチ、ほどほどの筋トレは長生きの秘訣だと思います。

――最後になりますが、腰、ひざ、股関節に痛みを抱える方々にメッセージをお願いいたし ます。

三輪:まずは痛みがあるなら整形外科にかかってください。レントゲンを撮って、余程重症でない限りはそこで薬をもらったりリハビリをしたりといった治療をしてください。それでも治らない場合や、変形が酷かったり痛みが強いとか麻痺や神経痛があり、明らかに重症だと思った場合は、大きな病院に行って、MRIなどの精密検査を受けていただきたいと思います。関節や腰の痛みはM R Iを撮らないと重症度がわからないことが多いのです。

また、重症の場合は、かかる整形外科医は誰でも良いわけではありません。腰なら腰、ひざならひざを専門にしている医師がいますので、自分の悪いところにあった医師を探してかかっていただきたいと思います。初診の医師が主治医になることが多いので、かかりたい医師を調べて受診することをお勧めします。

そして、繰り返しになりますが、悪化した腰、ひざ、股関節の痛みを完治させるには、最終的には手術にならざるを得ません。いたずらに怖がらず、いつまでも自分の足で歩ける人生にするために、悪化したら、手術で完治させるということを考えていただきたいと思います。

(新刊J P編集部)

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