「良い占い師は素敵な言葉を持っている」 番組スタッフに聞く『突然ですが占ってもいいですか?』の舞台裏(後編) (4/5ページ)

新刊JP

――「本」つながりでお聞きしたいのですが、今、お二人はテレビ番組の制作という仕事をされています。その仕事をする上でご自身の血肉になった一冊があれば教えてほしいです。

春名:具体的にこの本というわけではないのですが、意識的にノンフィクションの本を読んでいます。偏ろうと思って偏っている部分もありますが、嘘みたいな本当の話というのに惹かれるんです。

――そういう意味では『突然ですが占ってもいいですか?』のテーマに重なってきますね。

春名:そうですね。『突然ですが占ってもいいですか?』もドキュメンタリーではありますから。ノンフィクションを読んでいると、「これが本当の話なのか」ということがすごく出てくるんです。常にそういう衝撃を探して求めているのかもしれません。

――坪井さんはいかがですか?

坪井:鈴木いづみさんという方の本が好きです。占い師さんは素敵な言葉を選ぶというお話がありましたが、鈴木いづみさんも、力強く、心を突き動かされる言葉を数多く残されていて、この方自身も、波乱万丈な人生を送られています。強い女性の言葉や人生が描かれている本に惹かれます。

――ありがとうございます。話は変わりますが、この番組の感想を辿ると「音楽の選曲センスが高い」という声を見かけます。テーマソングの相対性理論の『マイハートハードピンチ』をはじめ、日本のロック、ポップス限らず幅広い楽曲をBGMとして使っています。BGMのポイントは?

春名:これは僕らが選曲しているのではないんです。演出サイドの音楽に対する情熱の強さによるものです(笑)。

――現在ではTwitterの公式アカウントで楽曲リストを公開したりしていますよね。

春名:そうです。どんな曲を使っているのか知りたいという問い合わせが多かったので。ほかに、LINE MUSICさんでプレイリストを公開するような展開もしています。これも番組の個性だと思うのでアピールしていきたい部分ですね。

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