ク・ハラの死から1年…悲願の“KARA再結成”を阻んだものとは?

日刊大衆

※故ク・ハラさん
※故ク・ハラさん

  韓国の女性アイドルグループ・KARAの元メンバーだったク・ハラさん(享年28)が突然、この世を去り、世間に衝撃が走ったのは昨年11月24日のことだった。あれから1年。11月17日に発売された『週刊女性』(主婦と生活社)に、KARAの再結成計画が報じられた。

「今年はKARAの日本デビュー10周年にあたる年。『週刊女性』によると、そんな節目の年に“ハラさんのためにも、もう1度、集まろう”と、今年8月に期間限定でKARAが再結成される計画が水面下で進められていたそうなんです」(芸能関係者)

 しかし、事態を一変させる出来事が起こる。

「新型コロナウイルスの世界的大流行です。同誌によると、KARAは、今年8月に日本でシングルを発売し、それを引っさげてコンサートも行う予定だったといいます。神奈川県にあるパシフィコ横浜を首都圏公演の会場として押さえていたそうですが、新型コロナの影響でコンサートの開催は断念せざるをえない状況に。そのまま再結成の話自体も立ち消えになってしまったようなのです」(前出の芸能関係者)

■ヒップダンス、紅白歌合戦…KARAの軌跡

 2007年にデビューした韓国のガールズグループKARAは、2010年に日本デビューを飾った。

「日本でのシングル第一弾としてリリースされた『ミスター』がヒットし、ヒップダンスの振り付けが大流行。翌年には、大晦日の『NHK紅白歌合戦』にも初出場をはたすなど、日本でも爆発的な人気を獲得していきました」(前出の芸能関係者)

 しかし、所属事務所との金銭トラブルなどが報じられると、メンバーが次々と脱退。2016年にKARAは活動休止に追い込まれる。

「ハラさんはその後、ソロとして活動を始めます。2019年6月からは活動拠点を日本に移し、日本の芸能事務所に所属しながら、精力的に活動を行っていました。しかし、残念ながらそれから半年たらずでハラさんは帰らぬ人となってしまったのです」(前同)

 実は、KARAの再結成を誰よりも願っていたのは、他でもないハラさんだったという。

「ハラさんが亡くなった際、実は彼女が中心となって極秘裏にKARAの再結成計画が進められていた、と報じるメディアもありました。当初、ハラさん以外の3人は韓国で活動していたため、再結成にあまり乗り気ではなかったようですが、ハラさんからの熱烈なアプローチに押され、やる気になっていた、と報じられたのです」(同)

■ハラの願いを叶えるために

 昨年7月の『週刊女性』でも、ハラさんがKARAの元メンバーに個人的に連絡をとり、再結成の話をしている、と報じられていた。

「また、昨年6月の同誌のインタビューのなかでは、ハラさんが3月に行われた『第28回東京ガールズコレクション2019 S/S』に出演した際に、元メンバーのニコル(29)に連絡をとっていたことを自ら打ち明けていました。ハラさんの口からKARA再結成について言及したことはありませんでしたが、元メンバー同士の交流が続いていたことはたしかなようです」(前出の芸能関係者)

 デビュー10周年という節目の年、親友でもあったハラさんの願いを、元メンバーたちは叶えようとしていたのかもしれない。

「今回は新型コロナウイルスという未曽有の事態で再結成は叶いませんでしたが、『週刊女性』によるとハラさんの死後、元メンバーたちは頻繁に顔を合わせるようになったそうです。いつかまたKARAのパフォーマンスを表舞台で見ることができる日も来るかもしれませんね」(前同)

 ハラさんも、その日を心待ちしてしているに違いない。

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