宮迫博之『アメトーーク』復活に光明?全開芸人トークと「DVD買って」

日刊大衆

宮迫博之(雨上がり決死隊)
宮迫博之(雨上がり決死隊)

 雨上がり決死隊宮迫博之(51)が語った『アメトーーク!』愛が話題になっている。

 宮迫は、11月27日・12月4日号の『週刊ポスト』(小学館)の取材で現状について、「実際のところ、テレビの出演オファーはゼロではなくて、凄くいいオファーを何件か頂いていました。でも、復帰するなら『アメトーーク!』(テレビ朝日系)だと考えていたので、ありがたい話だったのですが、お断わりしました」と発言していた。

 しかし、テレビ朝日は冷たかった。17日のテレビ朝日の定例社長会見で、西新取締役は宮迫の復帰について「現在、予定は何もしておりません」と回答。まさしく剣もほろろ、というべき対応なのだが、宮迫のプッシュは『女性セブン』の取材についての発言だけではなかった。

「11月12日に宮迫は、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』に『宮迫がアメトーーク!で面白かった芸人について語ります』という動画を投稿します。公開から1週間が過ぎた20日時点で、再生数は107万回を記録していて、高評価も2.1万と大変に評判がいい動画となっています。

 この動画では、タイトルの通り宮迫が『アメトーーク!』で共演してきた芸人に関する裏話を、40分ほどの長尺で語り続けたんですよ」(女性誌記者=以下同)

■8つのテーマでトークを展開

 事前にホワイトボードに書かれていたトークテーマは

・いてくれると助かる芸人は?

・ひな壇で奇跡を起こす芸人は?

・面白過ぎて嫉妬した芸人は?

・シンプルにすごいと思った芸人は?

・アメトーークで一番笑わせられた芸人は?

・逆にイラッとさせられた芸人は?

・次に天下を取る芸人は?

・絡んでみたい第七世代は?

 の8つ。

 宮迫は最初の「いてくれると助かる芸人は?」について、「僕の騒動の1、2年くらい前だったかな。よく番組、アメトーークのプロデューサーなんかとよく喋ってた。“あの人がいたら助かるな”ってのを、しょっちゅう言ってた」と、プロデューサーとの深い仲を感じさせる発言をしたのである。 

「動画のスタッフは“サバンナ高橋茂雄(44)”や“騒動前のアンジャッシュ渡部建(48)”という名前挙げ、宮迫も“間違いではない”としつつも、正解は麒麟川島明(41)でした。“裏で俺とかプロデューサーが、『川島がおったら助かるよな。あいつに振っておけば何とかなる』って。超万能タイプですから”と絶賛していました。ここでもプロデューサーについて少し触れることで、番組にアピールしているのかもしれません」

■DVDの販売に貢献するPR活動

 また、「ひな壇で奇跡を起こす芸人」としては、サンドウィッチマン伊達みきお(46)と富澤たけし(46)をチョイス。サンドウィッチマンが本格的に売れる前、ひな壇の端に座っていたころの「2カ国語放送」というエピソードを挙げた。

「“これね。『アメトーーク!』のDVDにも収録されてますので、ぜひ見てください”と、宮迫はさり気なくDVDの販売促進PRをしていたんです。ちなみに、このエピソードは09年3月5日に放送した『今年が大事芸人』でのこと。該当のシーンはDVD第7巻に収録されていますね」(前同)

「2カ国語放送」とは、他のゲストが盛り上がっているにもかかわらず、富澤が小声でずっとエピソードトークを話し続けていたという出来事。この異常事態に、MCの宮迫と隣の相方の伊達だけが気付いていたが、ほかのゲストトークが盛り上がっているため止められない状況だった。しかし、しばらくして、宮迫と目が合った伊達が意を決して「お前、さっきから何喋ってるんだよ!」と富澤を止め、スタジオが大爆笑に包まれたのだ。

 宮迫はこれを振り返り「奇跡的な面白さやった」「無茶苦茶おもろかった」としたほか、この話題を締める際に、もう一度「これはぜひDVDに入ってますから」と念を押したのだ。

■『アメトーーク』で地上波復帰した芸人

 さらに「面白過ぎて嫉妬した芸人は?」では、「自分に一番ない能力。『天然』っていう。僕『天然エピソード』がほぼないので、そこの究極の人たちには、やっぱり憧れます」と、出川哲朗(56)や月亭方正(52)の名を挙げ、『アメトーーク!』でも常連となっている狩野英孝(38)の名を出したのだ。

「“休む前の、ノリにノッている英孝ちゃん”と、狩野が17年1月に8股報道や未成年女性との交際疑惑で自粛する前は“何やってもおもしろかった”“絶好調のときの英孝ちゃんはちょっと嫉妬したね”としていました。

 ちなみに当時、謹慎の解けた狩野が地上波復帰したのは17年9月7日の『アメトーーク!』でした。テ-マは『なぜ?同じ事務所に同類芸人』です。宮迫がそこまで意図していたかどうかはわかりませんが、狩野の復帰第1弾のテレビ番組が『アメトーーク!』だったことが、羨ましいかもしれませんね」

 その後も、「アメトーークで一番笑わせられた芸人は?」でのバナナマン日村勇紀(48)の「自分で人気者だった、と証言したのに高校時代の卒業アルバムにはイタズラ書きされて消した跡があったこと」に大ウケしたとを明かし、ここでも「アメトーーク!のDVDに収録されてるでしょうから、ぜび観てください」と、宣伝したのである。ただし、この日村の卒アルが出てきた『華の昭和47年生まれ芸人』は、DVD化されていないようだ。

■第七世代との共演も熱望

 最後に「次に天下を取る芸人は?」と「絡んでみたい第七世代は?」という質問についても、「まあ、(天下取るのは)千鳥でしょう。キャラにしても能力にしても」と言い、「人気も実力も共にあるし、一般人にも芸人にも両方から愛される」と理由を話した際に、「俺らも含めて、天下取れそうだったのに獲れへんかった人たちばっかりやから」と自分についても言及する姿を見せた。

 また、宮迫が地上波から姿を消して以降ブームとなったことから、ほとんど共演してない「第七世代」についても「まるまる絡みたい」「ぺこぱの松陰寺くん(松陰寺太勇)に肯定ツッコミをしてほしい」と思いを馳せたほか、「この回が盛り上がったら、今度は芸人さん交えてやりたいね」と、『アメトーーク!』エピソードのシリーズ化を願う姿を見せ、動画は終了した。

「同じく闇営業騒動で謹慎していたロンドンブーツ1号2号田村亮(48)も『アメトーーク!』の兄弟番組で冠番組の『ロンドンハーツ』での復帰をはたしています。すぐさま雪解けとはいかないでしょうが、YouTubeの成功を見てもわかるとおり、実力は確かですからね……」

 宮迫の姿を『アメトーーク』で見られる日は、いつか来るのだろうかーー。

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