なにわ男子のあふれすぎ「SMAP愛」に“まさかの賛否”大激論!

ジャニーズ内で、別グループの曲をカバーで披露することは珍しいことではない。特に、まだ曲のレパートリーが少ない若手ジャニーズであればなおさらだ。
11月21日に、関西ジャニーズJr.内ユニットなにわ男子も、配信ライブ『KanSai Johnny‘sJr.DREAM PAVILION~Shall we #AOHARU?~』で先輩ジャニーズの曲を歌ったのだが、これが、賛否入り乱れた大反響を呼んでいるという。
「SMAPの歌を4曲も披露したんです。95年の『がんばりましょう 』、97年の『ダイナマイト』、06年の『Dear WOMAN』、そしてもはや国民的楽曲となった『世界に一つだけの花』を歌いました」(配信参加者)
この件は「SMAPメドレー」というワードでTwitterトレンド入りするなど、大いに話題を呼んだのだが、大歓喜するファンと、SMAP本人たちに歌ってもらえなければ悲しいだけ、というファンと、反応が真っ二つに分かれてしまったのだという。
《何だかんだ言う人はいるけど、私はやっぱり後輩が歌ってくれることは素直に嬉しい》《SMAPが歌えないのに、なんで後輩がうたってるんだ気に食わねーなにがSMAPメドレーじゃ》《後輩達が歌ってくれるのは嬉しいけど、本人達にも歌って欲しいんだよ……SMAPの5人でSMAPメドレー歌って欲しいんだよ……》《ありがとう!もうSMAP本人のは聞けないけど、後輩くんたちが曲を歌ってくれるから曲が生きてるなって思える》
と、ウェブ上では悲喜入り乱れた状態となっていた。
■多くのSMAPソングを歌ったことがある
まだJr.内グループとはいえ「CDを出していない」以外は、デビュー組との差はない人気と知名度を誇っている『なにわ男子』。ライブやイベントは毎回注目を集め、個人でもそれぞれ俳優業やバラエティ番組でしっかり実績も残している。最近では、V6・井ノ原快彦(44)主演の映画『461個のおべんとう』に準主役で出演した道枝駿佑(18)がいい例だろう。彼らには、ジャニーズでもずば抜けた人気を誇ったSMAPの後継者としての役割が期待されているのだろうか。
「少なくとも、彼らがSMAPに憧れているのは間違いない。なにわ男子がSMAPの曲を歌ったのは、今回が初めてではないんです。これまでに『SUMMER GATE』、『正義の味方はあてにならない』、『青いイナズマ』、『BANG!BANG!バカンス』そしてSMAPのデビュー組『Can‘tStop!!―loving―』なども歌っている。これには、道枝とリーダーの大橋和也(23)の、SMAPのトップ2へのリスペクトが大きいでしょうね」(専門誌記者)
■リーダー大橋は中居を尊敬している
まず、リーダーの大橋。彼はSMAPで同じくリーダーだった中居正広(48)を尊敬しているという。19年8月4日の『関西ジャニーズJr.とれたて関ジュース』(ラジオ関西)では、
「俺もう入所してからずっと言ってるよ」「やっぱり何でもできるやん。中居正広さんてさ。ダンスもお芝居もしゃべりも歌もできる」と、中居について熱弁していた。
「本人は”いつか共演したい”と雑誌などで、何度も発言していました。今年3月末で中居はジャニーズを退所したため、今後は“尊敬する先輩ジャニーズ”としては名前を出しにくくなるでしょうが、中居は円満に退所しているし、共演できる可能性は大いにあり得る。実際、11月20日にはSnowManが中居MCの『金スマ』(TBS系)に出ています。いつか、大橋と共演する機会もあるでしょう」(前出の専門誌記者)
ちなみに、中居がジャニーズを退所する寸前の3月20日に、なにわ男子の藤原丈一郎(24)は『中居正広のプロ野球魂』(テレビ朝日系)に出演し、その際は中居に「若いのにしっかり喋れる」とお墨付きを得ていた。
「巨人ファンとオリックスファンという違いはありますが、“野球好き”という共通点があるほか、グループ最年長だったり、メンバーカラーが青だったり、ダンスが得意だったりと、中居を思わせます。ルックスも相まって“若い頃の中居くんに顔が似てる!”という声も多いですね」(前同)
■道枝はSMAPと木村が大好き
また、先述のように演技方面でブレイク中の道枝の場合は、母親がSMAPの大ファン。本人は、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)で木村拓哉(48)と共演したことがあるが、その際は出演者コメントで、
「僕は小さい頃から家族と一緒にコンサートにも行っていたほど、木村さんが大好きなんですよ! 実は、事務所から声を掛けてもらって、今年2月に開催されたソロ・ライブの東京公演も、木村さんと『教場』(2020年)で共演したなにわ男子のメンバー・西畑大吾くん(23)と一緒に見学させていただいたんです」
と明かしているほか、『BG』撮影時には木村から誕生日プレゼントをもらったり、木村が道枝の母親に電話するというとてつもないサービスをしてくれたことを、11月4日の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)で明かしている。
「道枝はなにわ男子のコンサートの演出・構成を担当しているため、自分が好きなSMAPの歌を多めに盛り込んでいるのだと考えられます。19年には『関西ウォーカー』(KADOKWA)の“冬に聞きたいジャニーズソング”に、SMAPでもコアなファンしか思い浮かばないであろう『White Message』と『Song of X‘SMAP』の2曲を挙げたこともありますね」(前出の専門誌記者)
このほか、ネットでは長尾謙杜(18)を「メンバー最年少で、『僕空〜足跡のない未来〜』で衣装の監修もするほどの“服バカ”」という点から、香取慎吾(43)に近いものがある、とする声もあった。
若手Jではトップクラスの人気を誇るなにわ男子。『令和のSMAP』と呼ばれる日が、来るかもしれないーー。