【わかってほしいのに......】彼が鈍感に思える理由って?
皆さんの中には、彼はなんで私の気持ちを察してくれないんだろう......と悩んでいる方がいるでしょう。
実は、男性は元々女性の悲しみといった感情に鈍感な生き物なのです。
今回は、なぜ男性は悲しみに鈍感なのか、性別によってどれほど表情から感情を読み取る能力が異なるのかを詳しく解説していきたいと思います。
私たちが普段何気なく表情からその人の感情を読み取っていますが、ここには表情の認知と脳の働きが関係しています。
表情認知とは、表情から感情を認識する能力であり、脳の大脳辺緑系と呼ばれる部位が働いています。
つまり、私たちは表情からその人の感情を脳の働きによって無意識のうちに察知しているのです。
以上を抑えたところで早速、なぜ男性は女性の悲しみに鈍感なのか、についてみていきましょう!
男性が女性の悲しみに鈍感なのは、研究によってすでに証明されています。喜びや快楽に関わる感情は表情から認識できていましたが、
悲しみの感情に関しては女性よりも正答率が低かったようです。
悲しみの感情に男女で偏りがある原因は、大脳辺緑系の働きにあります。
男性は女性に比べ、脳を活発的に働かさなければ認知が困難で、女性は特に働かさなくとも認知が可能と言われています。
つまり、男性は脳をフル活動させなければ、感情の中でも特に分かりにくい「悲しみ」の感情の認知が困難なのです。
先程の説明少々分かりにくかったと思うので、もう少し噛み砕いて説明します。
表情から感情を察知する表情認知能力は、男性よりも女性の方が高い傾向にあります。
また、脳の活動量も女性の方が少なく済むので、女性は表情を見るだけで相手の感情を理解でき、
男性は表情だけではその人の感情は理解しにくい、ということ。
ただ、悲しみに鈍感だからといって気づいてもらえないのはちょっと......という方もいるはず。
そんな方におすすめの方法は、自分から「自分は今悲しい」とストレートに伝える、ということ。
自分から伝えるのは少し恥ずかしいと思いますが、いつまで経っても気づいてもらえないよりかは、自分から伝えた方が良いのかもしれません。
男性は、女性に比べて表情認知に使う脳の活動量が必要であり、表情認知能力が低いと言われています。
ですので、女性の感情の中でも、「悲しみ」に関する感情の認知は表情から察知するのは困難です。
少々じれったく思うかもしれませんが、致し方がないこと、と理解しておくとよいかもしれません。(ハウコレ編集部)