SixTONES「日テレ歌特番」でSnow Man曲歌唱の意図は?「やめて」怒号
11月23日、ジャニーズのSixTONESが『GQ MEN OF THE YEAR』でポップ・アイコン・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。1月22日にデビューをはたした同グループだが、11月11日リリースの新譜『NEW ERA』も17日発表の「オリコン週間シングルランキング」で初週44.6万枚で1位に輝き、未だ快進撃は止まらない。
「デビュー1年目から『NHK紅白歌合戦』出場を決めたSixTONESは、民放の大型音楽特番への出演も、11月25日放送の『ベストアーティスト 2020』(日本テレビ系)、12月2日放送の『2020 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の第一夜と続きます。
ファンにとっても楽しみな時期なのですが、『ベストアーティスト』での歌唱曲が、ネット上で物議を醸しています」(女性誌記者)
同番組では『今聴きたい!国民が選んだジャニーズメドレー!』と銘打って、アンケート結果に基づいた「今聴きたいジャニーズソング」をオリジナルとは別のグループがカバーする企画が行われることが告知されている。
■まさかのライバルの曲を歌唱
すでに歌唱曲も発表されており、Part1の「男性が選ぶ!今聴きたいジャニーズソング」ではジャニーズWESTの『ええじゃないか』をKing&Prince、関ジャニ∞の『無責任ヒーロー』を嵐とPart1出演者全員で歌うことなどがアナウンスされている。
11月23日には、Hey!Say!JUMPの『ウィークエンダー』をSexyZone、嵐の『感謝カンゲキ雨嵐』をKAT-TUNとPart2の出演者たち、などPart2の「女性が選ぶ!今聴きたいジャニーズソング」のラインナップも明かされた。
「SixTONESはPart2に登場するのですが、そこで発表された曲目は、なんとSnow Manの『D.D.』を。よりによって、ライバルの曲をやるというのは驚きましたよね」(前出の女性誌記者)
SNSでは「ストのDD、私は楽しみだな!」との声もあるものの、「さすがにスト可哀想すぎんか」「ストにDDやらせるんや、いつまで干渉させられるんやろうな、可哀想。シンプルにやめたって欲しい」「せめてそこは外してほしかった」などの意見も見られる。
■ファンの衝突があったのに、なぜ!?
ジャニーズ初の同時デビューをはたしたSixTONESとSnow Man。「ライバルがいるって最高だ」とのコピーが使われた広告が掲出されたほか、デビューシングルに両グループの楽曲が収録、NTTドコモの『新体感ライブキャンペーン』への揃っての起用と、何かと一緒になる機会があった。
「ライバル関係にあるのは、本人たち以上にファン同士だったようで、2月に地上波初の冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)の放送が決まると、“なんでストより先にお前らが冠持つんだよ”との声がネットに寄せられるなど、ファンが衝突するといったことも何度かありました。また、Twenty★Twenty(通称:トニトニ)が歌うチャリティーソング『smile』の歌割りが両グループ一緒だったことで、“一緒はどう考えてもおかしい”と一緒くたにされることに否定的な意見もありました。
こうした前例があるため、SixTONESにSnow Manの曲を歌わせれば、反発の声が上がるのは容易に予想できたはず。それでも、この組み合わせになったことで、“炎上商法にしか思えないなぁ”“炎上商法にストを使うな”との意見もSNSでは見られましたね」(前出の女性誌記者)
■「いい刺激になると思う」との声も
前出の女性誌記者は続ける。
「ですが、すでに2組とも売れていますし、炎上商法というリスクのあるやり方はさすがに避けるはず。ただ、Snow ManはSixTONESの『Imitation Rain』ではなく、KAT−TUNの『Real Face』をやるので、デビュー曲の交換でもない。選曲の意図がいまいち見えてきませんよね……」
SNS上では「同時デビューのライバルが歌うのある意味斬新やしスノにとっていい刺激になると思うよ」「ライバルとしての関係性がまた昇華されていくのかと考えるとアツい!」との声も見られる。
「さすがに日テレがSixTONESに『D.D.』を歌ってほしいとは言えないでしょうし、選曲の決定権はジャニーズ事務所にあるでしょう。そう考えると、彼らのセールスマンの滝沢秀明副社長(38)が改めて、SixTONESのライバルへの対抗心を再び熱くさせたいという考えがあるのかもしれませんね」(ワイドショー関係者)
■セールス面での大きな開き
SixTONESは7月リリースの『NAVIGATOR』、11月11日の『NEW ERA』と2作連続の初週売上40万枚超えを記録している。
「CD不況と言われる昨今では、とんでもなく素晴らしい結果です。しかし、Snow Manは10月7日に発売した2枚目のシングル『KISSIN' MY LIPS / Stories』で初週売上91.8万枚、その後日本レコード協会がミリオン認定し、SixTONESを大きく上回るセールスを残しました。
また、音楽面以外でもSixTONESは12月に『バリューの真実』(NHK)で初の全員MC番組を務めますが、Snow Manは冠番組の『それスノ』が1月1日に2度目の放送が決定し、少し先に進んでいます。
同時デビューながら、差が付き始めているタイミングですし、大型音楽特番でライバルの曲をやらせて、鼓舞したいという考えがあるのかもしれませんね。ただ、ファンからの反発の声もありますし、炎上するような事態にならなければ良いのですが……」(前出のワイドショー関係者)
アーティスティックなSixTONESが『D.D.』をどう表現するのか。放送日が楽しみだ。