【動画】息が止まってたらやさしく顔を叩いてくれる、睡眠時無呼吸症候群を改善する枕型クマロボット「じゅくすい君」がかわいすぎる
眠っている間にくり返し呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」という病気は、国内だけで約200万人いると言われており、これによって起こる日中の眠気や集中力の低下が重大な事故に繋がる事例も報告されている。
早稲田大学 可部研究室のグループがクマのぬいぐるみを改造して作ったクマ型ロボット「じゅくすい君」は、クマのおなかの部分が枕として機能すると共に、クマの腕が動いて、寝ている人の顔や首に直接触れて刺激を与える事ができるようになっているという。
ソース:患者の顔を叩いて睡眠時無呼吸を改善する枕型ロボット - DigInfo TV | JAPANESE
最初に指にはめるパルスオキシメータで血中酸素濃度を測り、クマの中に入っているマイクで「いびき音」を収集する。その2つを合わせてパソコンで判定をし、それをアクチュエータに反映して、その人の症状によってアクチュエータの動かし方を変えていくそうだ。アクチュエータの動きによって、寝返りを促したり、ひどい無呼吸状態の時には、「トントン」と顔を叩いて患者さんを起こしてくれる。
患者の安眠を妨げないために、患者とロボット間の通信は、人体の表面を伝う電界通信によってコードレス化を実現した。「今後は、こういうものを使って横に向いて寝たりするのに慣れて頂いて、自分の「いびき音」を感じて自発的に寝返りを打って、機械無しで自分の呼吸を助けていけるようになれるような、そういうブログラムを考えています。」と開発者は語ったそうだ。
未来の世界のクマ型ロボット?
指にはめるメータはなんともかわいいヒツジ型ロボット
ひとりぼっちで寝るよりも、トントンと起こしてくれるクマさんが添い寝してくれるとうれしいよね。お年寄りやさびしんぼうさんにもニーズがありそうだね。
もしかしたら自分も睡眠時無呼吸症候群?睡眠度自己チェックテスト
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