巨人&ソフトバンクから大量ランクイン!2020年プロ野球“最強”ベストナイン

日刊大衆

画像はイメージです
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 2年連続の同カード対決となった「巨人VSソフトバンク(以下、SB)」の日本シリーズ。この頂上決戦が終われば、2020年シーズンもオフに突入する。

「投打とも部門別のタイトルが決定。1月17日に都内のホテルで開催されるNPBアワーズで、新人王やMVP選手、ベストナインも発表されます」(スポーツ紙デスク)

 両リーグの覇者である巨人とSBの選手は、タイトル争いでも健闘し、ベストナインにも多く選ばれる可能性が高いが、本誌では一足早く「最強ベストナイン」を選出してみた。

 まずは、投手陣から。「先発ローテを考えて5人挙げるなら、巨人の菅野智之(31)、先だってFA宣言せずに中日残留を決めた大野雄大(32)、SBの千賀滉大(27)は当確でしょう。3人合わせて36勝、防御率平均1.98ですから、この3人が同じチームなら、優勝は間違いなしですね」(球界関係者)

 中でも、エースを一人選ぶなら菅野になるという。

「昨季、悩まされた腰痛を克服するために、腕から始動するフォームに改造し、不退転の覚悟で今期に臨んだ。投球的には、真っすぐの球威が戻ったのと、フォークが効いた。開幕13連勝のプロ野球記録を作ったのも納得です」(前同)

 初の沢村賞を受賞した大野も、今季は絶好調だった。

「継投がセオリーになっている現代野球で10完投した大野には、“見えない功績”もある。大野が投げる日は中継ぎが休めますからね。コロナ禍による過密日程で行われた今シーズンだからこそ、大野のような投手は貴重だったんです」(同)

 千賀は開幕直前に右脚ふくらはぎを痛めて開幕投手の座を譲ったが、フタを開ければ最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得。代名詞の“お化けフォーク”も健在だった。

 難しいのが先発残り2枠だ。千賀と同数で奪三振のタイトルを取ったオリックスの山本由伸(22)や、11勝を挙げて最多勝と最高勝率の二冠に輝いた石川柊太(28=SB)もいる。ただ、

『週刊大衆』は楽天のエースとして稼働した涌井秀章(34)と、10勝を挙げた新人王の最有力候補、森下暢仁(23=広島)を選出したい。

■注目選手を見逃すな

「涌井は、楽天に移籍して小山伸一郎投手コーチの指導でシンカーを覚えたんですが、これがハマった。真っすぐと同じ軌道で打者の手元で右下に曲がるため、打ちにくいんです。森下もアッパレ。昨年のドラ1で明治大学から広島に入団し、新人はペナントのペース配分に慣れていないため、後半に失速するんですが、森下は違った。10月3日からシーズンが終わるまでの5試合を4勝負けなし、防御率0.24と奮闘。新人王を争う巨人の戸郷翔征(20)が、10月以降は1勝しかできなかったのと好対照です」(セ球団スコアラー)

 続いて中継ぎ部門。

「セ・リーグでは中日の祖父江大輔(33)が、30HPを記録して最優秀中継ぎ投手に選ばれていますが、パ・リーグの同部門トップのモイネロ(24=SB)は、150キロ近いストレートと大きく曲がって落ちるカーブで、40HPを達成。両者の対決なら、モイネロに軍配が上がるでしょう」(全国紙運動部記者)

 しかし、『週刊大衆』は西武で孤軍奮闘した“若武者”平良海馬(21)を推したい。

「54試合に登板し、34HP、防御率1.87。沖縄の八重山商工高校から2017年にドラフト4位で西武入り。今季大ブレイクした注目株です。最速160キロのストレートは威力抜群。今後、球界を代表する中継ぎに成長するはず」(前同)

 9回にマウンドに上がり、相手打線をピシャリと封じる抑え投手には、平良と同じく西武の増田達至(32)を選出したい。

「33Sを挙げ、初の最多セーブのタイトルを獲得。150キロ台後半のストレートは、打者の手元で変化するクセ球。大きく落ちる縦のスライダーが決め球です」(パ・リーグ担当記者)

 増田は今季、FA権を取得している。当初、今オフのFA市場の目玉と目されたヤクルトの山田哲人(28)、中日の大野が、相次いでチーム残留を発表したため、「増田がFAの主役になった」(前同)という。宣言すれば、絶対的なクローザーを欠くチーム間で、激しい争奪戦が繰り広げられるはずだ。

 11月27日発売の『週刊大衆』12月14日号ではメジャーへの移籍が濃厚の選手の極秘リストを掲載している。

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