コロナという名前の女性、自宅に脅迫めいた電話やレストラン予約拒否など差別を告白 (2/3ページ)
青森県に住む、「光冠(ころな)」という名前の8歳の少年が、新型コロナウイルスの流行により、自身の名前に対して悩みを抱えていたと『東京新聞TOKYO Web』(東京新聞)が、2020年9月27日に報じた。同記事によると、少年の父方の祖母がメキシコ人で、日本でもメキシコでも呼びやすい名前であることから、少年は「光冠(ころな)」と名付けられたという。しかし新型コロナウイルスが流行し、感染者の死亡がテレビで報じられるたびに少年は怒りを感じ、学校で新型コロナウイルス関連の配布物が分けられる際もつらい思いをしたそうだ。
少年の母親の知人がFacebookに少年の苦悩についてつづったところ、長野県警のOBである62歳の男性がその投稿を見て、少年を励ますために歌った歌を、CDに録音して贈った。歌は、県警OBの男性のほか、絵本専門士の女性など5人が合唱して録音したという。
少年はCDを受け取り、うれしさのあまり涙したという。同記事によると、少年は「今は自分の名前が好き」と話しているそうだ。
偶然であるにもかかわらず、「コロナ」という名前で嫌な思いをしている人は世界にいるようだ。ハリウッド俳優のトム・ハンクスは、「コロナ」という名前のせいでいじめられたというオーストラリアの8歳の少年に励ましの手紙を送り、その対応が賞賛されていた。世界各地で名前によって風評被害を受ける人たちを救う動きが出てきている。