近藤真彦に宮本浩次『紅白歌合戦』特別枠をめぐるウラ事情

日刊大衆

近藤真彦
近藤真彦

『第70回NHK紅白歌合戦』の出場者が、11月16日に発表された。しかし、近年は「その後」に大物の出演が発表、みたいな流れになっていて、非常にややこしい。企画枠や特別枠が続々発表されるのは、正式な形で発表された出場者は複雑な思いを抱くのではなかろうか。

 今のところ、企画枠としては、GReeeeNの名が挙がっているだけ。GReeeeNのコーナーでは、彼らが主題歌を歌った連続テレビ小説エール』(同局)のキャストによる古関裕而メドレーもプラスされると勝手に思っていたが、ちょっと怪しくなってきた。

 というのも11月27日に放送される『エール』最終回の内容がまさにこれ。本編ナシ、キャストが古関楽曲を歌いつないでいくコンサートが放送されるのだ。同じことを『紅白歌合戦』でやるなら、最終回でわざわざこんなことをする必要がある気がしない。GReeeeNの演奏にキャストが寸劇をプラスし、応援するにとどまるのだろうか。

 企画枠で気になるのがAIの演出。昨年はAI美空ひばりが新曲『あれから』を歌って賛否両論を巻き起こし、山下達郎(67)の「死者への冒涜」発言も話題になった。今年のソーシャルディスタンスを考えた演出としては、ある意味ぴったりではある。ただ、やはり拒否反応を示す視聴者も多そうだ。

 特別枠の追加アーティストに関しては、なかなかめぼしい候補が思い浮かばない、というのが正直なところ。昨年なら竹内まりや(65)がデビュー40周年で、初出場している。ということで、やはりアニバーサリーイヤーを迎えるアーティストか。もしくは、今年ブームになった昭和ポップス関係から、大御所が登場するのか。NHKの『うたコン』に頻繁に出演し、昭和の名曲をカバーしたアルバム『ROMANCE』も話題になっている宮本浩次(54)の名がないのが気になる。特別枠、ぜひ発表されてほしい。

■NHKホール最後の紅白はどうなる?

 また「もしかして特別枠で出演予定だったのでは」と噂が流れているのが、近藤真彦(56)だ。『ギンギラギンにさりげなく』をはじめ、今年亡くなった筒美京平氏作曲の名曲を何曲も歌っているし、今年で歌手デビュー40周年。不倫騒動がなかったら、今頃、特別枠で発表されていたかもしれない。

 コロナ禍で、歴史に残る困難に見舞われた2020年。せめて年末は、来年に向けて希望がほしいし、歌にはその力があると思っている。しかも今年でNHKホールからの放送は最後。ある意味、制作側にとっては、こんな難しくプレッシャーのかかる年はないだろう。(ナカノタロウ)

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