世界物件案内。古代エジプトをテーマにしたマンションが1億7400万円で販売中(ロシア)
image credit:litfund.ru
ロシアのモスクワにある不動産がユニークな物件を紹介している。そのマンションは、ロシアの首都全体で最も高価な生活圏内にあり、室内全てが古代エジプトをテーマにしてデザインされている。
エントランスを入ると、そこはもうロシアではなくエジプトの世界だ。豪華な大理石の床や高価な家具・装飾品が住むものをファラオ(古代エジプト王)の気分にしてくれるという。『Oddity Central』などが伝えている。
・古代エジプトをイメージした高級マンション
モスクワのハモヴニキ地区は、過去20年で労働者階級区から最も高価な生活圏のひとつに変貌した。
高級マンションが立ち並ぶ住宅街となっているオストゼンガ通りには、古代エジプトをイメージした物件が入っており、なかなかユニークな内装となっているようだ。
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白い大理石の床や壁に並ぶ柱からエジプト神話に着想を得た彫像や家具の装飾まで、このマンション内は全てが古代エジプトをテーマにデザインされているという。
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・きらびやかな部屋でファラオ気分を堪能?
この古代エジプトをテーマにした部屋は建物の4階にあるそうだ。
室内184平方メートルの広々とした空間には、2つの寝室とバスルーム、キッチン、リビングルーム、書斎、ドレッシングルームなどが配置されており、ベッドは古代エジプトの軍艦に倣って作られてある。
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また、バスルームには翼のある雄羊の2つの金の彫像と壁の絵画により、古代エジプトの雰囲気が強く印象付けられている。
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更に、特注のキッチン家具もエジプトのシンボルとモチーフで飾られてある。
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このマンションに住めば、豪華な宮殿を建てずとも古代エジプトの支配者気分を思う存分味わえるというわけだ。
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ただし、窓からは救世主キリスト大聖堂のあるコンセプション修道院の景色を眺めることができるということで、古代エジプトの豪華な宮殿をイメージしている室内とのギャップは多少は否めない。
このマンションは、ロシアの建築家ミハイル・ポソーキン氏によりデザインされた。
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マンションの敷地内には、ジムやスイミングプール、サウナ、ビューティーサロン、レストランなどが揃っており、部屋を出ても贅沢な気分を味わえる。
ちなみに、この物件の販売価格は1億2800万ルーブル(約1億7400万円)。マンションでこのお値段となるとかなり高額に思えるかもだが、この贅沢に値する真のファラオにとっては、たいしたことのない金額なのかもしれない。
written by Scarlet / edited by parumo