米倉涼子、独立で迫る「転落危機」と残留・上戸彩と武井咲に「縛り」!

日刊大衆

米倉涼子、上戸彩、武井咲
米倉涼子、上戸彩、武井咲

 2020年3月いっぱいで27年間所属した事務所から独立した米倉涼子(45)。その代表作といえば『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で、2019年に放送された最新作では世帯平均視聴率が18.5%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)という驚異的な数字を叩き出した。

「続編が待ち望まれている国民的人気シリーズなのですが、企画協力に米倉が3月まで所属していた事務所の会長の名前が入っていたので、新作が制作出来ないのではないか、とささやかれていました。ところが、11月10日発売の『女性自身』(光文社)が、来年10月期に『ドクターX』の続編を放送する方向で話が進んでいると報じたのです」(女性誌記者)

 ようやく見えてきた希望の光。しかし、11月27日発売の『FRIDAY』(講談社)は、今年の10月期に米倉主演作の制作が内定していたものの、突然独立してしまったためにテレビ朝日と米倉が協議。コロナ禍であることも踏まえ、来年以降で再調整するとの話でまとまったことに尾ひれがついて、『ドクターX』の続編の噂が出たのではないか、と伝えている。

■“代打”木村のドラマが絶好調!

 その米倉が内定していたいわれる今年10月期のドラマが、木村文乃(33)主演の『七人の秘書』(テレビ朝日系)だという。

「木村は、NHK大河ドラマ麒麟がくる』で明智光秀の正室・煕子や松本潤(37)主演の『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)シーズン2でヒロインの尾崎舞子を演じるなど、実績があります。ただ、テレ朝の看板枠である木曜ドラマの主演には力不足との声も放送前にはあったとか。しかし、蓋を開けてみると、11月26日放送の6話まですべて13%以上、5話では15.2%と高い数字を記録し、見事にヒット作になりました」(前出の女性誌記者)

 これから、木村の代表作となる作品に育っていく可能性もある。

「木村の主演作がヒットしたことで、米倉の『ドクターX』に頼らなくても良い。代わりが見つかったとも言えます。しかも、木村は女優としてまだまだ伸びていく存在でしょうし、テレ朝としてももっと期待をかけていくのでしょうね」(前同)

■後ろ盾を失った米倉は常に正念場

『FRIDAY』によると、米倉が視聴率女王と呼ばれるようになったのは、テレビ朝日と前所属事務所の会長の結びつきが強く、数字が悪くても辛抱強く使い続けたからこそだという。

「独立で後ろ盾がなくなってしまった以上、一度でもコケたら、さすがの米倉だって危ないかもしれません。女王の座からあっという間に転落してしまうこともありうる。来年以降で再調整しているというドラマは、勝負の作品となるのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

 米倉の前事務所のオスカープロモーションからは2020年に、剛力彩芽(28)、堀田茜(28)、紫吹淳(52)ら多くのタレントたちが離脱している。

「退所者が相次ぐ一方、看板女優の上戸彩さん(35)、武井咲さん(26)は事務所に籍を置いたまま。米倉さんと違って、事務所のバックアップも得られるものの、フル稼働できない“同じ事情”があるそうです」(ワイドショー関係者)

■上戸も武井も「ママが本業」

 2人に共通する事情とは、ママであることだ。

「出産後に仕事を再開してはいるものの、母としての生活を優先させているそうです。そのため、女優としての活動量は、以前に比べると相当控えめになっています」(前出のワイドショー関係者)

 上戸は、直近ではドラマ『半沢直樹』(TBS系)の続編に出演。堺雅人(47)演じる半沢の妻・花を演じた。

「子育てに忙しい中での出演を実現させるため、TBSはかなりの好待遇で上戸さんを受け入れたようです。8月19日発売の『週刊新潮』(新潮社)によると、上戸さんの撮影はTBSの緑山スタジオで週1回のみ。拘束時間は5時間程度で、実働3~4時間にもかかわらず、ギャラは1話につき400万円前後だと報じています。米倉さんはフル稼働で1話あたり450万円ほどといいますから、破格の扱いであることがわかります」(前同)

■武井の出演には厳しい条件

『半沢直樹』にとって、上戸はそこまでしても出てほしい女優だったということだろう。

「ここまでの条件で出演させたのは、『半沢』の続編だったことが大きいでしょう。上戸さんの演じる花は1作目でも好評で、2作目でのキャスト変更はドラマの浮沈に関わってきますからね。ただ、同じような破格の条件で、新たなドラマが上戸さんにオファーをする、ということはないでしょうね」(前出のワイドショー関係者)

 そして、武井は2021年に公開予定の映画『るろうに剣心』シリーズ最終章、今冬に放送予定のドラマスペシャル『黒革の手帖~拐帯行~』(テレビ朝日系)に出演することが発表されている。

「これらの出演作は、上戸さん同様いずれも続編だから実現したんでしょう。実は武井さんは、子どもの幼稚園の関係で、撮影は15時までという厳しい条件が設けられているといいます。コロナ禍で撮影に時間がかかる中、その条件でドラマのメインどころをやるというのは無理ですよね。上戸さん同様に、新しい作品に起用するところは中々出てこないでしょうね。

 母の役目を全うするのは素晴らしいこと。ただ、名女優と言われる2人に縛りがあってフル稼働できないのは、惜しいとも思ってしまいますよね」(前同)

 事務所を去った米倉、そして残留して母として奮闘する上戸と武井。それぞれの道で輝いてほしい。

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