もう頑張れない。「やる気が出ない」意外な理由8つ
「やらなければいけないことがあるのに、やる気が出ず手を付けることができない」。
罪悪感でモヤモヤして、気持ちが落ち着かないですよね。
今日は、そんなやる気が出ない理由と、やる気を出す方法について解説します。
■やる気とは一体何か?
やる気という言葉を普段から使っていますが、「やる気って何?」と聞かれると、すぐには答えられないかもしれません。
やる気とは、「行動を起こさせて目標達成に向かう気持ち」のことです
例えば、ダイエットしたいと思った時に、「体重を減らすための行動を目標達成まで維持する気持ち」のことです。
■やる気が出ない心理学的な理由
では、私たちは頭ではやらなければいけないと分かっているのに、なぜやる気が出ないのでしょうか? その理由を見ていきましょう!
◇(1)肉体的に疲れているから
やらなければいけないと分かっていても、肉体的に疲れていて余裕が無い状態だと、取り掛かることができません。
そんな時は、まずは体力を回復させることが先です。日々のハードワークが習慣化してしまい、自分の疲れに気が付きにくいかもあるかもしれませんが、休むことも仕事のうちだと考え、休息を取ってください。
◇(2)何からすればいいか分からないから
やるべきことは分かっていても、タスクが細分化できず何からすればいいのか分からない状態だと、なかなか手を付けることができません。
散らかり過ぎた部屋の掃除を、どこからしていけばいいのか分からずに、そのまま放置してしまうのと同じです。
◇(3)どうせ良い結果にならないと思っているから
結果を予想して、それが「どうせ良い結果にはならない」と思い込んでしまうと、やる気が起きなくなってしまいます。そのことにかける時間や労力が無駄になると思うからです。
どうせダイエットはうまくいかないと思っていたら、やる気が出ないのも当然ですよね。
◇(4)理由や目的が分からないから
やれなければいけないことがあっても、それを行う理由や目的に納得していないとやる気は出ません。
例えば、大きな会社では自分のやっている仕事がどのように会社に貢献しているか分かりにくいことがあるかもしれません。「何のために自分は働いているのだろう?」とやりがいを感じられなくなって、やる気も起きなくなってしまうことがあります。
◇(5)本当の目的ではないことをするから
例えば、資格取得のために勉強をしようと思っていても、その目的を達成させたい理由が「誰かを見返したい!」という劣等感からきていたとします。すると、本当の目的は「資格を取得すること」ではなく、「劣等感を手放すこと」になりますよね。
しかし、劣等感を手放すためには、必ずしも資格が必要なわけではありません。最悪の場合、資格が取れても劣等感は手放せないかもしれません。
よって、本当の目的とは異なることをやろうしている時も、やる気は出せなくなってしまいます。
◇(6)悩みや問題を抱えているから
やるべきこと以外に問題や悩みを抱えている場合、そこにエネルギーをかけていると他のことに向けるエネルギーは残されていません。
彼との恋愛で悩んでいる時に、仕事に手が付かなくなってしまうのもこの理由からですね。
◇(7)環境的に集中できないから
いくらダイエットを頑張ろうと夕食を軽めにしても、家族が好きなものを好きなだけ食べている環境では、やる気を維持するのは難しいですよね。
逆に、同じモチベーションの人が多い場所にいけば、やる気が出てくる場合があります。このように、やる気は環境に大きく左右されます。
◇(8)旺盛なやる気が必要だと思っているから
何かを成し遂げるためには、旺盛なやる気がなければいけないと思い込んでいる場合があります。
そして、それに見合うやる気が自分には無いので、やる気が出ない(無い)と勘違いしてしまうのです。
■心理学を用いてやる気を出す方法
では、最後にやる気を出すための方法をご紹介します。
できるものを少しずつ試してください。その小さなステップの積み重ねが、重要なのです。
◇(1)自分の体をメンテナンスする。
やる気が出ない理由は肉体的、精神的疲労が原因かもしれません。まずは、それを取り除いてあげましょう。
十分に睡眠を取る、栄養バランスの良い食事を取る、軽い運動をする、友達とおしゃべりをする。そうすることで、徐々に疲れが取れて自然とやる気が出てくるでしょう。
◇(2)やるべきことを整理する
例えば、膨大な仕事に追われている場合。タスクを棚卸して優先順位を付けることで、まずは膨大なタスクに対する不安を手放すことができるでしょう。
そして、細分化されたタスクを着実にこなしていくと、少しずつ前進している感覚から、おのずとやる気が生まれてくるはずです。
◇(3)環境を整える
やらなければいけないことに集中できる環境を作りましょう。
勉強やダイエットなら同じ志を持った人が集まる場所に身を置く、家事や片付けをしたいなら、スマホやテレビの電源を消してみるなど。
ささいなことでも構わないので、やらなければいけないことができる最適な環境に整えましょう。
◇(4)5分だけでもやってみる
「最後まで完璧にこなさなければいけない」と思うほど、なかなか手が付けられません。少しの時間、少しの量だけやってみることから始めましょう。
やる気が出てきたら5分経っても続ければいいですし、やりたくないのであれば5分でやめてもOKです。とにかく、行動するハードルを下げることが大切です。
◇(5)達成感を視覚化する
少しずつやる気が出てきたら、あなたのやってきたことを視覚化してみましょう。クリアしていくような感覚を持てれば、さらにやる気が出てくるはずです。
方法としては、行動できた日には、カレンダーに「〇」を付けるなどでいいでしょう。小さなことですが、意外と効果はあるものです。
■やる気にはムラがある
やる気にムラがあるのは当然です。天候によってもその日の気分が変わってくるように、 気持ちを一定にキープすることはとても難しいです。
ですので、やる気が出ないことを否定的に捉えるよりも、「そんな時もあるよね」と肯定的に捉える方が心理的な負荷は少なく済みます。
そして、やる気が出た時に頑張ってみましょう。常にやる気を出し、頑張り続ける必要はありません。自分の心の声に耳を傾けながら、できる範囲のことをコツコツ積み重ねていきましょう。
(桑野量)
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