「会社はトップの器以上には…」イノベーションを起こす気鋭の起業家が明かす経営哲学 (2/2ページ)

新刊JP

利益を出すことが目的化すると、会社の未来の姿が分からなくなる。

利益は重要だ。しかし、社会に役立つために立ち上げたはずの会社が、利益を最優先するあまり、周囲を犠牲にしたり、社内の人間たちを疲弊させてしまい、社会の役に全く立てなくなるということが起こりえる。そうなると、協力してくれる人も取引先も離れ、持続的な成長は不可能になるだろう。
経営者はその会社の本質を見失わないことが大切なのだ。

■会社はトップの器以上のものにならない

経営者となって5年、角田氏は「経営者としてまだまだ未熟であり、学ぶべきことがたくさんあります」と自省する。特に角田氏は、創業経営者であり、自身の色が組織のあり方に強く濃く出てしまう。自分自身の振る舞いが、良くも悪くも組織に影響を及ぼすのだ。

「会社はトップの器以上のものにはならない」と角田氏は言う。
だからこそ、経営者として意思決定をするときに決してブレない軸を決める。角田氏の場合は「人として正しいかどうか」だという。いい話があっても、少しでも倫理的に問題があるなら、それは手を出さない。

誠実さを積み重ねていくことが、経営者としての器の大きさにつながる。角田氏はそう考えているという。そのために、日々、自分を磨き続けているのだ。

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福岡に生まれ、空手に青春を捧げ、伝統神事「山笠」のとりこになり、地元で就職。2011年に上場企業からスカウトされ上京し、瞬く間にトップセールスの座を獲得。しかし、2度目の転職で壁にぶち当たり、悩み続ける中で出会った「セルフホワイトニングマシン」と「オーラルケア」ビジネス。

そこから角田氏とシャリオンの怒涛の快進撃が始まっていく。

人生は何が起こるか分からない。シャリオンが辿ってきたこの5年という時間だけを見ても、その濃密さがうかがえる。新進気鋭の経営者として注目を集める角田氏の言葉は、これから起業を目指す人たちにとって、大きな勇気になるはずだ。

(新刊JP編集部)

■参考ウェブページ
*1…2019年「全国新設法人動向」調査
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200529_02.html

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