竹内涼真「ミュージカル初挑戦」に三浦春馬さんの影「恋人・演技・歌唱力」

日刊大衆

竹内涼真、三浦春馬
竹内涼真、三浦春馬

 11月30日、竹内涼真(27)が、来年5月16日から公演されるミュージカル『17 AGAIN』で主演を務めると発表された。

 原作は09年にアメリカで公開された同タイトルの映画で、「元高校バスケットボールのスーパースターが、恋人の妊娠をきっかけに夢を諦めて家庭を持つも、ある日不思議な用務員と出会って35歳から17歳に戻って人生をやり直す」というストーリーだ。

「実は、竹内も舞台は15年に『仮面ライダードライブ ファイナルステージ』で計6回、中野サンプラザホールで経験済みですが、どちらかというとヒーローショー寄り。ミュージカルは今回が初挑戦です。制作発表では歌も披露しましたが、残念ながら声が小さくてまだまだ、という印象でした(笑)。本人も“途中で声が潰れてしまい、悔しい思いはあります”“死ぬ気で努力してお客さんを全力で楽しませて帰っていただけるように頑張りたいと思います”と、反省と決意を新たにしていましたね」(女性誌記者)

 竹内は、劇中で黄色い歓声を浴びる役柄であることについて触れ、「(歓声のピークは)2年前くらいに過ぎました」と、自虐する場面も見られた。ミュージカルで一発、人気を盛り返したいところだ。

■歌唱力はある

「今年7月に若くして亡くなってしまいましたが、ミュージカルで抜きんでた才能を見せた俳優に三浦春馬さん(享年30)がいます。代表的な作品はやはり、16年と19年の『キンキーブーツ』ですよね。17年には読売演劇大賞 優秀男優賞・杉村春子賞も受賞した、三浦さんの代表作でした」(前出の女性誌記者)

 三浦さんは同作で、筋肉の鎧ともいえる見事な肉体美を披露したほか、美しくもパワフルな歌声で、完璧な“ドラァグクイーンのローラ”を演じた。今年3月には、『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』で“イエス・キリストを名乗ることになった名前のない脱獄犯”を好演していたのも、記憶に新しい。19年にはドストエフスキーの『罪と罰』をやはり好演していた。竹内も、三浦さんのようになれるのだろうか。

「竹内の努力次第ですが、ある程度の共通点はあります。たとえば歌唱力ですね。『17 AGAIN』では、ミュージカルの歌唱に苦戦している様子でしたが、歌そのものは昔から非常にうまかった。初主演の『仮面ライダードライブ』でも挿入歌を歌っていましたが、それ以降も、たびたび歌唱力の高さを披露しています」(前同)

■共通の女性と交際したことも

 15年の映画『orange』ではヒロインの土屋太鳳(25)のために、主題歌になっているコブクロの『未来』を歌う場面もあったほか、18年には和田アキ子(68)主催の音楽イベント『WADAfes~断れなかった仲間達~』で「笑って許して」などを歌い上げていた。

「三浦さんも、ミュージカルはもちろんのこと19年から“歌手”としても活動していて、今年2枚目のシングル『Night Diver』を出していました。竹内は“歌が好き”と公言しているし、いずれ本格的な歌手活動を行うのではないでしょうか」(専門誌記者)

 また、竹内は女優でモデルの三吉彩花(24)との交際が、5月28日の『FRIDAYデジタル』で報じられていたが、三浦さんも生前、三吉と交際していた時期があったという。

 現在は竹内と交際中だが、三吉と三浦さんは同じ事務所に所属している先輩・後輩という間柄で、2018年5月には深夜のデート写真とともに熱愛が報じられたこともあった。

「三浦さんの死後、三吉は7月24日までにインスタグラムのストーリーズに真っ黒な背景に“毎日しっかりと過ごしています。ただ、もう少し時間をください。何も整理できていなくて。ごめんなさい”とつづった画像を公開していましたね」(前同)

■ホクロが一致

 ルックスに関しても、ある“共通点”があるという。

「口元のホクロですよ。竹内本人も“お気に入りのパーツ”としています。お笑い芸人・品川祐品川庄司)の母親で『勝負顔』など顔相学についての著書もある美容研究家・マダム路子は17年の『週刊女性PRIME』で口元のホクロを“仕事も恋愛もうまくいくスター性のある証拠”と評しています」(前出の女性誌記者)

 ほくろが何かを思わせるのか、三浦さんと竹内は、ランキングで名前を連ねることも珍しくなかった。

 19年の『相合傘をしたい20代俳優』(ランキングー!)では竹内2位に三浦3位。同サイトの『和装が似合う20代俳優ランキング』では、三浦2位、竹内6位だった。

「19年11月の『芸能界一! 爽やかイケメンランキング』(gooランキング)では、三浦さんが2位、竹内が3位でした。どこか近いものがあるかもしれません。

 ただ、決定的に違う点としては、竹内の私生活の評判の悪さですよね。三浦さんとはちょっと比べるのも……。竹内本人も『17 AGAIN』で自虐していましたが、最近、好感度が急落しているのはそのせいもあるんじゃないでしょうか……」(前同)

■悪評を覆せるか

 竹内は三吉と交際前、18年に女優の吉谷彩子(28)と交際が発覚していたが、5月29日発売の『FRIDAY』(講談社)によると、吉谷と交際中の時期に竹内は三吉を彼女として自分の家族に紹介し、吉谷と交際していた3年間も“番組共演者との浮気を繰り返してケンカしていた”という。

「家族に紹介した時期を考えると、竹内には二股の疑惑があり、吉谷との熱愛報道が出た際も、当時までつきあっていたモデルと二股だったのでは、という話もあった。

 また、6月4日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で「見ていて心配してしまうほど荒々しく、スピードもかなり出すようで、ウインカーの出し方も粗雑」と“オラオラ運転”を報じられています」(前出の女性誌記者)

 竹内はかつて、そのさわやかなルックスと高身長から「国民の彼氏」という愛称で女性人気を博していたが、これらの報道で、最近ではイメージが悪化していた。

 今回の舞台について、「35歳の自分はどうなりたい?」と問われた竹内は、

「今27歳で10年もありませんが、演技をしている時が一番好きで、自分がその仕事に向いていると再確認しています。技術をどんどん上げていって、アジアの方だったり色んな国の方とお仕事をしたいと思っています。その一歩として今回のミュージカルは挑戦ですし、この初舞台ミュージカルを乗り越えて、自分の可能性を広げていけたらと思います」

 と語っていた竹内。

 悪評を挽回するような、竹内の入魂の演技に期待したい――。

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