オンコロジーデバイスの市場規模、2023年には1486億米ドルに到達予想 発展途上国の一人当たりの医療費の低さが市場成長を抑制 (1/3ページ)
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「オンコロジーデバイスの世界市場(2020年~2030年):Covid-19による成長と変化」 (The Business Research Company ) の販売を12月2日より開始いたしました。
オンコロジーデバイス市場は、デバイスの売上と、メーカーが提供する関連サービスで構成されています。オンコロジーとは、がん細胞を研究する科学の一分野です。オンコロジーデバイスは、乳がん、肺がん、膵臓がん、血液がん、卵巣がん、胃がん、皮膚がん、腎臓がん、脳腫瘍などのがんの診断、管理、治療に使用される医療機器です。
オンコロジーデバイス市場は、2019年の991億5000万米ドルから2020年には963億米ドルに縮小し、同期間中のCAGRはマイナス2.84%になると予想されています。これは、COVID-19の発生によるソーシャルディスタンスの確保、リモートワーク、産業やその他の商業活動の閉鎖など封じ込め措置に起因しています。その後、市場はCAGR15.54%で回復し、2023年には1486億米ドルに達すると予想されています。
がん患者の増加が、市場の需要を押し上げると予想されています。がん患者の増加は世界中で問題となっており、米国では死亡原因の第2位となっています。がんの発生率の増加は、がん患者を治療するための機器の需要に寄与しています。世界的に最も一般的ながんの4つのタイプは、前立腺がん、肺がん、大腸がん、乳がんで、新たに発症するがんの43%を占めています。米国がん協会によると、2019年の米国での新規がん患者数は170万人で、がんによる死亡者数は60万人となっています。そのため、がん罹患率の上昇は、がん治療薬市場の需要を押し上げると予想されています。
発展途上国の一人当たりの医療費が低いことが、市場の成長を抑制すると予想されています。中国、インド、インドネシアなどの新興国では、先進国に比べて医療に対する一人当たりの支出が少ないと報告されています。例えば、2018年の一人当たりの医療費は、米国の1万586米ドルに対し新興国では、インドの209米ドル、インドネシアの301米ドル、中国の688米ドルと、大きく下回っています。