Sexy Zone“10年目の勝負時”に…「マリウス葉の薬物搬送と休養」衝撃

日刊大衆

マリウス葉(SexyZone)
マリウス葉(SexyZone)

 12月3日発売の『女性セブン』(小学館)が、SexyZoneマリウス葉(20)が11月25日放送の音楽特番『ベストアーティスト2020』(日本テレビ系)をドタキャンした裏側にあった緊急病院搬送事件を報じた。

 25日の『ベストアーティスト』には、多くのジャニーズグループが参加しており、デビュー10周年を来年に控えたセクゾも例外ではなかった。ところが、マリウスは体調不良のため、番組を欠席。12月2日には、ブログにマリウスの母親が「心と体を元気にするのにすこーし時間がかかると思います」(現在は削除済み)としていて、ファンから不安の声が出ていた。

「記事によると、マリウスは心身に不安を抱えていて通院を重ねていたんですが、処方薬を過剰摂取してしまい、意識がもうろうとしたり、嘔吐を繰り返してしまったそうです。病院に救急搬送され、マリウスが連絡したと思われるメンバーの菊池風磨(25)や両親が駆けつけたといいます」(女性誌記者)

■繊細な性格のマリウス

 その後、ジャニーズ事務所は、公式サイト上で「弊社所属タレントマリウス葉(Sexy_Zone)に関するご報告」と題して、マリウスの休養を発表。

「マリウスは、これまで芸能活動と並んで学業にも意欲的に励んでおり、専攻分野に留まることのない
興味·関心から学びを深めてまいりました。そして、弊社としても、仕事面においてはできる限り本人の声に耳を傾け、仕事と学業の両立などにも配慮しながら調整に努めてまいりました。

 しかしながら、本人との話し合いや医師の診断結果などを踏まえますと、この何事にも意欲的で完壁を目指したいと真撃に取り組むマリウスの姿勢が、かえって自身に対する過度のプレッシャーとなり、近時、仕事と学業の両立を含む社会生活において心身のバランスを崩してしまう結果に繋がった面は否定できないと解されました」

「本人の意向を確認し、今は心身の健康を何よりも最優先にすべく、一定期間芸能活動を休止させていただくことといたしました。5人での活動を心待ちにしてくださっているファンの皆様並びに関係者の皆様には心苦しい限りではございますが、 何卒ご理解賜れますよう、よろしくお願い申し上げます」

「引き続き、 佐藤·中島·菊池·松島の4人で継続してまいりますSexy Zoneの活動を温かく見守っていただけますと幸いに存じます」

 としている。

 セクゾは2011年9月29日にデビュー。結成からわずか1か月半という、ジャニーズ史上最短デビュー記録を誇るグループ。結成当時は平均年齢14.4歳だったが、マリウスはひときわ幼く、こちらもデビュー組史上最年少の11歳だった。

「そのため、マリウスは下積みがまったくないままデビューし、今年20歳になった。多感な時期をアイドルとして過ごし、大きな重圧もあったでしょう。自他ともに認めるナイーブな性格のマリウスですから、神経をすり減らしていった可能性もあります」(前出の女性誌記者)

 2020年の『MORE』5月号(集英社)でも、マリウスは自分について、「繊細で複雑な人間」「心配性でもあるから、不安に取りつかれてしまうと余計なことを考えすぎてしまう傾向がある」「ビジョンを掲げて前に進むのも大事なことだと思うんだけど……先のことを考えると怖くなっちゃうの」

 と、語っている。19年6月には『文春オンライン』で、「アイドルをやっている自分は本来の自分ではない」とスタッフに涙ながらに訴えた、と報じられたこともあった。

■下積みは短かったがデビュー後は苦労も続いた

 セクゾは、中島健人(26)が“王子様キャラのケンティー”として華々しく活躍していることから、成功しているイメージが強いかもしれない。 しかし、そこに至るまでは決して平たんな道のりではなかった。

「デビューからわずか2年(2013年)でNHK紅白歌合戦出場を果たしたものの、14年に弟分ユニット結成と3人体制への移行が行われ、『セクゾ』は中島、菊池、佐藤勝利(24)の3人組に。そして、マリウスと松島聡(23)はそれぞれJr.と兄弟ユニットを組んでいた時期もありました。マリウスと松島の胸中が複雑だったことは、想像に難くないですね……」(前同)

 15年12月に5人体制に戻り、18年には初冠番組『Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?』(日本テレビ系)もスタート。しかし、松島聡(22)が、その年の11月28日から突発性パニック障害で療養のため休養してしまった。

■中島以外も活躍を見せるセクゾ

「10年やったという自負もあるけど、10周年でまだ何も残せてないなっていうのが大きいですね」「デビュー曲を超える、僕たちが印象に残せる曲ってありましたかってぼくたちのファンじゃない子に聞いたときに、何曲あがるのかな」

 と、菊池風磨は、自身で厳しいコメントを11月20日放送の『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で話している。

「しかし、もうすぐ10周年になりますが、ここまでセクゾは不祥事も起こさず、極端な熱愛スキャンダルを報じられることもなく、地道に努力を重ねてきました。今年『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)で主演を務めたことや“セクシーサンキュー”の決めセリフなどから中島に目が行きがちですが、ほかのメンバーも負けじと大活躍中しているんです」(専門誌記者)

■バラエティに強くなった菊池

 まず、菊池だ。今年10月からドラマ『バベル九朔』(日本テレビ系)で主演を務めているが、静かに涙を流す、怒りをあらわにする、といった演技が高く評価されている。

「19年にはシェイクスピアの舞台『ハムレット』で主演を務めています。そうした本格的な芝居もできる菊池ですが、バラエティ番の躍進ぶりがスゴイ。今年に入ってから『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)や『ニノさん』(日本テレビ系)のレギュラーに就任。単発でゲスト出演した時も、しっかり爪痕を残しています」(前出の専門誌記者)

 代表的な例が、6月4日に放送された櫻井翔(38)と有吉弘行(45)の冠番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)だ。櫻井を慕う派閥『アニキ会』のメンバーとして出演したのだが、「有吉が櫻井につけたあだ名は?」というクイズにかつて櫻井がへそピアスやドレッドヘアーでキメていたことを引き合いに出して、菊池は『インテリヘソピ』と失礼すぎる回答をして、大いに番組を盛り上げた。

「櫻井の面白エピソードに菊池はわざとらしく音を立てて拍手しながら、オーバーなトーンで“面白い!”いや面白いっすね!“と、露骨なヨイショで櫻井をイジる姿を見て、有吉に”アイツ、明智光秀のにおいがするな“、櫻井に”(背中から)討たれるなコレ“とネタにされたり、本当に目立っていました。常連のKAT-TUN上田竜也(36)に負けず劣らずの活躍ぶりでしたよ」(前同)

■佐藤には新番組が待っている

 佐藤勝利も、『VS嵐』(フジテレビ系)の後番組として、21年1月3日にスタートする『VS魂』のレギュラーとして内定しているという。

「実は、セクゾはグループとしてここ数年低迷状態にあり、少し前から、嵐を担当していたスタッフがセクゾを見るようになった。今年に入ってから、大規模なテコ入れが行われているといいます。この『VS魂』も、その表れかもしれません。菊池も、『ニノさん』に出ていますからね。

 そして、18年から休養していた松島が、今年9月12日に8時間にわたって放送された超大型音楽特番『THE MUSIC DAY(ザミュージックデイ)人はなぜ歌うのか?』(日本テレビ系)で帰ってきた。実に650日、1年9か月ぶりに5人そろったパフォーマンスを披露したわけです。

 さあいよいよ快進撃、と思った矢先のマリウスの今回の騒動でした……」(前出の専門誌記者)

 はたして、セクゾは今後、どのような展開を迎えることになるのだろうか……。

「メンバーが5周年を迎えた16年12月号の『QLAP!』(音楽と人)で、中島はマリウスを“正直、ナヨナヨしてた昔のマリウスは嫌いだった”としつつも、“でも彼は彼なりに考えて、ちゃんと意思表示ができるようになったね。本当に成長した”としたほか、他のメンバーも小学生から高校生になった彼の成長を大いに感じている様子でした。あれからもうすぐ5年です。きっと、みんなでマリウスを支えてくれることでしょう」(前同)

 松島復帰の報道後の8月21日、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演したセクゾの4人は、松島のメンバーカラーである緑色のバンダナを巻いて踊り、トークコーナーでもカメラに手を振って松島に呼びかけていた。

 5人の強いつながりで、セクゾにはこれからも頑張ってほしいーー。

「Sexy Zone“10年目の勝負時”に…「マリウス葉の薬物搬送と休養」衝撃」のページです。デイリーニュースオンラインは、ドッキリGP櫻井・有吉THE夜会SexyZoneニノさん佐藤勝利エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る