EXIT「爽やかイメージブチ壊れ!」『M-1』敗退に言い訳&客ディスりのなぜ!?

『霜降りミキXIT』(TBS系)や『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)など複数のレギュラー番組を持ち、いまやバラエティに欠かせない存在のEXIT。売れっ子芸人ながら、漫才の頂点を決める『M-1グランプリ』にも今年、出場していた。
しかし、その結果は残念ながら準々決勝で敗退。12月1日、自身のYouTubeチャンネル『EXIT Charannel』に『M-1準々決勝敗退の心境をノーカットでお送りします』と題した動画を投稿して、その心情を明かした。
「冒頭でりんたろー。(34)は“楽しかったですね”と振り返りつつ、兼近大樹(29)は、昨年の大会ではあまり笑いが取れなかったと回想。りんたろー。は大会について“ツアーやって、いろんなとこ死ぬほど営業行って、それこそ学祭とかも行って、それで叩いて叩いて、これで良いんだ!これ勝負するぞ! みたいなのが(M-1で)バチーンって、否定されたような。そんな気持ちになった”と話しました」(WEBライター)
■心情吐露で“まさかの客批判”
りんたろー。のコメントの後、兼近はオーディエンスについて話し始めたのだ。
「兼近は“M-1の自称お笑いファン。お笑い通ぶった、自称お笑いファンが集まってるじゃないですか。本当のお笑い好きじゃないというか。その人たちが意地でも笑わないみたいな顔してました。こいつらのこんなネタで笑うわけないみたいな顔で俺らを見ていました”とコメント。さらに“奴らはお笑いが好きなんじゃなくて、お笑いが好きな自分に酔ってる人たちですから”“人気者を叩くことで自分はお笑いわかってると思われたい人たちですから”と語ったんです。
その上で、“そういう人たちから見たら、営業で受けるネタはベタだし、何見せてくれてんだって思っちゃったんでしょうね”と、自分たちのネタについて分析してまいした」(前出のWEBライター)
まさかの“客批判”――。この発言が、ネット上で物議を醸している。
「兼近の正直な思いなのでしょうが、彼の発言は、大会のために足を運んでくれたお客さんをバカにしている、ともとられてしまうでしょう。動画のコメント欄には“どの界隈にも趣味が好きな自分に酔ってる奴いるよな”“お笑い”好きなんじゃなくてお笑い批評好きなんだよな〜”と理解する声もあったものの、批判的なコメントも少なくありません」(芸能記者)
■「負け惜しみ」との辛辣コメントも
SNSには、「自分達の実力の無さを客にせいにしだしたら芸人として終わり。来年辺りには消えてそう」「M-1敗退した途端に客の悪口言っちゃうEXITさんのダサさがもの凄い」「ただの負け惜しみじゃないか。自分達に落ち度は一切なかったと言い切れるのか?」などの厳しい反応が寄せられている。
「M-1は、審査員の採点で決定するので、兼近の発言は結果に対して不服を言ったというわけではないでしょう。また、りんたろー。は、“テレビに求められる芸人はめちゃくちゃ少ない”とし、その少ない芸人の中に自分たちがいることを自覚しなければならないとコメント。それに兼近が、“そうなってくると、M-1という場所で戦うには“嫌われる存在”になる”“嫌われながら、おもろいネタでかますっていうのが一番かっこいい”と話していたので、“M-1の客”に媚びない、という姿勢を明確にするために、客批判ともとれるようなキツい言葉を言ったのかもしれません。
ただ、M-1関連の動画で騒ぎになったというと、ついつい、スーパーマラドーナの武智(42)と、とろサーモンの久保田かずのぶ(41)の騒動を思い出してしまいますよね」(前出の芸能記者)
武智と久保田はM-1グランプリ2018の直後、とろサーモンの久保田かずのぶ(40)とともに審査員の上沼恵美子(65)に対する暴言を動画で配信し、大騒動に発展した。
■兼近は“意味深”自虐ツイート
前出の芸能記者は続ける。
「武智と久保田の騒動と比較すると、EXITの動画は公開1日ほど(12月2日16時30分時点)で再生回数が約4万回と、それほどの勢いではなかった。また、テレビ出演などに多忙な2人が年間100ステージ以上をこなす強者と戦う体制が整っていなかったとして、兼近が“なめてる部分はありましたよね”と反省するようなコメントもしています。
ただ、客批判発言のインパクトが強く、そこだけが切り取られてネットの海を漂ったら、久保田や武智レベルの騒動に発展してしまうかもしれません」
もしそうなれば、テレビ出演にも影響が出てくる可能性も。
「武智の降板騒動があったように、事が大きくなりすぎると、出演者の好感度を重視するテレビ番組サイドからは、EXITの出演を考える、といった対応が出てくるかもしれませんね。とにかく今回のさまざまな誤解を生みそうな“毒発言”は、“チャラいけど良い人”といった彼らの爽やかなイメージとは、相当異なるものですよね」(前同)
12月2日の21時になって、兼近は自身のツイッターで、
〈EXIT兼近、誰も見ていないYouTubeで調子に乗り天狗状態。 俺らで笑わない奴はおかしいと客批判で完全終了のお知らせ。 「言い訳しててダサい」 「そもそもネタで笑った事ない」 「EXILE系のなんかだと思ってた」 など批判の嵐とのこと〉
と、YouTubeの動画を張りつけてツイートした。
あまり、騒ぎが大きくなりすぎなければ良いのだが……。