木村拓哉『教場Ⅱ』代打・重岡大毅の“伊藤健太郎抹消被害”とギリギリ怪演!

日刊大衆

木村拓哉(SMAP)
木村拓哉(SMAP)

 12月3日、元SMAP木村拓哉(48)が主演を務める新春スペシャルドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)にジャニーズWEST重岡大毅(28)が出演することが発表された。

 2021年1月3日と4日、2夜連続で放送される『教場Ⅱ』は、神奈川県警警察学校を舞台に、木村演じる冷酷無比な教官・風間公親が学生たちと向き合う姿が描かれる。

 これまで生徒役として、濱田岳(32)、上白石萌歌(20)、福原遥(22)、Snow Man目黒蓮(23)、眞栄田郷敦(20)、乃木坂46樋口日奈(22)の出演が発表されていた。

 重岡が演じるのは、風間の199期生徒である出馬求久(いずま・もとひさ)。クラスのトップを意味する“総代”の位置を争うほど優秀な生徒で、上白石演じる石上史穂が休学するきっかけとなった出来事に深く関わる人物だという。

 重岡の起用について、番組プロデューサーは「明るさの中に繊細さやもろさを抱える出馬というキャラクターを表現して、新たに“199期教場”に参加してもらうとしたら誰か……と考えたときに、以前それぞれが仕事でご一緒させていただいた縁もあり、スタッフの総意で出演をオファーすることになりました」と明かしている。

 また、「直感に裏打ちされた瞬発力のあるお芝居で、教場の世界観にすっと溶け込んでもらえて、『教場Ⅱ』の物語にさらなる奥行きを与えてくれたと思います」とコメントを寄せている。

「ただ重岡は、10月29日に道交法違反容疑などで逮捕された伊藤健太郎(23)の代役として急きょキャスティングされたと、複数の週刊誌やスポーツ紙が報じていましたよね」(ワイドショー関係者)

■伊藤健太郎の存在は“なかったことに”……

 2020年1月5日に放送された『教場』の終盤にも、伊藤は生徒として少しだけ映っており、次回作への出演を匂わせていた。

 11月9日の『週刊女性PRIME』では、伊藤は『教場Ⅱ』で警察学校在学中に“車で人をはねて退学になる”という役で起用されていたことを報じている。

 ドラマ制作会社関係者は話す。

「伊藤の撮影は10月中旬に済んでいたものの、彼が起こした事件とドラマがリンクしてしまっていることもあり、11月中旬に代役を立てて撮り直すことが決まったと記事では伝えていましたよね。

 実は、もともと伊藤が演じる予定だった役の名前は“伊東求久(いずま・もとひさ)”だったんです。当然、それは台本にも明記されています。そして『教場Ⅱ』で重岡が演じる役も“出馬求久(いずま・もとひさ)”。もともと伊藤が演じるはずだった役名の漢字を変えただけですよね。

 にもかかわらず、今回のプロデューサーのコメントは、伊藤の存在をまるで“なかったこと”にして、重岡にオファーしたと話しているんです。また、“瞬発力のある芝居で、教場の世界観にすっと溶け込んでもらえた”とも言っていますが、急きょの代役オファーに応じてくれて、しっかり対応してくれたという感じが、コメントの端々からうかがえるんです。

 おそらく、スポンサーや関係各所への調整の末、伊藤の存在はそもそもないこととして、“伊藤のことに言及するな”という通達が出ているのではないでしょうか。ただ、伊藤がひき逃げ事件で降板し、重岡が代役を務めたことは複数のメディアが報じているもの。そのことは、ネットを通じて多くの人が知っていることです。もはや周知の事実とも言えることを、まるっとないことにするのは、重岡に、そして視聴者に対して誠実ではないと思われるのですが……」

■伊藤健太郎は超重要な役どころを演じていた

 重岡本人は『教場Ⅱ』出演にあたり、「(役作りのために)警察学校の生徒は髪が耳にかかってはいけないということで、思い切って刈り上げました! 僕は短髪が好きなので、全然問題なかったです」とコメントしている。

「役に合わせるために髪を切ったというのは、“役作り”とは言い難いですよね。重岡も、役作りの質問に対し、“急きょのオファーだったので……”といった、本当のことは言えず、制作サイドをはじめとする関係者への忖度を押しつけられて、何とか絞り出したコメントだったのではないでしょうか。そう考えると、重岡が気の毒に思えてきますよね……」(前出のドラマ制作会社関係者)

 ドラマ制作会社関係者は続ける。

「『教場Ⅱ』は1月3日と4日の前後編で放送されますが、実は、伊藤が演じていた求久は後編のかなり終盤まで出演する役どころだそうです。

 つまり、求久は“ちょい役”ではなく、ストーリーの根幹に関わってくる主要人物。にもかかわらず、伊藤がひき逃げ事件を起こし、本当に急きょ重岡が起用されたわけです。重岡は本当に時間のないギリギリの状態にもかかわらず、見事に重要な役どころを演じ切ったといいます。彼の俳優としての才能は本当にすごいですよね」

■“ムカつく”ほどの怪演を魅せた重岡

 重岡といえば、ジャニーズきっての演技派として知られ、自身がメインパーソナリティを務めた8月22日放送の『24時間テレビ』(日本テレビ系)内にて放送された故・志村けんさんのドラマ『誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-』では主演を務めた。

 その重岡の演技力を世間に一気に知らしめたのが、今年1月クールに放送された吉高由里子(32)主演のドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)だろう。

「同作で重岡は、週刊誌記者で吉高演じるケイトの彼氏・野中春樹役を演じたのですが、ケイトと婚約していたのに、殺人犯の娘と知って一方的に破局。にもかかわらず、未練タラタラで、酔ってケイトの家に上がり込んで泣き言を言い始めるなど、歪んだ性格の野中を怪演。戦慄すら感じさせるその演技が話題を呼び、“野中が最悪過ぎてマジムカつくわ。この子、ジャニーズなんだね。いい役者さんになりそう”といった絶賛の声が多数上がりました。

 一部では“演技の天才”とも称されているという重岡だからこそ、伊藤の急きょの代役にも対応することができたのではないでしょうか。主演の木村さんも、重岡に相当救われたのは間違いないでしょう」(前出のドラマ制作会社関係者)

 新春放送の『教場Ⅱ』では、主演の木村の演技とともに、重岡の怪演にも注目したい!

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