１１月２８日放送の『王様のブランチ』（ＴＢＳ系）で、ドラマ『この恋あたためますか』（同局系）に出演中の中村倫也（３３）と森七菜（１９）がドラマの撮影秘話や撮影外での役作りに関する裏話を語った。「エンタメＴＶ」のコーナーで『恋あた』を特集、視聴者が選ぶ胸キュンシーンベスト３を街で調査、中村、森とともに振り返った。

　第３位に選ばれたのは、森が演じるヒロイン井上樹木に思いを寄せるパティシエの新谷誠（仲野太賀／２７）が、不意打ちでキスをしてしまうシーン。このシーンに、街の人たちは「これで一気に新谷派になった」「めっちゃ好きです！」と大興奮。振り返りＶＴＲを照れくさそうに見ていた森は、「おうちでお父さんがそのシーンを見て“あっーー”って泣いてた」とコメント。中村も「親だったらそりゃ“わー”ってなるわ」「“仲野太賀か覚えたぞ”みたいな気持ちになる」と笑った。

　続く第２位にランクインしたのは、同作で中村演じるコンビニチェーンの社長、浅羽拓実が元カノで商品部スイーツ課に所属する北川里保（石橋静河／２６）をハグするシーン。企画が不採用になっても明るく振舞う北川、同僚が帰った後一人落ち込む場面に浅羽が現れて「里保」「無理して笑うな」と声をかけ、優しく抱き寄せる。

　それを浅羽に思いを寄せるヒロインが偶然目撃してしまう。さらに「悔しかった」と泣きじゃくる北川を抱きしめた浅羽が、北川の頭を優しくなでるというシチュエーションに、スタジオで振り返りを見ていた佐藤栞里（３０）も「樹木ちゃん！　来ないで！」「見ないで！」「あ～」とヒロインに感情移入し、切なげな声を上げた。

■森七菜、心に「キテた」シーンに絶叫

　森も、これを見終わると「ダメ、もう。ダメ！」と絶叫。このシーンは、台本では「北川さん」呼びだったが、中村が監督やプロデューサーと話していて「もう里保でいいんじゃない？」と、下の名前で呼ぶことになったと明かされたが、森は「この現場にいたんですけど、中村さんがなんか石橋さんに話しかけてるなぁと思って聞いたら、“里保って呼んでいい？”って言ってたから」「あ～もうダメ！　このシーンダメって」と複雑な表情を浮かべ、「そのときから私の心は結構キテました」とヒロイン目線でモヤモヤしていたと告白。これを聞いた中村は、「芝居する前から？　ありがとう。完璧に役作りをしていただいて」と笑っていた。

　胸キュンシーンに隠された森の思いに、「役作りというか普通に嫉妬してるじゃんもう好きってことじゃん」「里保と呼ぼうと中村倫也さんから提案スゴイな」「それを見た森七菜さんのリアクションがかわいい」「キュンキュンシーンが続くと心臓もたん」「森七菜ちゃんの素もかわいいね」「裏話もキュンキュン」「火曜日が待ちきれない！」など、視聴者も大興奮だった。

　ちなみに胸キュンシーン第１位は、社長を退任させられた浅羽を追いかけてきた樹木が思わず「好き」と告白してしまう場面だった。森自身も思い入れたっぷりなドラマは、いよいよクライマックスを迎える。

　樹木、浅羽、里保、新谷の四角関係の行方はどうなるのか、お見逃しなく！