佐藤健『るろうに剣心』の悲劇!歴史的『鬼滅の刃』現象に完敗も…誓うリベンジ

日刊大衆

佐藤健
佐藤健

 12月4日、佐藤健(31)主演の映画『るろうに剣心 最終章』の公開日が告知された。

 本来は2020年8月の公開を予定していたもののコロナ禍で延期されていた同作だが、前編の『The Final』は4月23日、後編『The Beginning』は6月4日に公開されることが正式に報じられ、さらにいくつかのサプライズに、ファンは大いに盛り上がった。

「告知前日の12月3日に公式ツイッターが“明日、7時。”と期待を煽るツイートをしていたのが、まず1つ。

 そして、12月4日の7時に実際に公開された特報の映像では、佐藤と敵役の新田真剣佑(24)が、素晴らしいアクションを披露していました。それだけでなく、4日にはファン垂涎のグッズの予約販売が始まったんです。税抜1万9800円、6分の1スケールの精巧な主人公・剣心のフィギュアですよ!」(専門誌記者)

 これは、ただの「剣心のフィギュア」ではない。今回発売されるのは、「佐藤演じる剣心のフィギュア」。佐藤のルックスもリアルに再現されていて、ポージングも完ぺきな一品。佐藤がフィギュアになるのは、今回が初のケースだという。

「集英社の原作漫画も4日に最新刊が発売されました。剣心ファンにとっては、最高の1日になったはずだったんですが……」(前同)

 そうしたもろもろを押し流すような激流が、12月4日には発生していたのだという。

■『鬼滅』が全国紙5紙をジャック!

 この12月4日は、『鬼滅の刃』(集英社)コミックス最終23巻の発売日だったのだ。

『鬼滅』は、人を襲う鬼を倒し、そして鬼と化してしまった妹・竈門禰豆子を救うべく主人公・竈門炭治郎が戦う姿を描いた「日本一慈(やさ)しい鬼退治」と呼ばれる漫画作品。10月16日に全国公開されたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、累計興行収入が275億円を超えて歴代興行収入2位を記録し、いまだに上映中の大ヒットとなっている。

「『少年ジャンプ』誌上での連載は今年5月に終了しましたが、単行本の最終巻が『るろ剣』と同日の4日に発売されたんです。炭治郎を筆頭にメインの15キャラが、4日の読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞の朝刊5紙で、それぞれ3人ずつ3面にわたって登場する“新聞ジャック”を行ったんです」(前出の専門誌記者)

  新聞には原作者の吾峠呼世晴による、

《応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。たくさんの方に助けていただき、支えていただきました。皆さまの歩く道が幾久しく健やかで、幸多からんことを心から願っております》

 というメッセージも1面を使って掲載され、計4面の広告が各紙で展開されるという空前のキャンペーンとなった。

■本屋やコンビニに『鬼滅』ファンが押し寄せた

「全国のコンビニで早朝から異例の速さで新聞が売れ続けるという現象に加えて、コミックスは当然信じられないほどの売れ行きでした。『産経新聞』が“大阪市中央区の大手書店では、午前8時の開店前からスーツ姿の会社員ら数十人が列をつくっている”と報じていたり、コミックス累計1億2000万部突破の威力は伊達じゃない。書店にお客さんの行列ができるのは何年ぶりなのか、との感慨がありますね。そんな鬼滅に対しては、さすがの『るろ剣』も、ひとたまりもなかったかもしれませんね……」(前出の専門誌記者)

 同じジャンプの『鬼滅』に話題をさらわれた『剣心』。実は意外と共通点も多い。

「『るろ剣』は明治、『鬼滅』は大正で時代が違いますが、どちらも昔の日本が舞台の作品で、しかも“刀”が重要な要素になっている。主人公が穏やかな性格なのも似ている。ちなみに剣心を演じる佐藤は、“『鬼滅』を実写化するなら誰がいい?”という話題で、毎回のように名前が挙がります」(前同)

 多くのメディアのアンケートなどでは、人気キャラの1人である冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)が、佐藤がベストマッチでは、とする声が多い。切れ長の瞳と、冷静沈着でクールな姿は、ルックス的にも内面的にもハマリ役だ。

■無事に公開できて何より

「『るろ剣』の映画シリーズは、これまで作られた3作合計で、興行収入125億円を記録しています。1作で275億円を超えてなおも記録更新中の『鬼滅の刃』に比べると低く見えますが、鬼滅がすごすぎるだけで、剣心もとてつもないヒットなんですよ。今回公開される前後編の最終章も、いい数字を叩き出せると思います。幸い、無事に公開できるようですしね……」(前出の専門誌記者)

『最終章』には、今年9月8日に大麻取締法違反の容疑で逮捕された伊勢谷友介(44)が出演していたことも話題になっていた。現在裁判中で、伊勢谷被告には12月22日に判決が下る。なお、12月1日の『中日スポーツ』では、弁護士が「懲役1年、執行猶予3年になるのでは」と予想している。

「ポスターなどからは伊勢谷の姿が消えましたが、出演シーンはそのままのようです。コロナ禍で映画が延期になったり、出演者が逮捕されたり、いろいろありましたが、ようやく公開日も決まって何よりです」(前同)

左が延期発表前。更新された右のポスターからは伊勢谷の姿が消えている

 来年の話をすると鬼が笑うというが、圧倒的な『鬼滅』ブームの中、来年は佐藤の『るろうに剣心』が巻き返すかもしれない!?

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