ウソも発覚!? 渡部建“グダグダ会見”の舞台裏「フェイスシールドもポイ捨て」

Asagei Biz

渡部謝罪会見
渡部謝罪会見

「これ本当だったらちょっとイヤな感じしない?」

 渡部建の「謝罪会見」に苦言を呈したのは芸能界のご意見番・和田アキ子(70)。12月6日に放送された「アッコにおまかせ!」(TBS系)で、渡部の「虚言」ともとれるコメントに怒りをにじませる一幕があった。

 この日、番組のトップで扱ったのは、12月3日に行われた渡部の謝罪会見。会見では、CM打ち切りなどで発生した違約金について、渡部が発した「支払いは終わりました。払わせていただき、責任を持ちました」とのコメントを紹介。

 そこで和田アキ子は「これ偉いと思ったのよ。『自分がやったことですから』って、彼はね。『自分自身のことですから』って」と、会見を見ていた時、渡部の責任の取り方に感心させられたと語っていたのだが…。番組ではその後、会見に立ちあった所属事務所の関係者が「事務所が立て替えている」と説明したことを伝えた。自分で払ったとコメントした渡部と、事務所が立て替えたとする報道。両者の食い違いに和田アキ子は冒頭のように「イヤな感じ」と心境を明かしたのだった。

 他のコメンテーターが違約金について、「対企業」の話になるので、もしかしたら渡部個人が所属事務所に払い、所属事務所が企業へ支払ったという形を取った可能性について言及するも、和田アキ子は納得いかない様子。

「そういうこともちゃんと言えばいいの。(渡部のコメントが)ぜんぶ、なんか『言えません』と『本当に申し訳ない』しかないから。結果、何の謝罪だったのか、何したのか全然わからへんのよ」

 と、渡部の煮え切らないコメントに憤りを見せたのだった。さらに終盤で同じ質問を繰り返した報道陣に対しても苦言を呈して「両方アウトと思った」「すっごい不愉快になった」とダメ出ししたのだった。

 会見に出席した芸能記者が振り返る。

「事務所のスタッフは2人くらいしかいなくて、あとはイベント会社にまかせっきりだった様子。カメラマンには整理券が配られて、5人ずつ入場。床に貼られた緑のテープを目印に、間隔を空けて撮影するなど、ソーシャルディスタンスを心掛けてはいましたが、いかんせん、渡部さんの態度がハッキリしないので、後半には『この会見、ダメダメだね』などと漏らす報道陣も。会見前には全員にフェイスシールドが配布されましたが、後ろのほうでは『やってられない』とポイ捨てしていたカメラマンもいました。2時間近く、その場にいた立場から言わせてもらえば、リポーターの口調がだんだん強い口調になっていったのも理解できます」

 もちろん、答えられないことは「答えられません」と答えるしかなかっただろう。それでもハッキリと「責任を持って支払った」とした違約金問題がウソだったとしたら、芸能史に残るワースト会見として語り継がれていくかもしれない。

(金沢伝之助)

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