はじめしゃちょー、日本3位で凋落危機!?海外、マンネリ、業界激変…5つのリアル!!

日刊大衆

※画像ははじめしゃちょーのYouTube動画「また抜かれました。日本3位です。」より
※画像ははじめしゃちょーのYouTube動画「また抜かれました。日本3位です。」より

 チャンネル登録者数904万人を誇る人気YouTuberのはじめしゃちょー(27)が、12月6日『また抜かれました。日本3位です』と題した動画を投稿した。

 これは、YouTubeチャンネル『せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii』にチャンネル登録者数を抜かれ、日本のクリエイターの登録者数で3位になったことを受けて投稿されたもの。

「はじめしゃちょーは以前、“チャンネル登録者数日本一”として君臨していたのですが、8月にそれまで数字を非公開にしていた『キッズライン Kids Line』が国内初となる登録者1000万人超えを達成したことが明らかに。さらに、『せんももあいしー』が11月に、はじめしゃちょーより先に900万人の大台に乗り、現在も916万人ということで、3位になっています」(WEB編集者)

 はじめしゃちょーは3位転落に「そんな気にしてない」としながらも「普通に悔しいですね」とその胸中を語っている。

■キッズチャンネルの台頭、億超え連発の圧倒的パワー!

 ただ自身の思いを語っただけでなく、はじめしゃちょーは「キッズチャンネルの勢いが本当にすごい」とし、1位の『キッズライン』と2位の『せんももあいしー』がの共通点について「ヤバい再生回数の動画を持っている」「宇宙規模でバズったんじゃないかみたいな動画を必ず保持していて、そこかなって気がする」と抜かれた理由を分析した。

「はじめしゃちょーは、2015年7月11日に投稿した『世界最大級のグミを1人で食う!(多分)』で約1億2000万回再生という驚異的な数字を残しています。しかし、億を超えた動画はこれのみ。

『キッズライン』は2017年12月22日に公開した『アイス屋さんごっこ お買い物ごっこ お店屋さんごっこ おゆうぎ こうくんねみちゃん ice cream shop』が約5億7000万回を記録し、これを含めて1億回再生以上の動画が3本あります。

 そして『せんももあいしー』も2017年8月17日投稿の『奈良公園でシカにエサやり Deer Feeding Nara Park』が約7億6000万回なのを筆頭に、億超え動画が10本も出ています」(前出のWEB編集者)

■人気の理由は海外にあり?

『せんももあいしー』チャンネルに動画を投稿しているという「せんももあいしーチャンネルのパパ」は、約7億6000万回再生された動画について12月7日、「視聴が多い理由は、世界中のキッズが視聴してるからです」とツイッターに投稿。

 また、2019年9月24日には「キッズ系Youtubeチャンネルで登録者数や視聴数が異常に多いケースはよくありますが、これは海外からの視聴が多いためです。特にインドや東南アジアからの視聴が多いです」とツイートしている。

「『キッズライン』が国内で初めて登録者数が1000万人を超えた際にも、海外での人気が高いのではないか、とも言われていました。海外の大勢の人が注目してくれれば、視聴者の数も日本だけとは比べ物にならないほど多くなりますし、億超えの動画が複数出てきてもおかしくない。

 はじめしゃちょーが唯一1億再生以上を記録している『世界最大級のグミを1人で食う!(多分)』も、以前自身の動画で、インド、ベトナム、ブラジル、インドネシアといった世界各地で視聴回数が伸びていると明かしていましたし、億超え動画を生み出すには国外視聴者の存在が極めて重要のようです」(前出のWEB編集者)

■人気獲得からすでに5年……マンネリ!?

 はじめしゃちょーは、2012年にYouTuberとしての歩みをスタートし、2016年3月にヒカキン(31)の『HikakinTV』を抜いて、当時のチャンネル登録者数日本一に躍り出た。

 数年にわたってYouTube界のトップで活躍するはじめしゃちょーだが、勢いが衰え始めている可能性もあるという。

「はじめしゃちょーは、日本一前年の2015年にYouTubeのテレビCMに出演するなど、少なくとも5年前の時点でかなりの人気を獲得していました。また、実験やドッキリといった投稿するネタのジャンルも以前からあまり変わっていないので、注目されるようになって数年が経ち、飽き始めている人がいる可能性も否定できないでしょう」(WEBライター)

 ネット上でも「飽きられてしまったのでは?今では東海オンエアやFischer'sなどグループ系のYouTuberの方が再生回数が伸びてますからね…」との声も見られる。

「実際、YouTubeの統計情報などを扱う『ユーチュラ』で11月10日から12月8日までのチャンネル全体の再生回数の伸びを見ると、はじめしゃちょーが約5430万回で、東海オンエアが約1億5994万回、フィッシャーズも約1億3400回と、ダブルスコア以上の差をつけられています」(前同)

■芸能人YouTuberも襲来!!

 前出のWEBライターは続ける。

「また、はじめしゃちょーの人気動画を見ると、1月14日投稿の『クラス全員水着の女子だったらテストの点数は上がる?下がる?』が約1893万回再生と善戦しているものの、上位は1年以上前のコンテンツばかり。ビッグヒットの打率が落ちているのも、チャンネルの勢いの低下につながっているのかもしれません」

 大人気のグループYouTuberだけでなく、さらなる脅威も迫ってきている。

「今年は、とんねるず石橋貴明(59)、江頭2:50(55)、川口春奈(25)をはじめ大勢の芸能人YouTuberが誕生。テレビでの人気がYouTubeでは通用しない、との声も当初はありましたが、雨上がり決死隊宮迫博之(50)とオリエンタルラジオ中田敦彦(38)が、ゲストに元NEWS手越祐也(33)を迎えて配信した番組『WinWinWiiin』が前編で約360万回、後編で約260万回とヒットして、大きな注目を集めています。

 チャンネル登録者数も中田が325万人、江頭が225万人、佐藤健(31)が198万人とかなり伸びていきています。はじめしゃちょーの登録者数とはまだ差がありますが、彼らの言動は常に話題になる。専業YouTuberより注目を集めやすいでしょうから、彼らの快進撃も影響しているのかもしれませんね」(前同)

■動画を非公開にし、謝罪した出来事

 はじめしゃちょーのYouTubeでは今年、マイナスのこともあった。

 2月4日に『日本で1番ヤバい心霊スポット。慰霊の森に行きました』との動画を公開したが、これが問題になってしまったという。

「この動画を撮影したのは、1971年に岩手・雫石町で発生したANA旅客機と航空自衛隊の戦闘機の衝突事故の犠牲者を追悼する、慰霊の森(5月1日から森のしずく公園に名称が変更)だったんです。そんな場所を心霊スポットとして紹介してしまったために、“亡くなった人に失礼”といった批判がネットで相次ぎ、2月6日にはじめしゃちょーはツイッターで動画を非公開にしたとし、“不快に思われた方、申し訳ありませんでした”と謝罪しました。

 この騒動後もSNSでは、“岩手県民は 慰霊の森に対して悪さするやつは許さないよ。はじめしゃちょーの件も未だに許せないでいるしな”“はじめしゃちょーって慰霊の森で騒いで炎上したあげく動画消して、炎上が広がらないようにTwitterで形だけ謝罪した人でしょ?”との声が寄せられています。この騒動が彼のマイナスであるとことは間違いないですね」(前出のWEBライター)

■日本一奪還のカギは英語!?

 マイナス要素もある中、日本一奪還には何が必要なのか。

「はじめしゃちょーは今年も、『さんまのまんま』(フジテレビ系)に出演するなど、多くのテレビ露出をしています。こうしたYouTube外の活動は、今まで動画に馴染みのなかった層にもアピールできているのではないでしょうか。ただ、これで一気にファンが急増することは、さすがに考えづらい。

 1210万人いる『キッズライン』を超えるためには、やはり海外に向けたコンテンツの増加が近道なのかもしれません。はじめしゃちょーは、以前、イギリスに語学留学もしており、英語コンテンツなどにも十分に対応できるでしょう。

 はじめしゃちょーの直近20本の動画の平均再生回数は134万と非常に安定していますし、やはり土台はしっかりしている。英語のコンテンツを作って一気にファンが離れるとも考えづらいですし、新たな挑戦もしやすいのではないでしょうか」(前出のWEB編集者)

 やはり、日本を獲るためには海の向こうを狙う必要があるのかも。はじめしゃちょーの雄飛に期待したい。

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