佐藤健「冠、何個目?」『検索大賞』で納得の「2020年は健の年」

日刊大衆

佐藤健
佐藤健

 俳優の佐藤健(31)が、またも新たな称号を獲得した。

 12月9日、国内最大級の検索サービス『Yahoo!検索』のデータをもとに、前年と比べその年に最も検索数が急上昇した人物や作品、製品を選出し、表彰する『Yahoo!検索大賞』が発表。佐藤はその大賞と俳優部門の2冠に選ばれたのだ。

 佐藤の選考理由は、

《1月から放送されたドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で、超ドSのドクターを演じ話題沸騰。3月に開設したYouTube公式チャンネルは3日間で登録者数100万人を突破。コロナ禍でもSNSを活用して積極的にファンと交流し、大きな注目を集めました。》

 と、紹介されている。

「以前から人気を誇っていましたが、今年の『恋つづ』で大爆発。納得というほかない結果になりましたね。ちなみに、『恋つづ』では『第104回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞』と『東京ドラマアウォード2020助演男優賞』も受賞しています。コロナ禍で来年に延期されましたが、主演映画『るろうに剣心 最終章』も、今年公開されていたら確実に何らかの賞を受賞していたでしょうね」(女性誌記者)

■「その年の顔」が選ばれる

 2014年から実施されているYahoo!検索大賞だが、俳優部門と大賞が別人の年も多い。その顔ぶれはというと、

・2019:横浜流星

・2018:King&Prince中村倫也

・2017:ブルゾンちえみ高橋一生

・2016:DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ

・2015:三代目J Soul Brothers/窪田正孝

・2014:羽生結弦市川海老蔵

 と、なっている。

「当然ながら、当時の流行を思い出すラインナップです。たとえば、18年はキンプリのデビュー年で、平野紫耀(23)が『花のち晴れ』(TBS系)で大ブレイク。14年は、羽生選手がソチオリンピックでアジア男子初の金メダルを獲った年でした。今回の佐藤も『恋つづ』フィーバーで、“その年を象徴する人物”になったわけです」(前出の女性誌記者)

 ちなみに、『恋つづ』で共演した上白石萌音(22)も、今年の「女優部門賞」を受賞。アベック受賞と評する声もある。

■30歳を迎えてやってみたかったこと

 19年の3月21日に30歳となった佐藤にとって、今年は思い出深い年だっただろう。19年12月27日の『リクナビネクスト』で、

「自分から発信して何かを作っていくのもいいかなと思っています」

「何かをプロデュースするとまではいかなくても、作品づくりに企画段階から参加したり、積極的にアイデアを出すといったことをやっていく機会があれば、挑戦してみたいという気持ちはあります」

 と話していたが、その挑戦の1つが今年開設したYouTubeチャンネルだったのかもしれない。

神木隆之介(27)らの協力もあり、これまで見せる機会の少なかった、素の佐藤の魅力が世間に伝わりました。YouTubeは受賞理由のひとつになっていますよね。。たとえば、佐藤が謎解きゲーム好きであることは以前から広言していましたが、松丸亮吾(24)とYouTubeでコラボした際は“いままでやったどれよりも面白い”“(今後のYouTubeは)謎解き一本でいこうかな”と語ったり、ヒカキン(31)とコラボした際は、ネコと戯れる佐藤の姿が新鮮でしたね」(前出の女性誌記者)

■多くの姿をYouTubeで見ることができた

 11月10日には、来年度のカレンダー撮影をするメイキング映像を投稿しているが、その際の佐藤もこれまではあり得ない姿が、カメラマンを務めた神木のディレクションで実現した。

「メイドカフェで猫耳を付けて“美味しくなーれ、う~にゃんにゃ~ん!”“おいしくなーれ、萌え萌えキュン!”と戸惑いつつもコールに参加する佐藤という、従来ではまずあり得ない映像が、数分間で、消費しきれないほど数多く量産されていました(笑)。

 また、の11月3日投稿動画『東京ドラマアウォード2020/ 舞台裏で心理戦ババ抜き!』では、後輩に『恋つづ』の演技論を語っていましたね」 (専門誌記者)

 佐藤は『恋つづ』の、多くの女性をトリコにした演技について、

「結果論だなぁ。どういう動きがクセになるしぐさ何だろうとか、考えたことない」「意識してたら、やみつきになるしぐさは生まれてないんだと思うよ」「計算したらダメなんだよね」

 と語っていた。また、『東京ドラマアウォード』のインタビューでは、

「ニーズというものがあるんだろうということを頭では理解していても、ドSの何がいいのかとか、どこに胸キュンしているのかとかいう、そういった女心みたいなものはやっぱりはっきりわからなかったので、スタッフの女性の方達に、都度聞いて、これで喜ぶのかなぁという疑問を持ちながらやってました」「いまだに何が正解だったのか正直わかってないです」

 としていた。実は、これには佐藤の経歴が関係している。

■佐藤にとっても、勝負の作品だった『恋つづ』

「意外にも、佐藤は少女漫画原作の作品は13年の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で主演歴はありますが、連ドラで挑戦したのは、“医療”というジャンル込みで『恋つづ』が初めてなんです」(前出の専門誌記者)

『恋つづ』公式サイトのキャストインタビューで佐藤は、

《少女漫画原作でキュンキュンする作品は、ずっとやりたいと言っていたにもかかわらずご縁がなかったんです。そうしているうちに30歳になり、「今こそやりたい」と言っていたところに今回お話をいただけてうれしかったですね。今だからこそできることがあるだろうし、挑戦したかったので、頑張ろうと思いました》

《どの職業も演じるのは難しいのですが、その中でも(医師役は)非常に難しいです。なじみがない世界なので、医療監修の先生たちにリアルな現場の話を伺いながら演じています》

 と、話していた。佐藤は、勝負の年に未知のジャンルに挑戦し、見事に役者として大幅なステップアップに成功したことになる。

 2021年には、アクション映画『るろうに剣心』、社会派映画『護られなかった者たちへ』がそれぞれ控え、さらに勢いを増す佐藤。挑み続ける男の活躍が楽しみだ。

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