「ご冗談でしょ?」芳根京子、吉田羊も参戦『バイプレイヤーズ』に「どこが脇役?」の声殺到!

日刊大衆

※画像は『バイプレイヤーズ』公式ツイッターより
※画像は『バイプレイヤーズ』公式ツイッターより

 2017年と18年にテレビ東京で放送された異色のドラマ『バイプレイヤーズ』。その劇場版『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』の追加キャストが、12月11日に発表された。

「わき役俳優のことを、バイプレイヤーといいます。“監督の指示でわき役俳優たちがシェアハウスで3か月の同居生活を送ることになった”という設定だったシーズン1は遠藤憲一(59)、大杉漣(享年66)、田口トモロヲ(62)、寺島進(57)、松重豊(57)、光石研(59)の6人が、本人役で出演しました。今回の映画は、タイトル通り100人のバイプレーヤーが参加するんですが、下手な作品よりずっと豪華なメンツが揃っていますよ」(専門誌記者)

 今回紹介された追加キャストは、

《池谷のぶえ、宇梶剛士、岡田浩暉、小木茂光、菅田俊、高畑淳子富田望生波岡一喜西村まさ彦浜野謙太、本田博太郎、本田望結、升毅、吉田羊芳根京子、利重剛》

 の16名。NHK朝ドラ『べっぴんさん』のヒロインや『海月姫』(フジテレビ系)など主演作も多いトップ女優の芳根京子(23)や吉田羊のように、いまが旬の主役級キャストも参戦し、盛り上がりを見せている。

■すでに発表されている豪華キャストたち

 今回、寺島は不参加とされているが、11月27日の時点でレギュラーの田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一にくわえ、

阿部亮平(※SnowManの阿部とは別人)、安藤玉恵、石丸謙二郎、宇野祥平、柄本時生大倉孝二小沢仁志尾美としのり、勝村政信、加藤諒金子大地、北香那、近藤芳正、佐々木希、宍戸美和公、志田未来杉野遥亮醍醐虎汰朗高杉真宙滝藤賢一、田中要次、津田寛治寺島しのぶ長谷川京子濱田岳、林泰文、原田龍二、ふせえり、堀内敬子、観月ありさ向井理、村田雄浩、本宮泰風、森下能幸、りょう六角精児渡辺いっけい

 という41名のそうそうたるメンツが紹介されていたが、さらにブーストをかける形となった。ちなみに、41名がこれまで出演したドラマ、映画、舞台の総タイトル数は、なんと約8000本に及ぶという。

「来年1月の木村拓哉(48)主演ドラマ『教場Ⅱ』で主要キャラを演じる濱田に、向井理に観月ありさ、そして佐々木希に長谷川京子……。芳根京子のみならず、“どこがわき役なんだ!”という印象ですね(笑)。実力派のスターたちをここまでそろえるとは、テレ東も相当気合いを入れていることがうかがえますね」(前出の専門誌記者)

■チャレンジ精神が光った『共演NG』

『バイプレーヤーズ』の宣伝文句の1つとして「業界内視聴率30%」というのがあるが、誇張表現ではないだろう。池谷のぶえが「憧れの作品に呼んでいただき、嬉しいです」、波岡一喜が「念願の、待ちに待った出演」としているほか、多くのキャストが「前から出たかった」という旨のコメントをしていることからも、それは明らかだ。

「テレ東の攻める作品づくりには、業界人も注目しているのではないでしょうか。最近でも、12月7日に本編が最終回を迎えた中井貴一(59)主演のドラマ『共演NG』が、業界のタブー“共演NG”を生々しく描いたほか、ライバル企業をスポンサーで競合させるといった異例のCM戦略が話題を呼び、注目を集めることには成功しましたよね」(前出の専門誌記者)

『共演NG』のスポンサーはキリンとサントリー。本来なら競合している企業のCMが代わる代わる流れた。それだけでも前代未聞なのに、提供紹介時には「“提供”の字をボール、企業ロゴをバーにしてホッケーをする」「企業ロゴがお互いPRしようとサイズが大きくなる」という小ネタを毎回挟み、「この番組は、どうにか共演OKになったキリンとサントリーの提供でお送りしました」と締める演出が大いに評判となっていた。

■中井もテレ東の社風を絶賛

「しかも、最終回では提供の最後にグラス音が鳴って、公式ツイッターが『一番搾り(キリン)』と『ザ・プレミアム・モルツ(サントリー)』で乾杯する写真をアップするという手の込みよう。

 また、最終回と銘打っていたのに新聞に(終)のマークがなく疑問に思っていたら、最終回の翌週14日に“特別編”と題して、本編の裏側で起きていたエピソードが明らかになるという仕掛けもありました。こういう柔軟な遊び心が、テレ東がプロから評価される所以ではないでしょうか」(前出の専門誌記者)

 12月6日にテレ東は『共演NG』枠の次の作品『アノニマス』に主演する香取慎吾(43)と中井のバトンタッチ・セレモニーを行ったが、この際に中井はテレ東を、

「新しいものを作っていこうとしている感じがするので、そういう意味では、やっていてワクワクするっていうか。みんなのノリが今から30年ぐらい前のテレビ界にいる感じがするんですよね」

「(30年前のやり方なの? という声に)精神的に、という意味だからね!初心に返るというか」

 と評している。

「そうしたテレ東だからこそ、『バイプレイヤーズ』でも“どこがわき役!?”と思えるほどの超豪華キャストが集結したのでしょう。しかも、現時点でまだあと43名ものキャスト発表が控えている、残りのキャスト発表が非常に楽しみなこの状況は、まさにテレ東の狙い通りかもしれません(笑)」(前出の専門誌記者)

 とにかく評価の高いテレ東ドラマ。『バイプレーヤーズ』も映画化され、令和は、テレ東が大躍進する時代になるかもしれないーー。

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