嵐・大野智も開眼!キャンプでも…!!響・小林優介の「スマートBBQ」講座

日刊大衆

お笑いコンビ『響』小林優介
お笑いコンビ『響』小林優介

 近年、大ブームとなっているキャンプ。かつては家族や友人と大人数でやるもののイメージだったが、今はひとりで行うソロキャンプも大人気を博している。

 芸能界でも、お笑い芸人のヒロシ(48)、バイきんぐ西村瑞樹(43)などがソロキャンパーとして有名となり、今ではキャンプ関連の冠番組を持つほどだ。そして、そのブームは、国民的アイドルにまで飛び火。『』のメンバー・大野智(40)は、“師匠”ヒロシの薫陶を受け、ソロキャンプに今、ドハマリしているという。

 そんなキャンプで度々、問題になるのが“ゴミ問題”。キャンプ場でのごみの分別方法は、それぞれの場所で異なるので注意が必要で、ごみが出せない場合は、しっかりと持ち帰り、何もごみを残さないことが最低限のマナーだろう。

 そして、キャンプでも定番のBBQ。ごみに加え、想定外の“食材ロス”で困った方もいるのではないだろうか。そんな方に、“スマートBBQ”の考え方を指南してくれるのは、お笑いコンビ・響のツッコミ、小林優介(42)だ。キャラ「ミツコ」に扮したボケ担当・長友光弘の高速「どうもすいませんでした!」が有名なコンビだが、実は、日本バーベキュー協会が公認するBBQインストラクターの資格を持つ小林はこう言う。

「買い出しのときは、“これからBBQだー!”というウキウキ気分で、ついつい買いすぎてしまうということがよくりますよね。そんなときに役立つのが“スマートBBQ”なんです。それは、無駄、ロス、手間を少なくし、ごみを極力出さない、という考え方。やはり一番重要なのは買う“量”ですね」(以下、小林さん)

BBQインストラクターの資格を持つ響・小林優介さん

■食材ロスを減らすには「グラムを意識する」!

 BBQといえば“肉”だが、肉をどのくらい買えばいいかで参考になるのが、街中のステーキ店を訪れたときのことだという。

「ステーキ店では、よく食べる男性で300グラムではないでしょうか。大食いの人で450グラムとか。女性なら150グラムでも多いくらいだったりしますよね。まず、BBQでは、お菓子や軽いものをつまみながらお酒を飲む人も多い。また、肉を焼きながら、話しながらでゆっくり食事をしますよね。だから、大して食べていないのに、気がつけば“あれ、もうお腹いっぱいだな”ということがままあるんです。

 男4人で行って、“腹減ると嫌なので”と肉を2キロも買って、〆の焼きそばも買って……で結局、肉は大量に余って、焼きそばになんてたどり着かない、そういうことはよくありますよね。だから、たくさん食べる男性で肉200グラム、あんまり食べない人や女性なら100グラムとかで。“これで足りるかな……?”くらいの少なさでいいんですよね。買う“グラム数”を意識することがとても重要です」

男4人で行っても、スーパーのカゴ1つで十分!

食材ロスを出さないためにはグラム数を計算することが重要

■前日の簡単仕込みで時間的ロスカット!

 スマートBBQの“無駄を省く”という考え方は、現地での時間配分においてもそうだ。

「キャンプでもBBQでも、気合いの入った料理をしてもいいですし、しなくてもいいですし、それは本当に自由なんですが、オススメなのは事前に仕込んでくることですね。それも全然、大した手間ではないんです。

 たとえばオススメなのは、タンドリーチキン。キャンプやBBQ前日に、スーパーで普通の鶏肉を買って来て、ヨーグルト、ケチャップ、カレー粉、塩を混ぜたものに漬け込んでジップロックに入れておく。それを現地に持って来て、焼くだけです。それだけなのにすごい感動が味わえるんです。

 せっかく現地に行ったら、自然を楽しんだり、焚き火に見入ったり、仲間と行けば会話を楽しみたいですよね。ずっと料理をしていてはもったいない感じがします。もちろん、それもいいんですけどね」

 食材ロスを出さない方法のひとつに料理の“アレンジ”があるという。

「キャンプの料理でオススメのひとつがすき焼きです。鍋と肉、少しの野菜があれば、そこに市販のすき焼きのタレを入れて火にかけるだけ。超簡単です。大自然の中、肉を卵をつけて食べる旨さったらないですよ! お酒にも抜群に合います。

 そのすき焼きのアレンジが、トマトすき焼きです。余ったすき焼きに、切ったトマトとニンニク、あとオリーブオイルを追加するだけ。不思議とイタリアンな味になるんですよね」

キャンプですき焼きは超オススメ!アレンジのイタリアントマトすき焼きも旨い!

■定番のカレーが絶品朝食に!

 屋外料理の定番だが、やはりカレーもオススメだという。

「普通に作ってもカレーはもちろんおいしいですよね。でも、カレーはけっこう余りがち。翌朝、朝食としてそのまま食べてもいですが、オススメアレンジは、食パンにとろけるチーズと卵、そしてカレールーをのせて、また食パンでふたをして作るカレーホットサンドです。チーズと卵、カレーがとろけて激ウマですよ!」

残ったカレーからの…

カレーホットサンド!

■キャンプ“あるある”は……?

 最後に小林さんは、キャンプ場行ったとき“あるある”を語ってくれた。そしてこれは、スマートBBQの理念にも通ずるものだという

「人気キャンプ場の近くにある地元で有名な絶品そば屋とか郷土料理店、めちゃくちゃ混んでいて、実は味もそうでもないので行かなくていい説、ですね。

 もちろん、みなさんキャンプを楽しみに行っていますが、せっかくその地元に行ったんだからと、キャンプ前後で近くの有名店に行きがちなんです。だから、グルメサイトの点数上位の店は、ほぼ100%混んでいます。早い時間に出発したのに、“キレイな水が流れているから美味い”とかの謳い文句のそば屋で行列して、そばを食べるまでに2時間もかかった、なんてことはよくある話。

 どうしても行きたければ別ですが、時間的ロスを考えれば、無理に行かないほうがいいと思います。“味が実はそうでもない”は言いすぎかもですが(笑)、予定外で長時間待たされたら腹が立ってきてしまい、いい思い出として残りませんからね」

 スマートBBQの考え方を頭に入れて、よりキャンプ、BBQを楽しもう! 

焚き火に見入る小林さん

「嵐・大野智も開眼!キャンプでも…!!響・小林優介の「スマートBBQ」講座」のページです。デイリーニュースオンラインは、西村瑞樹ヒロシ大野智カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧