ソフトバンク王貞治会長が明かした「古巣巨人への愛憎50年」複雑胸中 (2/2ページ)

日刊大衆

“SBの王”になったとはいえ、巨人のOB会には必ず顔を出していますし、V9を達成した巨人選手としての矜持もあるでしょうし」(ベテラン記者)

■ダイエー監督就任と大きな葛藤

 そんな王には、1994年にダイエー(当時)の監督に就任する際も、大きな葛藤があったという。

「親しい人間は“ワンちゃん、福岡に行ったらダメだ。巨人を支えてくれ”と、必死で止めたそうです。ただ、王さんは、“巨人の長男はミスターで、自分は次男坊だから”と言ったそうです。実際、“長男”のミスターが終身名誉監督として巨人を継ぎ、“次男”の王さんはSBで会長になったわけですから、王さんの読みは正しかったと言えますね」(球界関係者)

 もう一つ。王氏は、ダイエーの監督を引き受けた理由を、こう語ったという。

「巨人と戦わないですむパ・リーグだから、いい。しかも、福岡は東京から遠く離れているしね」

 95年に、低迷するダイエーの監督に就任した王氏は、2005年に球団名がSBに代わっても指揮を執り続け、08年シーズンで勇退。種をまくこと14年――。

「忘れられないのが、00年の日本シリーズでしょう。長嶋茂雄監督率いる巨人との“ONシリーズ”となったこの年、王さんは2勝4敗で惜しくも日本一を逃しています。このとき、王さんは地団太を踏んで悔しがっていたといいます」(前出の球界関係者)

 時は流れ、王氏が見守るSBは、圧倒的な強さを手に入れた。“世界の王”の胸に去来するのは……。

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