１２月１３日、木村拓哉（４８）がインスタグラムを更新した。木村は、首をかしげる犬の置物の前に立った写真を投稿し、「この子達の居る場所で、今日は作業しております！！」とのコメントを付けている。

「木村が一緒に写真を撮った、犬の置物は“ニッパー”でしょう。ニッパーが亡くなった主人の声が流れる蓄音機に耳を傾ける姿を描いた絵画『Ｈｉｓ Ｍａｓｔｅｒ＇ｓ Ｖｏｉｃｅ』は世界的に有名で、企業ロゴにも使われています。日本では、一部で“ビクター犬”と呼ばれているように、日本ビクター（現・ＪＶＣケンウッド）のロゴマークとしてよく知られています」（女性誌記者）

　そして、この“ニッパー”に、木村の今後の活動のヒントがあるという。

「木村の所属レコード会社である、ビクターエンタテインメントでもニッパーのロゴが使われています。会社の象徴ですから、ニッパーの置物はスタジオなどの関連施設にもあるでしょうし、木村はそこにいた。ということは、レコーディングといった音楽関係の作業、次回作の制作を行っている可能性があるのではないでしょうか」（前同）

■ファンからはまさかの“再結成”説！

　２０２０年１月８日に初のソロアルバム『Ｇｏ ｗｉｔｈ ｔｈｅ Ｆｌｏｗ』をリリースし、同月１４日発表の『オリコン週間アルバムランキング』で１位を獲得した木村。今回の投稿にファンからも「アルバム期待しちゃって良いのかしら!?」「ビクターさんにいるの!?　レコーディング!?　嬉しいお知らせ待ってるね」と、次回作への期待を寄せる声も出ている。

「今回の木村の投稿には、“とんでもない方達との時間になっております”との気になる一文も含まれています。ただレコーディングをしているだけでなく、何か世間をあっと驚かせるようなコラボ、共演があるのかもしれませんよね」（前出の女性誌記者）

　この一文にＳＮＳでは「とんでもない方達ってやけに匂わすよな。もしかしてＳＭＡＰメンバーですか？」「ビクターでとんでもない方達と作業だって？　とんでもない方達＝ＳＭＡＰさん」という過敏な反応も寄せられている。

「もし、ＳＭＡＰとしてのレコーディングだったら、それこそ“とんでもない”ですね。ただ、現実的に考えて、木村は中居正広（４８）や新しい地図の香取慎吾（４３）との不仲の話もあるし、新しい地図はワーナー・ミュージックと契約しています。いきなり元メンバーとアルバムで共演する、というのはさすがにないでしょうね」（前同）

■レコード会社が同じ国民的バンドとのコラボ？

　ＳＭＡＰではないとすると。誰との共演がありえるのか。

「前作の『Ｇｏ ｗｉｔｈ ｔｈｅ Ｆｌｏｗ』ではＢ'ｚの稲葉浩志（５６）、Ｃｏｒｎｅｌｉｕｓの小山田圭吾（５１）、ＬＯＶＥ ＰＳＹＣＨＥＤＥＬＩＣＯといった多くの人気ミュージシャンたちが参加しています。すでに豪華メンバーとの共演を経験している木村がとんでもないという人たちですから、相当な大物。となると、同じビクターに所属するレコード会社の大先輩で、国民的バンドとして音楽シーンに君臨する５人組、サザンオールスターズという可能性もあるのではないでしょうか。

　ボーカルの桑田佳祐（６４）は、演歌歌手の坂本冬美（５３）に２３年ぶりに楽曲提供したばかり。また、１９９７年に原由子（６４）と香取が、桑田が作詞と作曲、編曲を手掛けた『みんないい子』をリリースしていて、ＳＭＡＰメンバーとのコラボ経験もあります。表立った交流はないにしても、坂本への曲提供で勢いにのった桑田が木村のために曲を作り、演奏もサザンがするコラボ、という話が実現する可能性もゼロではないかもしれませんよね」（音楽誌ライター）

　キムタク×サザンのコラボ、もし実現したら日本中がひっくり返ること間違いなし。“とんでもない方達”の正体が明かされる日が楽しみだ。