水谷豊、『相棒』視聴率下落にムカッ!帝王陥落危機で反町隆史の首筋ヒヤッ!!

「今シーズンの『相棒』(テレビ朝日系)の視聴率に水谷豊さん(68)が相当ピリピリしているようなんです」(ドラマ制作会社関係者)
10月14日から放送が始まった人気ドラマシリーズ『相棒 season19』。
ドラマは2000年6月に第1シーズンがスタートし、今年で20周年を迎える。主演の水谷としても、今シーズンはいつにも増して気合いが入っていたと思われる。
「初回の世帯視聴率は17.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切ったのですが、12月9日の最新話の視聴率は13.9%、その前週が12.7%だったんです。通常のドラマであればかなりの好成績ですが、初回と比べると5%以上の急落はあまりにも激しく、また『相棒』で12%台だと、そこまで喜べる数字ではありませんね……」(前同)
■水谷の“絶対的権力者”の地位もピンチ
これまで『相棒』の視聴率は18%や19%台は当たり前。20%の大台を超えることも少なくなかった。
「ところが、ここ数年は13~16%前後を推移していて視聴率は右肩下がり。ただ、12~13%台となると、内藤剛志さん(65)主演の『警視庁・捜査一課長』やV6の井ノ原快彦さん(44)主演の『特捜9』など、他のテレ朝の刑事ドラマと変わらない数字なんです。
水谷さんは『相棒』の高視聴率があったからこそ“絶対的権力者”として君臨できていました。テレビ朝日の早河洋会長(76)も、“水谷さんには80歳まで『相棒』を続けてもらいたい”と期待を寄せていますからね。ただそれも、数字あってのことだというのは水谷さん本人もよく理解しているはずです」(前出のドラマ制作会社関係者)
これまでの圧倒的な『相棒』の数字を背景に、ドラマのキャスティングなどにも、水谷の意見が大きく反映されてきたといわれている。
「ただ、今シーズンの数字は水谷さんもそんなに大きな顔をすることができないような成績ですよね。毎週の視聴率をスポーツ紙各紙が報じることもあり、それに水谷さんがカリカリしているといいます」(前同)
■“ポスト相棒”計画は東出昌大のせいで頓挫?
テレビ朝日関係者は話す。
「『相棒』はシリーズスタートから20年。水谷さんも今年68歳を迎えました。いつまでも続けられないのは当然で、そのため、テレビ朝日ドラマ班では若年層の個人視聴率を望めるような“新たな『相棒』”の制作が急務とされてきました。その候補の1つが『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』だったんです」
今年1月16日から3月12日まで放送されたドラマ『ケイジとケンジ』。
桐谷健太(40)と東出昌大(32)がW主演を務め、ストーリーは月9ドラマ『HERO』(フジテレビ系)やNHK大河ドラマ『龍馬伝』を手がけた福田靖氏のオリジナル脚本ということで、テレビ朝日サイドの力の入れようがうかがえる。
「ところが、初回放送直後に東出と唐田えりか(23)の不倫関係が報じられ、ドラマは別の意味で注目を集めてしまった。『ケイジとケンジ』はテレビ朝日としては“『相棒』の次を担う作品にしていこう”と考えていたドラマでした。
しかし東出のスキャンダルで続編を作ることが不可能になり、あらためて新たなシリーズを制作しないといけなくなってしまった。加えて、今シーズンの『相棒』の視聴率低迷ですから、テレビ朝日は厳しい状況に直面していると言えるんです」(前出のテレビ朝日関係者)
■『相棒』は逆境に打ち勝ってきたドラマ
『相棒』については、出演者の不祥事やトラブルがこれまでたびたび報じられてきた。
水谷演じる杉下右京の行きつけの小料理屋「花の里」の初代女将・高樹沙耶(57)は番組降板後の2016年に大麻所持で逮捕されている。また、二代目女将の鈴木杏樹(51)には不倫が報じられ、三代目相棒の成宮寛貴(38)は薬物疑惑が報じられ、芸能界を引退。
そして、週刊誌記者の風間楓子役で存在感を示していた芦名星さんは今年9月、36歳の若さでこの世を去っている。
「ただ、逆に言うと『相棒』はそういった逆境を乗り越えてきたドラマだとも言えるんです。ネガティブな報道もありましたが、ある意味、それは話題性でもある。
一連の報道でドラマが注目を集め、実際にドラマを見てみると“やっぱりおもしろいじゃん”となって、人気を維持することができたという面もあるでしょう。ただ、現在は大きな変化や話題もなく“無風状態”にあるとも言えるかもしれません」(前出のドラマ制作会社関係者)
■「あと2年はソリとやる」と話した水谷だが……
『相棒』は今年で放送開始から20年。マンネリ化はどうしても避けられない。
それでも、これまで視聴率が堅調だったのは、寺脇康文(58)、及川光博(51)、成宮寛貴、そして現在の反町隆史(46)と、コンビを組む“相棒”が次々に変わってきたことも大きいだろう。
「初代相棒の寺脇さんを超え、2015年から出演している4代目の反町さんが歴代最長の相棒になりました。水谷さんと反町さんは家族ぐるみのつき合いをしていて、反町さんは水谷さん邸で行われるホームパーティにも顔を出し、伊藤蘭さん(65)の手料理に舌鼓を打ったり、家族旅行にも一緒に行くといいます。
反町さんは水谷さんに従順で、打ち上げに行った際には水谷さんに肉を取り分けたり、地方ロケのホテルでは、共演者の愚痴や悩みを水谷さんの指令で反町さんが聞きに行ったり、部屋飲みしたりもしているようです」(前出のドラマ制作会社関係者)
7月14日発売の『女性自身』(光文社)では、水谷はそういった体育会気質の反町をいたく気に入り、反町のことを“ソリ”と呼び、「あと2年はソリとやる」と周囲に話していると報じている。
「ただ、このまま2年も続くとなると、視聴率のさらなる低下は避けられません。ドラマの人事権を持っている水谷さんも、座長として『相棒』のマンネリ化、無風状態は避けたいはず。
家族ぐるみのつき合いをしていて、水谷さんも反町さんを可愛がっているとは言え、どちらが大切かと言えば『相棒』の価値を維持し続けていくことでしょう。そう考えると、2年を待たずして非情の“ソリ切り”が行われる可能性もゼロではないでしょうね……」(前同)
『相棒』の「相棒切り替え」は、まさに国民的な関心事となる。4代目から5代目相棒に代替わりする日は遠くない!?