アルゼンチンの夜を激しく照らす謎の発光物体が目撃される。その正体は? (3/4ページ)
そこで近年、海外の天文愛好家や専門家の間で、50年以上も前に月に向かって消えたブースターが一時的に地球の重力に引かれて現れるという期待が高まり、今年9月にある天文学者がブースターとおぼしき軌道を描く物体を地球近傍小惑星2020 SOと命名、その正体に注目が集まった。

この小惑星は以前「ミニムーン(小惑星)」としてカラパイアでも取り上げていたが、今年12月2日、同じくかねてより分析にあたっていたNASAのジェット推進研究所が「2020 SOはセントール号のブースター」というアリゾナ大学の惑星科学者の結論を正式に発表。謎の小惑星が人工物体であることがついに判明したのだ。
NASAのジェット推進研究所による2020 SOの予測軌道
The Looping Orbits of 2020 SO
ちなみに地球周回軌道に入った2020 SO(ブースター)は今年12月1日の時点ですでに地球から約5万kmまで最接近したとみられ、今後は2021年2月に約22万kmまで接近したのち、同年3月には再び地球を離れると予測されている。