家族に会うため川を渡って入国を試みた男が逮捕 コロナ禍で国境が封鎖中、地元民の通報で発覚 (1/3ページ)
コロナ禍で世界的に国境が封鎖されるなどし、他国への入国に制限がかけられているが、海外には国境が封鎖されているにもかかわらず他国に入国しようと、川を渡った人がいる。
53歳のマレーシア人の男が、タイに住む2番目の妻と3人の子どもたちに会おうと、国境が封鎖されているにもかかわらずマレーシアから川を渡り、国境を越えようとしたと海外ニュースサイト『Malay Mail』と『New Straits Times』が12月14日までに報じた。
報道によると、男にはマレーシアに住む本妻のほかに、タイに2番目の妻がいたという。男の宗教は明かされていないが、イスラム教は一夫多妻制を認めており、マレーシアにはイスラム教で複数の妻を持つ男性が多くいるという。男は国境が封鎖される以前は月に2、3回タイを訪れ2番目の妻や子どもたちに会っていた。しかし国境封鎖でタイを訪れることはできなくなった。
どれほどの期間、男がタイから離れていたのかは明かされていないが『New Straits Times』によると男は、2番目の妻と子どもたちに会うためにマレーシアとタイの国境に流れる川を渡り、タイに入国しようとしたそうだ。タイに到着するまでの川の距離は不明である。
男は船頭を300バーツ(約1000円)で雇い、ボートで川を渡ったが、目撃した地元民が警察に通報。警察が駆けつけ、男は逮捕された。通常であれば入国を許可する書類を携帯し、入国ゲートで提示する必要があるが、男は携帯しておらず、さらに入国ゲートを通らなかったことから逮捕に至った。船頭は罪に問われていない。男は警察の調べに対し「2番目の妻と子どもたちと離れて暮らすことは耐え難かった。妻と子どもたちが恋しかった」と話しているという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「コロナ禍でみんな我慢しているのに男の行動は勝手すぎる」「家族に会えないのはつらい。コロナの収束時期も不明だし、川を渡ってでも家族に会いたい気持ちは分かる」「川を渡ろうとした気持ちがすごい。危険も伴う」「タイに2番目の妻がいるということに驚いた。男と同じような立場の人もいるかも。コロナ禍での一夫多妻は大変そう」などの声が挙がっていた。